中国・習近平総書記(国家主席)は、党規約で決められていた68歳定年制を、破り、長期政権体制
を目指している。
建国後、毛沢東は、82歳で亡くなるまで、トップの座を明け渡さず、終身独裁型政治を続けた。
国全体が混乱した「文化大革命」は、毛沢東が死亡するまで、続き、独裁型政治の弊害だったと、反省、
毛沢東以降の政権は、68歳定年制を取り入れるなど、世代交代の仕組みを作った。
習側近は、「心から敬愛する人民の領袖だ」などと、毛沢東を讃える時に使われた「人民の領袖」との
称号を使い、習総書記は、毛沢東を超える「領袖=集団のかしら」と、持ち上げているのです。
鄧小平の改革開放政策が功を奏し、中国は、GNPで、アメリカに次ぐ第2位の国になった。
改革開放政策を、発展させたのは、習総書記の「お手柄」だと、14億人を束ねる、「おかしら」として
毛沢東を超えている、というのでしょう。
台湾問題では、毛沢東が出来なかった、蒋介石国民党が逃げこんだ台湾併合を、必要なら武力を使って
でも「やり抜く」と、言って、コロナでの失政「ゼロコロナ」で不満くすぶる国民の気持ちを、逸らす
ツモリのようです。
ロシア・プーチン、北朝鮮・金など独裁型政権と同じ、反対する、人達を徹底的に排除して成り立って
いるだけに、失政など、ほころびが出ると、政権維持がむずかしくなる。
だから、失政であっても、絶対失政と認めさせない、武力を背景に、国民に有無を言わせない、絶対
独裁を続けるのです。
ロックダウンで、コロナゼロ政策にこだわる、習政権、いつまで、持つのだろうか。
この不安感、そのまま、世界平和が不安定に繋がるだけに、気が気ではない。
どんなに、時間が掛っても、高い壁があっても、国連中心に、独裁型政権を話し合いの土俵に乗せて、
話し合いで紛争解決を目指す、以外、人類の生き残りはないのです。
それが政治家の仕事です。
10月19日「今日は何の日カレンダー」より トークの日(毎月)
▲アメリカ独立戦争終結(1781)▲ナポレオンの仏軍、モスクワを撤退(1812)▲早稲田大学開校(1902)
▲魯迅、没。55歳(1936)▲海軍が神風特攻隊を編成(1944)▲日本共産党が合法化される(1945)
▲駅名表示が左書きに統一(1945)▲土井晩翠、没。81歳(1952)▲日旧ソ連国交回復に関する共同宣言(1956)
▲福井謙一、ノーベル化学賞受賞(1981) ▲ニューヨーク株式大暴落(ブラックマンディ)(1987)
▲オリックスが阪急ブレーブスを買収することを発表(1988)▲しながわ水族館開館(1991)▲スティルイン
ラブが秋華賞を勝ち史上2頭目の牝馬3冠達成(2003)▲米・ハリケーン史上最低気圧882hpa記録(2005)
▲ホンダ・スーパーカブ累計売上1億台突破、世界初(2017)▲太陽系外からの飛来物を初めて観測(2017)