朝の愛犬の散歩で見かける昆虫も、だいたい出そろってきた感がある。ただ、以前に見たことがある、黄色あるいはオレンジ色のイトトンボはまだ見ていない。いつ出てくるのだろう。時折、散歩の足を伸ばして探しているのだが、まだ見つからない。
今シーズン初で見かけたのはノシメトンボ。羽化中のトンボは見たが、完全に成虫になったトンボは初めてだ。例年ならアカネ類を見かける前、あるいはほぼ同時に見かけるのだが、今年はむしろ遅かった。
そういえば今年のトンボは、発生数が少ない感じがある。実際のところどうなのだろうか。
近くにはハラヒロトンボがいた。名前の通り腹部が横広だ。
未成熟だと、全体的に黒っぽい。
成熟したメスは麦わら色。
オスは白っぽい青色。ただ、このトンボは背中側から撮らしてくれなかった。
シオヤトンボ、オオシオカラトンボと同じくシオカラトンボの仲間だ。一頃はこのトンボばかりがいた。今はだいぶ減った。このトンボのシーズンが終わろうとしているのか、それとも、あちこちに散っていったのか?
アカネ類のトンボがいた。
ナツアカネか、アキアカネか。ネットの写真と見比べた。胸にはしる黒い線の文様で比較する。しかし、どちらも胸部の前側にみえるY字型の線は入っていない。ナツアカネは、胸部の中間程に、先端がすぱっと断ち切られたような太めの線が斜めに入り、アキアカネはこの線の先端が細く尖る。しかし、このトンボには、該当するような線はなく、しかも、前部の線はY字型だ。
写真を見比べて分かった。マイコアカネだ。オスは腹部が赤くなり、花の辺りがほんわりと青く染まる。このトンボもシーズン初見。
林地に静かに飛んだのはニホンカワトンボ。
ちょっと目を離したすきに、どこかに飛んでいった。
畑のトマトでニジュウヤホシテントウを捕獲した。すると、葉っぱの上にバッタがいた。だいぶ成熟してきている。
たぶんクサキリ。近づいても逃げない。だいぶ心臓が強い個体のようだ。
害虫のニジュウヤホシテントウは50匹程度は捕まえたのではないだろうか。いっしょに捕まえたテントウ虫がいた。ニジュウヤホシテントウの4分の1程の大きさ。色違いだが、鬼滅の刃の主人公・炭次郎の衣装のような市松模様をまとう。
ヒメカメノコテントウといい、市松模様ではなく、黒一色など体色に変異がある場合もあるという。
テントウ虫の仲間は多い。このうち、草食で、畑などに被害をもたらすのはニジュウヤホシテントウと2種類ほどという。残りの種は肉食で、アブラムシなど害虫を食べる益虫だという。ヒメカノコも肉食。放して畑を守ってもらうことにした。
さて、ホタルガは名前の通り、蛾の一種。頭が赤く、翅が黒く、白いラインが入る。ヒラヒラ飛ぶ姿が、黒いシックなリボンのように見えることは、以前のブログにも書いた。今朝の散歩の沿道では、驚いたホタルガが3ヶ所で飛び立った。1匹目、2匹目。飛ぶ姿を撮ろうとしたが、コンパクトカメラでは難しく、止まった姿を撮ろうとしてカメラに意識が集中している間に、どこかに飛んでいった。
3匹目に止まった姿をとらえた。
翅を開くといいのだが、翅を開く時は、飛び立つとき。その姿をコンパクトカメラでは追えなかった。
夕方近く、そのホタルガが、なぜか開け放した玄関の下駄箱に止まっていた。
翅が痛んでいる。カマキリなのか、鳥なのか、何かに襲われても生き残ることができた、幸運の持ち主のようだ。
玄関では、夜に扉を閉めてしまう。ちょっとかわいそうなことになりそうなので、戸外に放した。少し外で作業をして玄関に入ると、舞い戻っていた。
毒々しい模様をもった普通の蛾を手のひらに乗せることは、たぶん無理。しかし、このホタルガは乗せても平気。チョウの雰囲気があるからだろう。
ホタルガを手のひらに乗せ、玄関から離れた場所に運び、放そうとした。なかなか手から離れない。居座りを決め込んでいた。むりむり木の葉に移そうと四苦八苦していた。そのうち、耐えきれなくなったようだ。飛び立ち、自宅脇の市道を越えて飛んでいった。その間、2台の車が通過したが、ひかれることなく、無事に渡りきって、梢の中に消えていった。
ほっと一安心。
今シーズン初で見かけたのはノシメトンボ。羽化中のトンボは見たが、完全に成虫になったトンボは初めてだ。例年ならアカネ類を見かける前、あるいはほぼ同時に見かけるのだが、今年はむしろ遅かった。
そういえば今年のトンボは、発生数が少ない感じがある。実際のところどうなのだろうか。
近くにはハラヒロトンボがいた。名前の通り腹部が横広だ。
未成熟だと、全体的に黒っぽい。
成熟したメスは麦わら色。
オスは白っぽい青色。ただ、このトンボは背中側から撮らしてくれなかった。
シオヤトンボ、オオシオカラトンボと同じくシオカラトンボの仲間だ。一頃はこのトンボばかりがいた。今はだいぶ減った。このトンボのシーズンが終わろうとしているのか、それとも、あちこちに散っていったのか?
アカネ類のトンボがいた。
ナツアカネか、アキアカネか。ネットの写真と見比べた。胸にはしる黒い線の文様で比較する。しかし、どちらも胸部の前側にみえるY字型の線は入っていない。ナツアカネは、胸部の中間程に、先端がすぱっと断ち切られたような太めの線が斜めに入り、アキアカネはこの線の先端が細く尖る。しかし、このトンボには、該当するような線はなく、しかも、前部の線はY字型だ。
写真を見比べて分かった。マイコアカネだ。オスは腹部が赤くなり、花の辺りがほんわりと青く染まる。このトンボもシーズン初見。
林地に静かに飛んだのはニホンカワトンボ。
ちょっと目を離したすきに、どこかに飛んでいった。
畑のトマトでニジュウヤホシテントウを捕獲した。すると、葉っぱの上にバッタがいた。だいぶ成熟してきている。
たぶんクサキリ。近づいても逃げない。だいぶ心臓が強い個体のようだ。
害虫のニジュウヤホシテントウは50匹程度は捕まえたのではないだろうか。いっしょに捕まえたテントウ虫がいた。ニジュウヤホシテントウの4分の1程の大きさ。色違いだが、鬼滅の刃の主人公・炭次郎の衣装のような市松模様をまとう。
ヒメカメノコテントウといい、市松模様ではなく、黒一色など体色に変異がある場合もあるという。
テントウ虫の仲間は多い。このうち、草食で、畑などに被害をもたらすのはニジュウヤホシテントウと2種類ほどという。残りの種は肉食で、アブラムシなど害虫を食べる益虫だという。ヒメカノコも肉食。放して畑を守ってもらうことにした。
さて、ホタルガは名前の通り、蛾の一種。頭が赤く、翅が黒く、白いラインが入る。ヒラヒラ飛ぶ姿が、黒いシックなリボンのように見えることは、以前のブログにも書いた。今朝の散歩の沿道では、驚いたホタルガが3ヶ所で飛び立った。1匹目、2匹目。飛ぶ姿を撮ろうとしたが、コンパクトカメラでは難しく、止まった姿を撮ろうとしてカメラに意識が集中している間に、どこかに飛んでいった。
3匹目に止まった姿をとらえた。
翅を開くといいのだが、翅を開く時は、飛び立つとき。その姿をコンパクトカメラでは追えなかった。
夕方近く、そのホタルガが、なぜか開け放した玄関の下駄箱に止まっていた。
翅が痛んでいる。カマキリなのか、鳥なのか、何かに襲われても生き残ることができた、幸運の持ち主のようだ。
玄関では、夜に扉を閉めてしまう。ちょっとかわいそうなことになりそうなので、戸外に放した。少し外で作業をして玄関に入ると、舞い戻っていた。
毒々しい模様をもった普通の蛾を手のひらに乗せることは、たぶん無理。しかし、このホタルガは乗せても平気。チョウの雰囲気があるからだろう。
ホタルガを手のひらに乗せ、玄関から離れた場所に運び、放そうとした。なかなか手から離れない。居座りを決め込んでいた。むりむり木の葉に移そうと四苦八苦していた。そのうち、耐えきれなくなったようだ。飛び立ち、自宅脇の市道を越えて飛んでいった。その間、2台の車が通過したが、ひかれることなく、無事に渡りきって、梢の中に消えていった。
ほっと一安心。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます