伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

梅雨入り宣言の翌日

2014年06月06日 | 日記
 昨日、梅雨入りが宣言された福島県南部。梅雨にふさわしい天気が一日続きました。昼ごろからは雨がシトシト降り始めており、配達する新聞が寝れないよう気を使いました。

 配達しながら、遠野にはあちこち山城があるという話を聞いた。いわき市教育委員会が作成した史跡地図というものがあり、本当にたくさんの山城の跡地が記されている。これは遠野に限らない。市内全域がそんな様子。集落ごとに山城があったようだ。攻めこまれた時に立てこもるための拠点だったらしい。普段は鋤(すき)鍬(くわ)をもって土を耕し、いざとなれば刀槍に持ち替えて土地を奪おうとする輩とたたかった。中世の社会のありようが、うかがい知れて面白い。自宅の近所の内城という地名も山城の跡地と一致している。歴史が地名に残らしい。この史跡地図は面白い。市販してないかしら・・。

 さて午後から上遠野公民館で遠野町防犯協会をはじめ3団体の総会が連続して開かれました。公民館の北側も八潮見城という中世の城の跡地。八潮見城探検隊のみなさんが散策路の整備などの活動をしています。最初の総会が防犯協会でした。冒頭に祝辞を以下のように申し上げました。



祝辞

 遠野町防犯協会の総会開催おめでとうございます。また、日頃地域の振興のために、ご活躍くだされていることに感謝を申し上げます。

 さて、毎月1日にサイレンが吹鳴されていますが、その理由を御存知でしょうか。午前7時でしたかね。知らなかったのは私だけかもしれませんが。このサイレンは毎月1日が「交通事故ゼロの日」だということで、その周知のために吹鳴されるそうです。

 意味が分からなければただのサイレンですが、意味を知ると、サイレンを聞いて「あっ、今月も事故を起こさないように気をつけよう」という思いをめぐらすようになります。啓発は大切だな、と思います。

 防犯も同じかと思います。自分の安全を自分で守る、という意識を持ち続け注意を払うことが、犯罪から自分を守り、犯罪をおこさせない地域をつくり上げるのではないか、と思います。

 みなさんの活動で啓発がすすみ犯罪のない地域となりますよう、みなさんのご活躍を祈念しまして、祝辞とさせていただきます。おめでとうございます。



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