平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い1318 困るガソリン代

2018-11-05 10:22:36 | 日記
    平和への希い1318 戦後74年  
  困るガソリン代  2018.11.5.

米トランプ大統領が、「イラン核合意」から離脱を宣言したのは、5月。
オバマ時代の2015年7月に、米英仏ロ中独とイランで合意、経済制裁を解除した。
対イスラエルで、強行姿勢のイランが、イスラエル核保有に対抗して、核開発しているという疑惑が生じ、
核拡散を防ぎたい、中東での核開発競争を止めさせたい核保有国米英仏ロ中が、イランに核爆弾に結び付く
施設等の査察を受け入れさせたのが、「イラン核合意」。

独が参加しているのは、独の会社が「イランの核開発(あくまでも民生用?)」に協力していたから。
トランプ大統領は、
「イランの核計画を期限付きでしか制限していないこと」
「弾道ミサイル開発を制限していないこと」
のに、経済制裁を解除し、イランに経済的メリットを与え、「抑止力」のために核や弾道ミサイル開発を
助長している、さらにはテロ集団を支援する財源になっている、という思いがあると同時に、トランプ氏が
親しくしているイスラエル・サウジアラビアに「ソンタク」しているという側面もあるらしい。

(サウジ=スン二派とイラン=シーア派は、イスラム教の宗派で対立)
そして、米国は、世界各国に「イランに経済制裁を再開するから、制裁に同調せよ」と、恫喝。
同調しなければ、米国での事業やドル建て取引を停止する、と脅かしているのです。

イラン産業への制裁に加え、原油輸出で回っているイランの経済に打撃を与えることが、狙いの経済制裁。
イランからの原油輸入が出来なくなる日本。
記者の殺害事件で、米・サウジ間関係が微妙になり、米がサウジに「イラン分の増産依頼」が不透明、原油
高騰を避けるために、当面、日本は、イランから輸入できる「お許し」出たが、先行きは解らない。
困るのは、ボランティアや買い物に使う「車」のガソリン代が高くなったこと。
複雑な背景は、そのまま、世界平和を揺るがす「火薬庫」と知り、背筋が寒い。
ウォーキングちゅうに出会った花。

11月5日、「今日は何の日カレンダー」より
電報の日、雑誌広告の日(日本雑誌広告協会,1970)
▲坂上田村麻呂、征夷大将軍に(797)▲岩倉具視全権大使、英国女王に謁見(1872)▲島村抱月没47歳(1918)
▲虫歯デー初実施(1920)▲英考古学者、ツタンカーメンの墓発見(1922)▲NHK初めて全国中継放送(1928)
▲東京科学博物館開館(1931)▲山梨県の大菩薩峠で武闘訓練中の赤軍派を警視庁が逮捕(1969)
▲パンダのランラン、カンカン初公開(1972)