伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

石原都知事の原発必要発言に怒りの声聞きました

2012年10月26日 | 原発
 きのう石原慎太郎東京都知事が辞任し、新党を立ち上げることが報道されました。
 その石原都知事は、郡山市で開いた関東圏知事会議の際に、東京電力福島第一原発を視察したと報道されていました。その際の彼の発言がこれ。
 「原発事故をもって、人間が開発した現代的な新しい技術体系を放り出すのは愚かだと思う」

 原発の必要性を説いた発言だが、この発言に対する怒りの言葉を何度も聞いた。県内では、県内原発廃炉の声は大きい。その中で、東電も、国も、福島第一原発5号機から6号機、福島第二原発の廃炉は決して言わない状況です。その時に原発の必要性を、わざわざ福島で、わざわざ事故原発を視察して、このタイミングでの発言が福島県人をばかにしているように感じるというのです。

 その通りだと思います。原発の必要を説きながら、新党を結成し、保守勢力の結集が狙いと伝えられています。しかし、そんな結集はごめんこうむりたい。新しい政党ができても、結局、既成保守党の焼き直しの政策の繰り返しです。国民は救われません。

 いまこそ、新しい政治の枠組み作りが求められているといえるのでしょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿