平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い2332 民主主義の伝道者

2021-09-09 11:36:41 | 日記
米・バイデン大統領は、米軍撤退する理由として、7月8日、次のように表明した。
「我々は、アフガンに、国家建設に行ったのではない。自分たちの将来や国の在り方を決めるのは、
ひとえに、アフガン国民の責任である」
では、アフガンに米軍を派遣、駐留し、20年間「イスラム原理主義のタリバンとの戦争」を始めた、当時
のブッシュ(息子)元大統領は、2001年9月11日の、米国内で起きた同時テロ直後、
「テロの首謀者と加担者を絶対許さない」と、
テロ首謀者の国際テロ組織「アルカイダ」を率いる、ウサマ・ビン・ラディンに対する怒りが、首謀者
ビン・ラディンを匿い引き渡さなかったアフガンの「タリバン政権」、アルカイダを支援していると見て、
「イラク・フセイン政権」を、世界最強の米軍で、ねじ伏せようとした
そして、圧倒的な軍事力を背景に、政治や社会を変えて「テロ」の元を断ち切ることを狙って、「民主主義
国家」にしてしまおうと、傀儡政権をつくった。
「民主主義の伝道者」のツモリだったのでしょう。
ところが、傀儡政権、膨大な支援資金が、私腹を肥やす政治家の汚職の元になるなど、国民の支持は得ら
れず、反政府運動がひどくなるばかり。
傀儡政権を、何が何でも助けて、「民主主義政権国家を創らねば」と、武力にもの言わせ、反政府運動の
拠点を空爆などで攻撃、その空爆が、一般市民を巻き込む。命と日常生活を奪われた、生き残った市民も
「憎いアメリカ」に対する怒りが、テロリスト集団に取り込まれ、ドロ沼に。イラクもアフガンも
米中の覇権争いも、米欧が「民主主義の伝道者」のような顔をして、自分たちの価値観を押し付けるようで
あれば、亀裂は深まるばかり
アメリカは、モンロー主義の国。もともと、他国へは不干渉だった。 
バイデン大統領は、「民主主義の伝道者」を止め、いろいろな価値観に基く「国家」を認め、国連の創立
趣旨に従った、リーダーシップを発揮して欲しい。お願いします
寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互に平和に生活し、 国際の平和及び安全を維持するために
われらの力を合わせ、共同の利益の場合を除く外は武力を用いないことを原則の受諾と方法の設定に
よって確保し、すべての人民の経済的及び社会的発達を促進するために国際機構を用いることを決意
して、 これらの目的を達成するために、われらの努力を結集することに決定した。
ウォーキング中に出会った雲、花。

9月9日「今日は何の日カレンダー」より 重陽の節句、救急の日、チョロQの日、福祉デー
 ▲ベートーベン、生涯最後の公演(1825)▲江戸城旧日本丸で、この日初めて昼12時に大砲を一発。世間では
ドンと呼ばれ、これが正午の合図で普及。正確な時刻に縁のなかった庶民の、時刻の象徴的存在に(1871)
 ▲日本最初の女性ゴルフ競技会。しかし出場者はすべて外国人(1905)▲ファクシミリ事始め。毎日新聞が
フランスのペラン式の電送を実用化(1928)▲生活保護法公布(1936)▲朝鮮民主主義人民共和国が成立(1948
 ▲チェコスロバキアのマルティナ・ナブラチロワ、アメリカに亡命(1975)▲毛沢東没(1976) ▲ピカソのゲル
ニカスペインに帰る(1981)▲東北自動車道、首都高速に乗り入れ(1987) ▲タジキスタンがソ連から独立
(1991)▲北朝鮮が核実験を強行(2016) ▲桐生選手100mで9.98秒、日本人初の9秒台(2017)
▲大阪なおみ、全米オープンテニス優勝。4大大会優勝は日本人初(2018)