いじめ発生件数ゼロ!これがウソであるということはみんな知っている。
しかし、ゼロと報告するのだ。なぜか?
福岡だけの問題ではない。
以下は法政大学教授尾木直樹氏の意見。
【 いじめは「いじめてはいけない」と教えたからと言ってなくなるものではありません。子どもの参加を大切にしながら、いじめを解決する過程こそ大事にすべきです。その過程で人間の尊厳や,人権を尊重する大切さを子どもは学び、いじめをしなくなるのです。
今回の事件は、文部科学省を先頭に、「いじめ半減」とか「いじめゼロ」という数値目標を掲げ、実績を競うーーそうした成果主義を教育に持ち込むと、どうなるかをはしなくも示したと思います。
競争と統制を強める教育基本法「改正」案はその害悪をいっそうひどくします。
成果主義と一体で、校長や教師を上から「評価」する上意下達の構造を変えることが急務だと思います。】
何でも成果主義、ウソの目標を立て、ウソの報告をする。目標を立てろ、成果は上がったか、というようなものか。教育という仕事は。
先日から報道されている高校履修不足の問題も大学入試に不要のものは履修させない、とにかく入試の成績、成果をあげたいという追いつめられた学校の苦肉の策である。それを厭わないような学校運営をする校長がいる。黙認する教育長がいる。現場の教師は悩んでいる。
いじめなどなかったことにする。見て見ぬふりをする。ということを現場に押しつけているの誰か。
しかし、ゼロと報告するのだ。なぜか?
福岡だけの問題ではない。
以下は法政大学教授尾木直樹氏の意見。
【 いじめは「いじめてはいけない」と教えたからと言ってなくなるものではありません。子どもの参加を大切にしながら、いじめを解決する過程こそ大事にすべきです。その過程で人間の尊厳や,人権を尊重する大切さを子どもは学び、いじめをしなくなるのです。
今回の事件は、文部科学省を先頭に、「いじめ半減」とか「いじめゼロ」という数値目標を掲げ、実績を競うーーそうした成果主義を教育に持ち込むと、どうなるかをはしなくも示したと思います。
競争と統制を強める教育基本法「改正」案はその害悪をいっそうひどくします。
成果主義と一体で、校長や教師を上から「評価」する上意下達の構造を変えることが急務だと思います。】
何でも成果主義、ウソの目標を立て、ウソの報告をする。目標を立てろ、成果は上がったか、というようなものか。教育という仕事は。
先日から報道されている高校履修不足の問題も大学入試に不要のものは履修させない、とにかく入試の成績、成果をあげたいという追いつめられた学校の苦肉の策である。それを厭わないような学校運営をする校長がいる。黙認する教育長がいる。現場の教師は悩んでいる。
いじめなどなかったことにする。見て見ぬふりをする。ということを現場に押しつけているの誰か。