伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

防災訓練とイオン

2012年09月01日 | インポート
 いわき市総合防災訓練が、いわき市21世紀の森公園で行われました。95団体1000人、25台の車両とヘリ1機が参加するもので、避難訓練や消火訓練、倒壊家屋からの救出訓練など、住民参加の訓練が繰り広げられました。この他、四倉地区、小名浜江名地区、勿来関田・九面地区では津波避難訓練も行われました。参加されたみなさんご苦労様でした。

 さて、訓練会場でひときわ目を引いたのが、当たり前のようにイオンが協力していたこと。巨大な風船型のテントを提供していました。お金がかかっているんだろうなと思わせます。イオンは小名浜背後地の再開発でパートナーシップ協定を結んでいます。これはどのように開発をするかの計画づくり、と市はいいます。しかし、こうした援助のあり方を見ると、市政全般にわたるパートナーになっているかのように錯覚します。当然、イオンとしては計画づくりにとどまらず、背後地への出店を目論んでいるのでしょう

 少し言いすぎかもしれませんが、でも、企業にとって見るとイメージアップの戦略以外の何物でもないはず。企業の社会貢献というのはあるけれども、損しかないとなれば背任となり、株主に説明できないでしょうし…。まんまとのせられているような違和感を感じます。小名浜港背後地再開発が絡むとなると、これでいいんだろうか、という思いが湧いてきます。



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