平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い952 14億人

2017-10-30 10:35:00 | 日記
   平和への希い952 戦後73年  
   14億人  2017.10.30.
30日、日経新聞の「習近平の支配、大いなる賭け㊦」を読み、1党独裁が14億人を束ねている不思議と
言うか、14億人もの人が1党独裁に束ねられていると言うことが不思議に思えてならない。
「十人十色」なんて言葉は、中国では死語なのでしょうか?権力で封じ込められているのでしょうか?

太平洋戦争に突入する前の、日本帝国軍部独裁政権の「1億火の玉」とか、終戦直前には「1億玉砕」が
思い出され、背筋が寒くなります。

自由、民主、人権を標榜する民主主義は、「十人十色」をまとめて行くことに苦労していることも事実。
チャーチルは、
民主主義は最悪の政治と言える。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」
と言って、逆説的に「民主主義は最良の制度である」と言っているのです。

民主主義の実際の制度としては、多数決が基本となっています。
欧米や日本など、世界の多くの国々が民主主義による政治体制なのですが、アメリカ大統領選、英国EU離脱
国民投票、スペインのカタルーニャの独立騒動、欧米の選挙結果による連立政権、最近の日本総選挙では、
安倍政権支持が50%なのに、政権与党の自民党が圧勝、など民主主義はもがいています。
民主主義が最良の制度となるには、国民世論の多数派が健全な判断を下せることが前提なのです。
多数決で決せられるのが民主主義とは言え、私達国民は「多数派の暴走を許してはいけないと言う良識」を
持ち合わせていないと、とんでもない方向に引きずり込まれて行ってしまうのです。

14億人の皆さんが、日本が太平洋戦争に突き進んだ二の舞だけはしないように祈っています。
ウォーキング中に出会った花々です。

10月30日、「今日は何の日カレンダー」より
みその日(毎月)
▲ロンドン島で火災(1841)▲教育勅語発布(1890)▲尾崎紅葉、没。36歳(1903)▲歌舞伎座焼失。再建工事落成は
1924年(1921)▲GATT(関税・貿易に関する一般協定)調印(1947)▲シュバイツァーにノーベル平和賞(1952)
▲写真週刊誌の元祖「FOCUS」が創刊。同スタイルの週刊誌が創刊ラッシュ(1981)▲インディラ・ガンジー
首相暗殺(1984)