平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2330 温暖化を甘く見るな  

2021-09-07 08:37:36 | 日記
1昨日の日曜版日経の「サイエンス」で知った、人類への警鐘。
人間が起こしている地球温暖化で、人間を除く生物が、環境変化に対応できるように、進化し始めている、
特に病原体の進化は人類滅亡につながるだけに、深刻な問題だ、というのである。
地球温暖化は、気候変動で台風やハリケーンなど風雨被害、洪水・山火事被害など、直接、日常生活が破壊
されることも大問題ですが、温暖化が生態系の均衡を破り、病原菌など、気温の上昇で、今まで、問題にされ
なかったことが、人類を襲う可能性がある、というのだ。
ヒトの体温は、皮膚や免疫反応とともに、病原菌から守る「防御のタテ(盾)」となって、ヒトの体温では
生きられない病原菌が、温暖化で、進化し、ヒトの体温でも生きられるようになり、人類の脅威になる。
例えば、100万種以上ある「真菌」の殆どは、ヒトの体温以下で生存している。ところが、温暖化で、ヒトの
体温以上でも生存できるように進化、アフリカや南米、日本で、進化した「真菌」が見つかった。
この真菌に感染し、重症化すると、敗血症などで死に至る、らしい。
人体は、体温だけで、防御している訳ではないから、すぐに感染し、重症化する訳ではないけれど。
今は、ヒトの体温よりも低い爬虫類や昆虫などに住んでいる病原菌も、温暖化のなかで進化して、ヒトに移り
易くなる。新たな脅威の元になる。
人間も、生物、温暖化に対応出来るように、進化した病原菌に耐えられるように、体温を上げ、進化すれば
良いのだが、急には無理のようだ。
病原菌は、世代交代が早く、温暖化と共に、高温に合うよう進化しやすいのだ。
新型コロナに、次々と「変異株」が出て来るのは、世代交代が早く、「より生き延びるためには」と進化して
いる証拠。
「温暖化を甘く見てはいけない」と言う、人類に対する警鐘のように思う。
人間同志が殺し合う戦争のために、軍拡競争をしている場合ではない。
ウォーキング中に出会った花と雲。

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