伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

フキノトウ・・フキ味噌を作った・・3度目。

2021年03月20日 | 
 フキノトウが次々と芽を吹き出し、あっという間に伸びてしまう。食べ頃を逃したものも多い。



 このフキノトウはよく見る、普通のフキノトウだ。花の部分が白く短い糸のようなものがたくさんつきだしている。毛糸のぼんぼりのようだ。

 ところが、これとは様子が違うフキノトウが自宅庭先に生えてくる。



 どこか堂々たる風格を感じる。
 よくよく見ると、いつも見るフキノトウと花が違う。



 毛糸のぼんぼりのような花と違い、5輪の花びらを持った一つひとつの小さな花。おそらくラッパ型だと思うが、その花からシベがにゅうっとつきだしているのだ。

 これは別種のフキノトウではないか。勝手にそんなことを考えたりしていた。調べ見ると、もちろん別種などではない。フキノトウには雄株と雌株があるという。毛糸のぼんぼりのような花をつけるのが雌株、5輪の小さな花を密集して咲かせるのが雄株。そうだったのか。

 雄株は花粉を飛ばし、あまり大きくならないが、雌株は高く伸びて先端に綿毛の種をつけるのだという。

 庭に生えるフキノトウの新種は、実は無知による勘違いだったのだが、「これは何?」の疑問が新しい知識をつけてくれた。記憶にある綿毛をつけた背の高い植物は、フキノトウだったのか。これからは認識をしっかりもって見ることが出来るぞ。

 庭に見る、雄株は、わずかに2株だ。



 さて、フキノトウは、今シーズン、1度は天ぷらで、2度はフキ味噌にした。今日も、たくさんのフキノトウがとれたので、3度目のフキ味噌にしてみた。

 フキノトウは200g強があったと思う。これを必死にみじん切りにする。刻んで時間が経つとだんだん色が変色し、黒っぽくなってくる。とにかく日誌に刻む。

 刻み終えたフキノトウを、サラダオイル大さじ2を入れて熱したフライパンに投入し、約1分間炒める。



 酒大さじ4を加え、さらに1分間程炒める。ここまでは中火だ。

 次ぎに、味噌大さじ8、みりん大さじ4、砂糖大さじ3(少し甘めにした、通常は大さじ2)をあらかじめ混ぜて置いた合わせ調味料を加え、弱火で水分が飛んでしまうまで煮詰めていく。

 適度な堅さになったらできあがり。

 料理などしない私でもできるので、どんな人でもできるだろう。時間が経つと春の香りは飛んでしまうが、できあがって3日程は、春の香りを楽しめると思う。実際、美味かった。




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2 コメント

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レシピに感謝です (伊藤浩之)
2021-03-22 09:11:37
見つけたレシピ通りに作っています。
いろんなレシピの中で、たまたま早い段階で見つけたレシピだったのですけれど、作ってみたら美味しかったので・・。

今回は、フキノトウが少し多めに入りました。その結果、口の中に広がる香りが豊かな味噌ができました。

まだ新芽が出そうなので、再び作ってみようと思っています。
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私も作りました (Unknown)
2021-03-22 08:10:13
そっか、日本酒か。

私は、油でいためた後、砂糖・みりん・味噌を加えて、なじむまで炒めたら出来上がり、です。
なるほど、日本酒を入れるほうがいいな、と思いました。

自家製はいいもんです。
(買うと高いですよね)
しばらくは、日の丸弁当の梅干しの代わりになりそうです。
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