平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2334 テロ集団が増えてしまった   

2021-09-11 10:44:16 | 日記
20年前の今日、9月11日(2001)は、アメリカで、同時多発テロが起きた日。
この時大統領だった、ブッシュ(息子)元大統領は、怒りを爆発、米国世論も、ブッシュ大統領の、
「テロの首謀者と加担者を絶対許さない」と、言う「武力報復」を支持したのだ。
1つ、テロ首謀者の国際テロ組織「アルカイダ」を率いる、ウサマ・ビン・ラディン、
2つ、首謀者ビン・ラディンを匿い、引き渡さなかったアフガンの「タリバン政権」、
3つ、アルカイダを、カネや武器などで支援していると見ていた、「イラク・フセイン政権」
に対して、アメリカ中心の国連軍を組織、徹底した、壊滅作戦を展開。フセイン政権を打倒出来た。
首謀者ビン・ラディンは、米軍の作戦で、2011年殺害出来たが、アルカイダも、タリバンも、イラク
の「イスラム国」も、一層、反欧米の武力抵抗を強めた。
2001年当時より、テロ組織が2.5倍増え、72集団となっていると、昨夜のTⅤニュースで知った
最強の軍事力を持つアメリカ中心で展開された、空爆・ミサイルなどテロ壊滅戦は、一般市民の犠牲も
多く出て、生活を破壊された一般市民は行き場を失い、テロ集団となって、ドロ沼戦が拡大。
「ウラミを力でねじ伏せ、ウラミを晴らす」と、また、新しい「ウラミ」を産み、ウラミの連鎖になる。
ブッシュ大統領が、同時多発テロの報復として、20年前に、起こしたイラク戦争、アフガン戦争以降
ヨーロッパなど、アメリカを除く、世界各地で自爆テロ中心に、テロによる惨禍がひどくなった
現在、テロの恐怖は、20年前より、テロ組織が2.5倍増えた分、膨らんでしまった。
力で、テロを抑えようとしても、絶対テロは無くならない。
どんなに野蛮で恐ろしいテロ集団でも、話し合いで、納得ずくでの停戦合意に持って行かないと、テロは
無くならない。この、20年間の教訓を、何とか生かさなければ、人々はテロの恐怖から逃れられない
日本政府や、欧米各国政府の、「世界の国々と、一致団結してテロに立ち向かう」、という、威勢が良い
発言をしても、何の役にも立たないばかりではなく、テロ集団の反撃を強くするだけ。
テロ集団に影響力がある、宗教指導者などの力を借りて、国連の「話し合いの土俵」に上がるように、
世界の政治家は、誠心誠意、知恵を絞り、努力を積み重ね、話し合いで解決を目指すしかない
ウォーキング中に出会った花と雲。

9月11日「今日は何の日カレンダー」より 公衆電話初設置の日
 ▲小野妹子、留学生・留学僧と再び隋へ。唐に改まってからの文化を輸入し、後の大化改新の原動力に
(608)▲幕府派遣の留学生、榎本武楊、西周、津田真道らオランダに向け出航 (1862)▲公衆電話初設置
(1900)▲大阪市立美術館開館(1936)▲後楽園球場開場(1937)▲ロス疑惑の三浦和義逮捕(1985)
 ▲9.11.米国同時多発テロ事件(2001) ▲総選挙で郵政民営化を訴えて自民党が記録的な大勝(2005)
▲尖閣諸島を国が地権者から20億5千万円で購入、国有化(2012)▲朝日新聞社長が(吉田調書スク
ープ)、慰安婦「強硬連行」報道を取り消す記者会見(2014)▲平成27年9月関東・東北豪雨8人
死亡(2015)▲第4次安倍内閣2回目の改造内閣発足(2019)