愛犬ノアとマメ太が、犬小屋のデッキの柵に頭を挟んで、玄関先を見つめる。散歩に出かけたいというアピールだ。窓からその姿を見て、少し遅めの時刻になったが、カメラなどを用意して玄関を出た。
すると西の空に向かう航空機が見えた。低空を飛んでいる。
ここいらで西の空に向かう航空機は、韓国や中国、台湾、香港などアジア各国に向かう便が多い。その際は、かなりの高空を飛んでいくので、機体そのものは非常に小さく見える。
一方、ここから成田に向かう便は、約20分後に着陸するための態勢に入っており、高度を落として通り過ぎるため、大きく見える。また、軍用機も低い高度で飛んでいくことが多い。民間機と軍用機の占有空域は、もしかして高度によって分け合っているのかもしれない。
そんなことから、この大きく見える西に向かう航空機は軍用機、しかも過去の経験から米軍の機体と判断したのだ。
航空機はアプリの「フライトレコーダー24」で、便名や出発地、目的地、機種を調べることができる。たいがいの航空機は分かるのだが、小型機などにたまに「ノーコールサイン」と表示され、出発地も、目的地も表示されないことがある。「コールサイン」とは、管制官が機体を無線で呼び出す時にコールする便名をいうらしい。ノーコールサインとは、つまり航空管制を受けていない。そして、有視界飛行などをしている航空機ということになるという。
軍用機ならば、一般の航空管制を受けることはないので、このアプリでは「ノーコールサイン」となり、出発地も、目的地も、表示されないことになる。しかし、機種名は表示されていた。「Boeinng KC-135R Stratotanker」で、較正高度で1万2,975ft・・たいだい4,500m上空を飛んでいる。アジア各国に向かう便はだいたい高度1万mを飛んでいくので確実に飛行高度は低い。
これ程低空なら、一眼レフでうまく撮れば、国名の標記などが確認できるかもしれない。しかし、手に持っていたカメラはコンパクトカメラだった。画像の鮮明度は劣るし、空の明るさに引っ張られて、航空機が暗く沈んでしまった。それでも他の航空機との違いが見えた。気にかかったのは尾翼の後ろというか、上というか、とにかく並んだ位置に小さい翼状の構造が見えていることだった。なんだこれは・・?
そこで、アプリに表示され機種名でネット検索をかけてみると、給油・輸送機という説明があった。合点がいった。小さな翼状の構造は、給油パイプに取り付けられた安定版のようだ。この機種の給油機を配備しているのは米軍その他で、自衛隊には整備されていない。従って、この機は米空軍の給油機ということになりそうだ。
我が家の上空付近で過去に見たことがある軍用機は、米軍輸送機のCー17「グローブマスター、オスプレイ、米軍委託の民間輸送機(たぶんボーイング)、軍用機といったら語弊があるといわれそうだが、航空自衛隊のF4-EJ 「ファントム」やF2戦闘機、大型輸送ヘリコプターのCH-47、Jたぶん警戒機のE-2Cも見ている。また、海上自衛隊のP-3Cはしょっちゅう飛んでいるし、陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターCH-47JA「チヌーク」も何度か見かけた。結構、いろんな軍用機が飛んでいくのだ。
自衛隊機はだいたい訓練や物資輸送だろうと想像がつく。一方、米軍機はどこに行くのだろう。今日見た給油機の後、ほぼ同じ方向、同じ高度で飛ぶ民間航空機があった。米・カリッタ航空のアンカレッジ発、横田飛行場行きの貨物便だ。と考えれば、先の給油機は横田飛行場に向かった、そして、これまで我が家の上空を通過した米軍関連機は、米軍御用達で輸送や、何らかの軍事作戦に関わっている可能性がある。
給油機が移動しているとは穏やかでない。何事があったのだろうか。
朝の空には、続いて民間航空機が飛んだ。成田行だ。
毎朝、定期で飛んでくるエアーポーラカーゴのボーイング747。シンシナティー発。
エアーフランスのパリ発のボーイング777も飛んできた。
これらの航空機が飛んだ空には、波が押し寄せるようなうね雲が流れていった。
その向かう方向に縦に雲が浮かんだ。
常磐共同火力の排気に含まれる水蒸気が水滴に変わったのだろう。先だってNHK連続テレビ小説「おかえり。モネ」で解説していたので、今日、なぜ、排気が見えたのかが理解できる。
気体は温度が高い程、飽和点が上がり、水が気体となった水蒸気を余計に含むことができるという。しかし、温度が下がると飽和点が下がり、含むことができない水蒸気は水滴に変わるという。地上で暖められた空気は、軽くなるために上昇する。高度が上がると空気の温度が下がり、それまで気体として含んでいた水(水蒸気)をそのまま保持することができず、一定の水蒸気は水滴や氷の粒になってしまう。これが雲となるわけだ。
常磐共同火力の煙突の先でも同じ事がおきている。石炭等を焚いた温度の高い排気はたくさんの水蒸気を含むことができたが、煙突から出て、外気に触れ冷やされてたとたん、水蒸気として水を含むことができなくなった。水蒸気は気体から水に戻り、この水滴が霧と同じように排気を白く見せてしまう。そんなことが、おこっているのだろう。
今朝の空は穏やかではなかったようだ。先のうね雲もその証左だし、渦を巻くような模様を作る雲もそのことを示しているのだろう。
低空の空が薄くなった時には、ハロが見えた。上空には巻層雲が薄らと広がっているようだ。
すると西の空に向かう航空機が見えた。低空を飛んでいる。
ここいらで西の空に向かう航空機は、韓国や中国、台湾、香港などアジア各国に向かう便が多い。その際は、かなりの高空を飛んでいくので、機体そのものは非常に小さく見える。
一方、ここから成田に向かう便は、約20分後に着陸するための態勢に入っており、高度を落として通り過ぎるため、大きく見える。また、軍用機も低い高度で飛んでいくことが多い。民間機と軍用機の占有空域は、もしかして高度によって分け合っているのかもしれない。
そんなことから、この大きく見える西に向かう航空機は軍用機、しかも過去の経験から米軍の機体と判断したのだ。
航空機はアプリの「フライトレコーダー24」で、便名や出発地、目的地、機種を調べることができる。たいがいの航空機は分かるのだが、小型機などにたまに「ノーコールサイン」と表示され、出発地も、目的地も表示されないことがある。「コールサイン」とは、管制官が機体を無線で呼び出す時にコールする便名をいうらしい。ノーコールサインとは、つまり航空管制を受けていない。そして、有視界飛行などをしている航空機ということになるという。
軍用機ならば、一般の航空管制を受けることはないので、このアプリでは「ノーコールサイン」となり、出発地も、目的地も、表示されないことになる。しかし、機種名は表示されていた。「Boeinng KC-135R Stratotanker」で、較正高度で1万2,975ft・・たいだい4,500m上空を飛んでいる。アジア各国に向かう便はだいたい高度1万mを飛んでいくので確実に飛行高度は低い。
これ程低空なら、一眼レフでうまく撮れば、国名の標記などが確認できるかもしれない。しかし、手に持っていたカメラはコンパクトカメラだった。画像の鮮明度は劣るし、空の明るさに引っ張られて、航空機が暗く沈んでしまった。それでも他の航空機との違いが見えた。気にかかったのは尾翼の後ろというか、上というか、とにかく並んだ位置に小さい翼状の構造が見えていることだった。なんだこれは・・?
そこで、アプリに表示され機種名でネット検索をかけてみると、給油・輸送機という説明があった。合点がいった。小さな翼状の構造は、給油パイプに取り付けられた安定版のようだ。この機種の給油機を配備しているのは米軍その他で、自衛隊には整備されていない。従って、この機は米空軍の給油機ということになりそうだ。
我が家の上空付近で過去に見たことがある軍用機は、米軍輸送機のCー17「グローブマスター、オスプレイ、米軍委託の民間輸送機(たぶんボーイング)、軍用機といったら語弊があるといわれそうだが、航空自衛隊のF4-EJ 「ファントム」やF2戦闘機、大型輸送ヘリコプターのCH-47、Jたぶん警戒機のE-2Cも見ている。また、海上自衛隊のP-3Cはしょっちゅう飛んでいるし、陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターCH-47JA「チヌーク」も何度か見かけた。結構、いろんな軍用機が飛んでいくのだ。
自衛隊機はだいたい訓練や物資輸送だろうと想像がつく。一方、米軍機はどこに行くのだろう。今日見た給油機の後、ほぼ同じ方向、同じ高度で飛ぶ民間航空機があった。米・カリッタ航空のアンカレッジ発、横田飛行場行きの貨物便だ。と考えれば、先の給油機は横田飛行場に向かった、そして、これまで我が家の上空を通過した米軍関連機は、米軍御用達で輸送や、何らかの軍事作戦に関わっている可能性がある。
給油機が移動しているとは穏やかでない。何事があったのだろうか。
朝の空には、続いて民間航空機が飛んだ。成田行だ。
毎朝、定期で飛んでくるエアーポーラカーゴのボーイング747。シンシナティー発。
エアーフランスのパリ発のボーイング777も飛んできた。
これらの航空機が飛んだ空には、波が押し寄せるようなうね雲が流れていった。
その向かう方向に縦に雲が浮かんだ。
常磐共同火力の排気に含まれる水蒸気が水滴に変わったのだろう。先だってNHK連続テレビ小説「おかえり。モネ」で解説していたので、今日、なぜ、排気が見えたのかが理解できる。
気体は温度が高い程、飽和点が上がり、水が気体となった水蒸気を余計に含むことができるという。しかし、温度が下がると飽和点が下がり、含むことができない水蒸気は水滴に変わるという。地上で暖められた空気は、軽くなるために上昇する。高度が上がると空気の温度が下がり、それまで気体として含んでいた水(水蒸気)をそのまま保持することができず、一定の水蒸気は水滴や氷の粒になってしまう。これが雲となるわけだ。
常磐共同火力の煙突の先でも同じ事がおきている。石炭等を焚いた温度の高い排気はたくさんの水蒸気を含むことができたが、煙突から出て、外気に触れ冷やされてたとたん、水蒸気として水を含むことができなくなった。水蒸気は気体から水に戻り、この水滴が霧と同じように排気を白く見せてしまう。そんなことが、おこっているのだろう。
今朝の空は穏やかではなかったようだ。先のうね雲もその証左だし、渦を巻くような模様を作る雲もそのことを示しているのだろう。
低空の空が薄くなった時には、ハロが見えた。上空には巻層雲が薄らと広がっているようだ。
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