朝の月
2020年11月04日 | 空
朝6時少し前、未明の空が薄赤色に空が染まっていた。
この写真は北側の空だ。太陽が昇る東側が赤くなるのは感覚的に理解できる。しかし、東西南北の空の端が赤くなるのはなぜなのか。不思議だ。
いつぞや・・ネットだったか、NHKの科学電話相談だったか、いや雑学の本で読んだのか、夕焼けが赤く見えるのは太陽光のうち青い光は大気で反射されやすく、赤い光がより遠くに届くからだという。夕方や朝は、太陽光が大気中をより長い距離進むため青い光がより多く反射されてしまい赤く見えるというのだ。
なるほどである。
秋は夕暮れ 夕陽のさして 山の端いとちこうなりたるに・・と枕草子はいう。しかし、夕暮ればかりでなく、淡く赤い光に空が囲まれる秋のあけぼのもなかなかの趣がある。
その秋の空に月が残っていた。
夜を楽しみすぎて、ぼやぼやと空を漂っていたのだろうか。青く澄んだ空に、いつもと違った白い顔をのぞかせていた。
少しずつ高度を下げ、山の端に近づいていく。もうすぐお休みの時間だ。
朝の空にいつものように航空機が飛ぶ。
お腹が赤い。背側はオレンジ色っぽい。横腹に赤い文字も見える。ドイツの国際輸送物流会社・DHLの貨物機だ。ドイツのザクセン州ライプツィヒから成田に向かっている。ここまでくれば、あと20数分で到着だ。
またやってきた。
成田に向かっているのは間違いない。しかし、どこの機体か分からない。
先だって遠野上空をオスプレイが飛んだ。垂直離着陸が可能でヘリコプターのようにプロペラが大きい。そんなことからヘリの音に敏感になっている。
今日もヘリの音が近づいてきた。空に機影を探してみた。北の空を北東方向に遠ざかりつつある。だいぶ離れてしまった。オスプレイではない。
撮影した写真を拡大してみると迷彩塗装が施されている。
ダーク・グリーン等2色の迷彩は陸上自衛隊所属。多用途ヘリコプターのUHー1Hだろう。どこかの駐屯地から仙台駐屯地にでも向かうのだろうか。それとも第一原発がらみ? 良く分からないが、この間に気づいただけでも、軍用機が頻繁に上空を通過していることが分かる。
自宅の西側にある送電線の鉄塔が夕方の太陽光を強く反射して輝いていた。
まるで第2の太陽。光学現象の幻日がある。
太陽の脇に光が焦点を結び、第2の太陽、第3の太陽に見える現象だ。この偽太陽は虹色。
今日見た、鉄塔に映った太陽はぎらつきが厳しく、はるかに太陽光に近い。
この鉄塔光も、幻日と呼んでしまおう。
この写真は北側の空だ。太陽が昇る東側が赤くなるのは感覚的に理解できる。しかし、東西南北の空の端が赤くなるのはなぜなのか。不思議だ。
いつぞや・・ネットだったか、NHKの科学電話相談だったか、いや雑学の本で読んだのか、夕焼けが赤く見えるのは太陽光のうち青い光は大気で反射されやすく、赤い光がより遠くに届くからだという。夕方や朝は、太陽光が大気中をより長い距離進むため青い光がより多く反射されてしまい赤く見えるというのだ。
なるほどである。
秋は夕暮れ 夕陽のさして 山の端いとちこうなりたるに・・と枕草子はいう。しかし、夕暮ればかりでなく、淡く赤い光に空が囲まれる秋のあけぼのもなかなかの趣がある。
その秋の空に月が残っていた。
夜を楽しみすぎて、ぼやぼやと空を漂っていたのだろうか。青く澄んだ空に、いつもと違った白い顔をのぞかせていた。
少しずつ高度を下げ、山の端に近づいていく。もうすぐお休みの時間だ。
朝の空にいつものように航空機が飛ぶ。
お腹が赤い。背側はオレンジ色っぽい。横腹に赤い文字も見える。ドイツの国際輸送物流会社・DHLの貨物機だ。ドイツのザクセン州ライプツィヒから成田に向かっている。ここまでくれば、あと20数分で到着だ。
またやってきた。
成田に向かっているのは間違いない。しかし、どこの機体か分からない。
先だって遠野上空をオスプレイが飛んだ。垂直離着陸が可能でヘリコプターのようにプロペラが大きい。そんなことからヘリの音に敏感になっている。
10月19日記事=オスプレイ
今日もヘリの音が近づいてきた。空に機影を探してみた。北の空を北東方向に遠ざかりつつある。だいぶ離れてしまった。オスプレイではない。
撮影した写真を拡大してみると迷彩塗装が施されている。
ダーク・グリーン等2色の迷彩は陸上自衛隊所属。多用途ヘリコプターのUHー1Hだろう。どこかの駐屯地から仙台駐屯地にでも向かうのだろうか。それとも第一原発がらみ? 良く分からないが、この間に気づいただけでも、軍用機が頻繁に上空を通過していることが分かる。
自宅の西側にある送電線の鉄塔が夕方の太陽光を強く反射して輝いていた。
まるで第2の太陽。光学現象の幻日がある。
11月1日記事=幻日とハロ
太陽の脇に光が焦点を結び、第2の太陽、第3の太陽に見える現象だ。この偽太陽は虹色。
今日見た、鉄塔に映った太陽はぎらつきが厳しく、はるかに太陽光に近い。
この鉄塔光も、幻日と呼んでしまおう。
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