<毎日新聞より記事転載>
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尖閣ビデオ:「来るぞ」「止まれ」…船員の怒号飛び交う
「おいっ」「止まれ」。巡視船「みずき」の船員が叫ぶ中、並走していた中国漁船がみずきの右舷に徐々に近づき、船首側から横付けするようにぶつかった。ガリガリと船同士がこすれる音も録音されている=動画サイト「ユーチューブ」から 船同士の生々しい衝突音や、巡視船から上がる黒煙--。4日夜以降、インターネットの動画サイトに、尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件の状況を撮影した映像が流れた。「国の情報管理が問われる」「誰が、どんな意図で?」。国会議員や政府関係者に動揺が広がった。
インターネットの動画サイト、ユーチューブに投稿された映像は、海上保安庁の巡視船2隻に、中国漁船が衝突する場面が鮮明に映っていた。
投稿されていた動画は6本で計約44分。それぞれ2分29秒~11分24秒だった。投稿者は「sengoku38」を名乗り、4日午後9時ごろにネットに流れていた。
6本のうち、「本当の尖閣 海上保安庁4」と題した動画は、海保の巡視船「よなくに」から撮影した映像。船首に「※晋漁5179」(※は門構えに虫)と書かれた青い船が中央に映っている。
「左舷側からクレーンを使って網を上げました」
撮影者が説明しているとみられるナレーションが淡々と流れる。
「またエンジンの回転が上がりました」
「本船の方に船首を向けてきます。挑発的です」
漁船が減速せずに画面の左側に進む。「ガシャッ」。よなくにの左舷船尾に船首を衝突させる場面が映った。「あー、本船に当てました」とのナレーションの後ろから、「今の位置確認!」と別の船員の怒号が飛ぶ。
その後、数人が甲板に乗った漁船は、逃げるように離れていった。ナレーションが「ヒトマルヒトロク(10時16分)」と衝突時刻を告げた。
一方、「本当の尖閣 海上保安庁5」と題された動画は、「ミンシンリョウ5179 No3 『みずき』と衝突」という字幕から始まる。
巡視船「みずき」からの撮影映像は、けたたましく鳴り響くサイレンとともに始まる。
「平成22年9月7日、よなくにと衝突したミンシンリョウ5179。ただいまの時刻ヒトマルゴーゴー(10時55分)。中国語による停船命令を行うも該船停船せず」。船員の説明とともに漁船が大写しになり、甲板に数人いるのが見える。歩いたり言葉を交わしているようだが、あわてた様子は見えない。
「来るぞ」「おい」「止まれ」「おい」
船員の怒号が続く中、並走していた漁船は船首側からゆっくり寄せるように近づき、みずきの右舷後部に衝突した。ガリガリッという音が聞こえ、「ヒトマルゴーロク(10時56分)、該船は本船巡視船みずきに接触した。衝突してきた」と、叫ぶような説明が入る。両船からの黒い煙が画面を覆う中、漁船は逆進するようにあっという間に離れていった。
また、「どうなる尖閣 海上保安庁6」の動画には、「巡視船はてるま撮影」との字幕から始まり、みずきと漁船の衝突が遠景で撮影されていた。別の動画2本の冒頭には、それぞれ別の撮影者の名字が記されていた。【北村和巳】
<転載終わり>
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尖閣問題のビデオが流出したとのことですが、どうも本物のようです。このビデオを見るからには、やはり中国漁船が海上保安庁の巡視船にぶつかって来たようです。
そもそもこのビデオを何故日本政府は公開しないのか、未だに謎です。最初から公開していれば、中国漁船が意図的にぶつかってきたことが判明するわけですので、問題解決は早くなると思います。
中国との関係を正常化するためにも、早くこのビデオを公開すべきだったと思います。個人情報以外は、基本的になるべく速やかに情報公開をすべきだと思います。
あまりに日本政府が腰抜けなので、それに業を煮やした関係者が、ビデオを流出させたのかもしれません。誰がビデオを流出させたのかと騒ぐよりも、何故政府がビデオを公開しなかったのかを明らかにすべきだと思います。
日月神示にあるように、菅内閣は正にふにゃふにゃ腰、こんにゃく腰です。まったく責任も気概もありません。中国だけでなく、ロシア、北朝鮮、韓国、アメリカから日本の弱腰外交は、馬鹿にされています。日月神示にある通りになっていますが、どうにかして日本の魂を取り戻さなければいけないと思います。大石氏は、2015年2月4日までしか期間はないといわれています。
●毎日新聞
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101105k0000e040033000c.html