伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

街頭宣伝 / カラスアゲハ

2016年07月17日 | 活動報告
 今朝の太陽です。



 雲のベールをまとっています。拡大してみると、真ん中辺に黒い点があります。太陽表面に発生する黒点なのかもしれません。

 それはともかく、今日一日はこんな天気でした。曇り空でしたが、蒸し暑い一日となりました。

 きょうは街頭宣伝をしようと思っていたので、その準備に手間取り午前中がつぶれてしまいました。流し用の文言を考え、録音し音を出せる状況にする。参議院選挙の結果と市政に臨む日本共産党の姿勢を明確にするように気をつけて文言は考えました。

 昼食を食べて出発。上遠野から入遠野、深山田と2時間かけて周回し、4ヶ所であいさつしました。



 途中、入遠野入定で目を奪われたのがチョウチョ。道端の、なんという花か分からないのですが、その花に10頭程が群れて蜜吸いを競っていたのです。



 いたチョウチョはまずカラスアゲハ。青い色が目をひきます。





 またクロアゲハ。よく見るアゲハです。





 これらがヒラヒラしながら蜜を吸っている様子はとても幻想的でした。

 宣伝カーに向かって手をふったりしてくれる方もいて、大変心強かった。ありがとうございます。そういえばみかんをいただきました。この時期にめずらしい。ありがとうございます。

 街頭でのあいさつは以下のとおりです。



 こんにちは。日本共産党です。

 10日の投票された参議院選挙で、福島では野党と市民連合の統一候補の増子輝彦さんが現職の法務大臣を破って当選したのをはじめ、全国32の一人区で野党と市民連合が統一候補を立ててたたかい、11の選挙区で勝利することができました。野党と市民の連合は政治を変える力を持っていると思います。

 また、比例代表選挙では、日本共産党が原発事故被災地である福島県の代表としていわぶち友さんを当選させることができ、みなさんの願いを直接国会に届けることができるようになりました。どうぞ様々なご意見、要望などをおよせいただければと思います。

 このような選挙結果になったのは、一つは、安倍首相が今度の選挙の争点だといったアベノミクス。これに対するノーの審判が下ったということじゃないでしょうか。

 アベノミクスが庶民にもたらしたのは物価高による負担増、そして中小企業には円安による資材高をもたらして経営をきつくさせた。その上での消費税の増税は、地方経済を冷え込ましました。さらにTPPで地方経済を破壊しようとしている。こんなことは許せない。だからこそ東北をはじめとした東日本で、野党統一候補が多く当選したのじゃないでしょうか。

 二つ目に原発の再稼働問題でも審判が下ったと思います。

 3年前の参議院選挙を思い出していただきたい。
 あの選挙で自民党の森雅子候補は、県内原発の全基廃炉を公約に掲げました。ところが自民党本部の公約は原発の再稼働推進。第二原発は廃炉になっていないので、当然再稼働の対象となります。この公約の矛盾は大いに感心を呼びました。だから当選が決まった直後にマスコミは、県内全基廃炉と原発再稼動は矛盾しないのか問いかけたわけですが、この時、森さんは「矛盾しない」と断言した。この瞬間に県内原発全基廃炉の公約は投げ捨ててしまったのです。

 だからこそ今度の選挙で岩城候補、「廃炉対応」というものの「第二原発の廃炉」とは一言も話さなかった。

 一方でましこ輝彦候補は、自ら経産通で、原発の安全神話にどっぷり浸かってきたと反省して県民に頭を下げ、原発に頼らない社会の実現に再生可能エネルギーの導入に力を尽くすと訴えてきた。

 こうした政策のぶつかり合いの中で、公約のごまかしは許さない、県内原発は廃炉にしてほしい。この県民の願いが増子さんへの投票に向かっていったのだと思います。

 今度の選挙は残念な面もあります。自公はじめ改憲勢力が参議院でも3分の2をこえたということです。

 選挙中、安倍首相は改憲に言明することを極力避けていました。今度の選挙でテレビ討論が少なかったのも、改憲に議論が及ぶのを恐れた自民党が出演を拒否したからだと伝えられています。議論をさけたわけですから、選挙結果は国民が改憲に関して白紙委任した結果ではないわけですが、安倍首相は、自民党は改憲を一貫して党是としているので、改憲も含めて投票していただいたと受け止めていると、改憲にひた走る姿勢を見せています。

 改憲の進む道は、自民党の改憲草案にはっきりしています。日本が軍隊を持つ、そして海外に出掛けて戦争をする。その戦時体制を支えるために、国民の人権は制限する。国民が政府縛るための憲法ではなくて、政府が国民を縛るための憲法に変えていこうとしているわけです。

 安倍自公政権のもとでの改憲は非常に危険なものです。改憲は許さない。この声をみなさんとともに大きなものにしていきたいと思います。

 そして9月11日には市議会議員選挙があります。この選挙は、国民の暮らしがとても大変になってくる中で、自治体が住民の暮らしを支える役割を発揮することが求められます。

 日本共産党は、市民の暮らしを困難にする値上げには反対するなど、市民の暮らしの立場で市政をしっかりチェックしてきました。

 一方では、提案されるものには、値上げでも、福祉の削減でも、何でも賛成してきた議員たちもいます。

 日本共産党は、これまでもそうだったように、市政を是々非々でチェックする。そしていわき市の未来を担う子どもたちが安心して育ち、学ぶことができる環境を作るために、学校給食の無料化をはじめとした教育の負担の軽減、教育環境の充実など求めていきます。

 また介護の改善をはじめとした福祉の充実で、住みよいいわき市をめざしていきたいと思います。

 ご支援を心からお願いして、この場でのあいさつとさせていただきます。



 話は朝に戻ります。愛犬の散歩道でこのヤブの中からウグイスのさえずり。すぐそこにいるようです。でも姿は見えません。



 沿道で度々見かけるアリの行列。大河のようです。





 ハス田にいたセスジイトトンボです。



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