伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

林のレストラン

2021年06月17日 | 
 樹液をしみ出させるナラ(たぶん)の木。朝方通りがかると、チョウ類や甲虫類、ハチ類がやってきてくる。さながら、にぎやかなレストランとなる。



 サトキマダラヒカゲが樹液をなめていた。そこにオオスズメバチがやってきた。おちおち樹液をなめていることができないヒカゲが避けたのだが、次の瞬間、木のまたから頑丈そうな黒いハサミが突き出され、ハチが追いやられた。オオクワガタが潜んでいて、ハチを追いやったのだ。





 クワガタにとって、チョウは、えさ場を争う相手にはならないよう。その消費量が小さいのだろう。ところが、ハチは、彼の食べ物を奪い、場合によっては、自らの脅威になるのだろう。ただちに追い払った。

 あおりをくったのがアマガエルだ。



 樹液がしみ出す近くの枝にじっとしていた。樹液には小型の昆虫などもやってくる。実際、ハエも来て樹液をなめていた。近づいてくれればアマガエルの格好の食事になる。そのため、この場所を確保して、昆虫が近づく時をじっと待っているのだろう。

 ところがやってきたのがオオスズメバチ。クワガタに追われ、こちらに樹液を求めて来たわけだ。

 アマガエルも、さすがに、オオスズメバチはもてあます。



 心なしか、うんざりした表情にみえるのだが、気のせいだろうか。

 カノコガがいたので、背側と腹側から撮ってみた。





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