平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2724 デモはハエ? 

2022-10-12 11:24:22 | 日記

イランは、スカーフ(ヒジャブ)で、大混乱している。

イランの首都、テヘランで、9月中旬、髪を覆うスカーフ(ヒジャブ)を、「不適切に着用した」と、

22歳のクルド人女性「アミニさん」が、警察に拘束され、死亡した。

警察は、16日、「心臓に問題があった」ための死亡と発表したが、家族は、警察で暴力を受けて死亡

した可能性を指摘しており、イラン各地で抗議デモが激しくなっているようです。

16日以降、テヘランなどで抗議デモが始まり、市民らが亡くなった「アミニさん」の写真を掲げ、

政府を批判し、ヒジャブを燃やす女性や、一部のデモ参加者は、警察車両やバイクに放火するなど、

過激になっていて、治安当局との衝突も厳しくなっているようです。

10月8日、イラン・ライシ大統領は、テヘランの大学で、デモの参加者を「ハエ」に見立てた詩を

朗読した、ことで抗議デモに、「火に油を注いだ」ようです。

SNSの動画で、女性の学生らが集まり、「ライシは失せろ」「聖職者は失せろ」と叫び、デモは

益々拡散、過激になり、デモ参加者と治安部隊の衝突で、死傷者が増えているようです

世界各地で、抗議デモが繰り広げられ、東京でも、「女性、命、自由!」「女性、命、自由!」と

訴える、抗議デモが行われた。

 

ヒジャブは、アラビア語で、「髪を覆うもの」で、イスラム教国では、着用を義務付けられている国

も多いようで、未着用や髪だし度合いへの罰則規定は、政権によって、ゆるくなったり、厳しくなったり

するようです。

厳しい政権では、前髪を出していたため、逮捕、暴行死事件が起きていることも、あるようです。

 

反社会的な「旧統一教会」で、揉めている日本、スカーフで揉めているイラン、人工中絶で揉めている

アメリカなど、宗教のために、人権が揺れ動いていますが、宗教は、「人間を守る」ことが基本ではない

のか、と、思っていただけに、「カネのため、宗義のためなどで、人を殺す」、やりきれない思いです。

ウォーキング中に出会った花と雲。

10月12日、「今日は何の日カレンダー」より コロンブス・デー、豆乳の日、育児の日、パンの日
▲コロンブス新大陸発見。サン・サルバドル島と命名(1492)▲松竹歌劇団設立(1928)▲松尾芭蕉没50歳

(1694)▲大政翼賛会、発足(1940)▲金田正一投手が1シーズン340奪三振の新記録達成(1955)▲浅沼稲次郎

社会党委員長、刺殺される(1960)▲サントリーホール開場(1986)▲マサチューセッツ工科大学の利根川進教授、

ノーベル賞を受賞(1987)▲世界の人口が60億人に(1999)▲ノーベル平和賞、国際非政府組織(NGО)の

核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)に(2017)▲富山県で新種のクリオネ(2017)▲令和元年東日本台風

(台風19号)豪雨で12都道府県に大雨特別警報を発令(2019)