1週間

　9月2日、いわき市議選が始まりました。選挙が始まると、候補者のブログ、ツイッターなど、電子媒体も更新が禁止されます。選挙にかかわらないものなら、更新してもかまわないような気がしますが、とにかく禁止です。告示前日1日に、このことを予告しておけばよかったのですが、気が付きませんでした。選挙に突入したため、更新を中断していました。さてこの1週間は…。

9月2日

　市議選の告示日でした。自宅に設置した遠野事務所と植田町根小屋の事務所で9時30分に第一声を行い、遊説を開始しました。

　しばらく雨がなく、からからの天気でしたが、前日からの雨もあり、この日も遠野町は雨模様ならぬ強雨。街宣でびしょ濡れになりましたが、これは恵みの雨。秋冬物の野菜の畑仕事もすすむでしょう。

　植田にくると雨はなし、カラカラの天気の中、汗をかきながら街頭宣伝でした。

　終日、手を振ってくれたり、クラクションが鳴らされたり、会釈をしてくれたり、多くの方に声援をいただきました。勿来海岸では、高校生くらいの方でしょうが、女の子が多かったように思うのですが、砂浜から40～50人程が手を大きく振って応援してくださいました。これだけ多くの方から反応していただいたのは、めったにないこと。うれしいことです。できれば写真に納めたかった。本当にありがとうございます。

　演説は合計13ヶ所。10分程度の演説です。根小屋の第一声には、高橋ちづ子衆院議員（比例東北）が駆けつけてくれました。

9月3日

　早朝、犬の散歩。近所のうちで、「変わったヘビを抑えて置いた」というので、行ってみると、逃げ出したようで草むらに入り込む際、しっぽだけが見えた。確かに白っぽい色をしたヘビ。「肌色のようなヘビだった」というので、おそらくアオダイショウのアルビノ（白子、先天的なメラニン色素の欠乏）ではなかったかと思います。

　間近な杉の木立、枝の先にリスがいて、近づくと慌てて枝を伝って木立の奥に引っ込んで行きました。

　7時40分、根小屋の事務所前で朝、街頭からあいさつをした後（もちろん8時までは音を出せません）、山田の毛内では10人弱が、また遠野西町では3人程度が、また、玉川団地の薬のマルト付近ではやはり10人程、そして植田町商店街では4人ほどの方が、演説を聞いてくれました。演説場所は19ヶ所です。

　早稲田から金山辺りでは、学校帰りの子ども達7人余りがみんなで手を振ってくれました。これまた写真に納めたい光景でした。ありがとうございます。金山で、以前PTAを一緒にやってくれた方が、車を止めて身を乗り出し支援をしてくれました。とても励まされました。

9月4日

　9時30分に事務所出発。植田町で朝のあいさつの後、中岡の市営住宅の集会所脇で5人ほどが話を聞いてくれ、また細谷では10人程度、花ノ井では2～3人の方が話を聞いてくれました。23カ所で街頭演説をしました。夕方以降は遠野町での街頭演説の予定でしたが雷雨に。前田で強い雨の中、演説をしていたら、突然上空で「バリバリ。ドッカーン」と大気を引き裂く雷鳴。あまりの轟音に軒下に飛び退き避難しました。

　以降、街頭宣伝はせずにアナウンスのみで入遠野から上遠野を回りました。雨の中、自宅から飛び出して応援してくださる方がたくさんいて、本当に励まされました。ありがとうございます。

9月5日

　遠野町深山田沢繋のいわき・石川線で7時30分から朝のあいさつ。たくさんの方に声援をいただきました。

　遠野を出発して渡辺町から泉を回り、勿来から錦をめぐって一日が終了。25ヶ所で街頭演説をしました。きのう掠れた声は、きょうも掠れたまま。スピーカーから流れる声も、小さく聞こえて、果たして周辺の方に聞こえているのか…。いっしょに、結構、遠くまで音は届いているよというのだが…。

　泉では「年金と医療が問題だ」と聞いていてくれた男性。「国会議員にも伝えながらがんばります」とあいさつしました。

　街頭演説をしているときに、他候補が目の前を通り過ぎることがあります。きょうもありましたが、その時の対応が困ります。多くの場合、「伊藤候補の検討を祈ります」と来るので、「ありがとうございます。がんばってください」と応答するが、いわば競争している関係。他候補を応援している余裕もないとは思うのですが、応えないのもおかしい。無言で通りすぎたベテラン元議員の候補もいましたが、これが正しいのかな…。でも、話しているこちらも気まずいので、黙してしまって…、どんどん演説をすすめるべきとは思うのですが…。

9月6日

　本日は玉川から出発。国道6号線で通り過ぎる車は多数だが、反応は薄い。考えてみれば、通りがかるドライバーは、自分の活動地域以外の方が多いだろうから、宣伝が行き届いていない方々であり当然か。

　玉川から泉を回り、江畑、そして田人、石住、遠野町、川部、三沢を回った。何か初夏で元南光町長の山田兼三さんが応援の演説をしてくれました。玉川では10人程、江端では10数人、そして田人町黒田、平石で3人程、石住では6人程、柿ノ沢で3人程が聞いていてくれました。街頭演説は27ヶ所程。

　しかし、遠野に入る日、特に入遠野に入る日は雨の日が多い。今日も、田人に入ると雨と雷、そして、石住から遠野は雨の中でした。どこでも音を聞きつけ、話を聞いてくれた方が数人以上はあり、励まされました。

　三沢町堂平で、演説をはじめ、ふと空を見上げると虹がかかっていました。おもわず絶句。しかもその虹、どこか様子が違う。普通の虹は、遠距離に平面的に見えるのに、今日見た虹は、遠方から手前に迫ってくるように見えていた。演説途上でもあり、写真を取ることもかなわない。

　後で聞いたら空に円形に孤を描くような虹だったという。なるほど、空一面を雲が覆い、西側の地平との接点付近だけに雲が切れ、光がさしている気象条件が生み出したものだったのだろう。もうこのような虹に出会うことはないかもしれない。

9月7日

　九面（ここづら）からスタートのこの日、予定外の九面での短い演説を行い、勿来地区から田人、そしてまた勿来地区
にもどって車通りの多い街頭などで、合計29カ所で街頭から支持を訴えました。この日の街頭宣伝の時間は、5分の場所と10分の場所が指定されており、昨日より短いので、内容を絞り込んでみました。終わってから、候補者カー運行のメンバーに「どうでしたか」と聞くと、「時間は昨日と余り変わっていないみたい」とか。短くなったのだと思うのだが…。

　九面では「共産党は4つの議席が必要なんだから、うまく票を分けろよ」と、ご指南をいただきました。

　田人でも、話を聞きに出ていただくなど、多くの方に励ましていただきました。また、街頭からも多くの方に手を降っていただいたり、多くの声援をいただきました。午後6時過ぎ暗くなってからの演説に、家の前に出て聞いて激励してくれたり、「一部損壊への支援、ぜひ実現してください」と期待をいただきました。ありがとうございます。

　錦のヤマシン近くで演説していましたが、ヤマシンに来たお客さんが「分かりやすいし、庶民的」と話していたという話を、別のお客さんから事務所にメールいただきました。伝えたいことが伝わっているようで、うれしく感じます。明日、マルトで水を安売りするから、近くにいって「こんな思いをさせた原発事故を許さない」と演説すれば若い人の支持はバッチリだ。こうご指南もいただきました。明日、マルトの近くは日程にあっただろうか…。選挙運動は明日を残すのみです。

　息子はきょうまで、小学校での研修でした。子ども達との記念写真をみました。教育では戦力外ではあっても、この一週間、子どもたちとはうまくいっていたようです。あと４年間の大学生活。自分をしっかり持って、児童の成長を支える教育者の夢を叶えるため、がんばってほしい。そして選挙を終えると、間もなく大学に帰っていきます。

9月8日

　選挙運動最終日。植田根小屋の選挙事務所前で朝のあいさつをした後、錦江栗のセブンイレブン前で街頭演説。それから窪田町から白米団地、沼部から南台団地を抜け、上滝、大平、入遠野をめぐり上遠野では歩いて支持を訴えて休憩。渡辺町、泉、勿来地区を回り、そして再び山田、遠野町で街頭演説を打ち上げました。

　本当にどこでも話を聞きに出てきてくれるという感じ。28カ所で街頭演説を行い、6ヶ所では聴衆を確認できなかったが、残りの場所では確認でき合計81人程は聞いていてくれた。暑い中でありがたいことです。演説時間は5分となっているが、だいたいその程度に収まっていたと思う。

　さて、明日の結果はどうなるか。投票箱が閉まるのは明日の午後7時（遠野などは6時ですが…）。

9月9日

　きょうは投票日です。午後7時、投票箱が閉まったようです。選挙の結果に影響しないので、ブログを更新してもいいでしょうね。選挙戦では事務所、候補者カー運行などたくさんの方にご協力いただきました。感謝します。