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巻層雲だと思うのだが、朝の空を薄い雲が覆っていた。
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この雲なら、幻日とハロとか・・何か光学的な現象を期待できるのじゃないか。そんな期待を持っていた。しかし、意に反し、心地よく、暖かく晴れた午前の空にはただ雲が流れるだけ。彩雲でも見えないかと空をのぞいてみても、何にもなし・・。がっかり・・😞
午後になって、厚い雲が空を流れた。陽がかげり、途端に午前の暖かい日よりが激変、肌寒さが忍び寄った。
戸外に出た際、西の空を見やった。林の上に厚い雲が流れる。空の下層に発生する層積雲ではないだろうか。太陽はだいぶ傾いており、どんよりと垂れこめた雲が陽射しを隠している。しかし、雲の層は薄い。上方には雲の背後にある上層の空が明るく見えていた。
そこに出現していたのがハロだ。
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カメラを取り出し、写真に納める。
空の雲はどんどん流れていった。下層の重く垂れこめた雲は姿を消し、明るく薄い雲が広がった空。先ほどのハロが色味を濃くし、くっきりしだした。気が付くと、ハロよりさらに外側にもう一つの虹の輪の一部が見えていた。
これがラクテルアークだ。
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トンビがゆうゆうと滑空していった。
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ラクテルアークを見るのは何度目だろう。彩雲やハロ、幻日、日光環などはよく見るが、ラクテルアークはそうそう見ることができない現象だ。ただ、最近、彩雲やハロをよく見るのも、見えやすい季節になったことと、戸外で活動していることが増えているせいだろう。
ハロとラクテルアークは、流れる雲に合わせて刻々と濃さや見える範囲を変えながら、やがて、虹のような弧を描きだした。
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よく見るとラクテルアークの上部が、太陽と逆の方向に弧を開いたように見える。
おろらく環天頂アークも見え始めたのだろう。ラクテルアークの軌道に接して、逆向きの弧を描く現象だが、やがってはっきりとその姿を現わした。
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環天頂アークの姿が鮮明になるにつれ、ハロやラクテルアークは薄れていった。
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最後に残ったのは、鮮やかに天頂を飾る虹色(環天頂アーク)だけだった。
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その環天頂アークもだんだん薄れ、流れる雲に紛れていった。
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13時50分頃にハロに気がつき、最後の環天頂アークが消えるまで約1時間。素敵な天体ショーを堪能できた。
さて、西の空の雲が再び厚くなってきた。層積雲(雨雲・雪雲)のようだ。下方から太陽の光が来ているようだ。よく見ると、多少色づいていた。
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彩雲となっていたようだ。
太陽が傾き寒さが募った戸外。その寒さがあってこその4つの光学現象と考えれば、寒さも決して悪いものではない。
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この雲なら、幻日とハロとか・・何か光学的な現象を期待できるのじゃないか。そんな期待を持っていた。しかし、意に反し、心地よく、暖かく晴れた午前の空にはただ雲が流れるだけ。彩雲でも見えないかと空をのぞいてみても、何にもなし・・。がっかり・・😞
午後になって、厚い雲が空を流れた。陽がかげり、途端に午前の暖かい日よりが激変、肌寒さが忍び寄った。
戸外に出た際、西の空を見やった。林の上に厚い雲が流れる。空の下層に発生する層積雲ではないだろうか。太陽はだいぶ傾いており、どんよりと垂れこめた雲が陽射しを隠している。しかし、雲の層は薄い。上方には雲の背後にある上層の空が明るく見えていた。
そこに出現していたのがハロだ。
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カメラを取り出し、写真に納める。
空の雲はどんどん流れていった。下層の重く垂れこめた雲は姿を消し、明るく薄い雲が広がった空。先ほどのハロが色味を濃くし、くっきりしだした。気が付くと、ハロよりさらに外側にもう一つの虹の輪の一部が見えていた。
これがラクテルアークだ。
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トンビがゆうゆうと滑空していった。
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ラクテルアークを見るのは何度目だろう。彩雲やハロ、幻日、日光環などはよく見るが、ラクテルアークはそうそう見ることができない現象だ。ただ、最近、彩雲やハロをよく見るのも、見えやすい季節になったことと、戸外で活動していることが増えているせいだろう。
ハロとラクテルアークは、流れる雲に合わせて刻々と濃さや見える範囲を変えながら、やがて、虹のような弧を描きだした。
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よく見るとラクテルアークの上部が、太陽と逆の方向に弧を開いたように見える。
おろらく環天頂アークも見え始めたのだろう。ラクテルアークの軌道に接して、逆向きの弧を描く現象だが、やがってはっきりとその姿を現わした。
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環天頂アークの姿が鮮明になるにつれ、ハロやラクテルアークは薄れていった。
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最後に残ったのは、鮮やかに天頂を飾る虹色(環天頂アーク)だけだった。
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その環天頂アークもだんだん薄れ、流れる雲に紛れていった。
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13時50分頃にハロに気がつき、最後の環天頂アークが消えるまで約1時間。素敵な天体ショーを堪能できた。
さて、西の空の雲が再び厚くなってきた。層積雲(雨雲・雪雲)のようだ。下方から太陽の光が来ているようだ。よく見ると、多少色づいていた。
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彩雲となっていたようだ。
太陽が傾き寒さが募った戸外。その寒さがあってこその4つの光学現象と考えれば、寒さも決して悪いものではない。
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