伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

委員会審議は大切と再確認/朝から幻日と彩雲

2016年03月22日 | いわき市
 きょうの議員団会議で、2月定例会を振り返って思い出しました。

 委員会審議の大切さです。

 本年度補正予算に「新婚生活サポート事業費」というものが盛り込まれていました。

 前年度の世帯所得が300万円未満の低所得者を対象に、結婚に伴う住居費や引っ越し費用を支援するという事業です。

 これに対する各委員の質疑があり、で所得の確認は前年度の所得で行うという答弁がありました。そうすると、源泉徴収票や所得証明書等で確認することになるわけですが、こういうケースはどうなるんだろうと、疑問が湧いたのです。

 そのケースとは、前年度は二人とも働いていて、合わせた収入は300万円以上だったが、一方が出産や失業などで退職したため今年度の所得は明らかに300万円に達しない場合はどうなるのかという疑問です。

 補助の目的が、「結婚に伴う経済的負担を軽減し、結婚に結び付けられる」とされていますが、同じく結婚しながら低所得で厳しい世帯に対しては目をつぶるというのでは、あまりにも不平等です。

 これに対して執行部は、「そのような状況にあるという場合は、対象にする方向で検討したい」と答えました。

 想定していなかったようです。

 同じ制度であっても、多角的な視点から見てより良い制度になる可能性を、委員会質疑がひらくことができるということが、再確認されたのです。

 この部分は、本会議での委員長報告にも反映されていましたが、執行部にはしっかりした制度を作ってほしいと思います。

 今朝は朝一番で彩雲と現実を見ました。



 あまり色がでていませんが、雲の周辺部が色づき、太陽の右側、画像の中心付近で、雲の下部に明るく見える部分には幻日が像を結んでいます。





 雲は刻々と形を変えながら虹色をまといつづけていました。

 道端に見つけたのですが、ヤマツツジが花を開いていました。でも気が早すぎです。霜に傷めつけられたようで、花ビラはちょっと残念な姿に。それでも初物なので・・。



 夕方、議会棟での作業をやめて帰ろうとすると、東の空に月が昇っています。満月のようです。



 市役所の市民駐車場で、植栽のユキヤナギが一気に開き始めていました。




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