日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「付け焼刃」ではモノにならない日月神示   中矢伸一氏

2010-11-09 07:07:09 | 日月神示の実践
 「付け焼刃」ではモノにならない日月神示




ここのところ、『完訳 日月神示』を求める方が急増し、大変嬉しく思います。
また、『ひふみ祝詞プレーヤー』も人気ですし、
今月から『たまゆらPremium』会員限定で『ひふみ祝詞 銅プレート』の販売も始めました。
このように多くの方が日月神示に魅かれ、
関心をもってくださることはじつにありがたいことですし、
またこれからもさらに多くの方に広めていかなければならないと思っています。

世間に広まれば広まるほど、いろいろな人が、いろいろな思いで関わってきます。
そこで、今回は気をつけるべきことをあえて書き記しておきたいと思います。

私は20年以上日月神示と関わる中で、様々な浮き沈みを見てきました。
その中には、「安易に」日月神示に関わったがために、本当は良くなるはずが、
逆に沈んでしまった人もいます。
日月神示に関わり、神の実在を知り、自分も世の中のために役に立ちたいと
思い立った社長さんが、きちんと神様をお祀りし、企業活動に神示を活かそうとする。
そうしたところ、それまではむしろ右肩上がりだった業績が、日月神示と関わって
から急転直下、社内でのゴタゴタが起こり、赤字に転落、ついに倒産してしまった
という例もあります。

パターンは違えど、こうした例は少なくありません。
どうしてこういうことが起こるのか。
日月神示には、「まずメグリ(悪因縁)を清算せよ」とありますから、
当初は「メグリ」の噴出の現われとして、一時的に悪く見える現象が出てくる場合が
ありますが、今の例については、少し違った見方ができます。

つまり、この社長さんは、企業活動に日月神示を活かそうと思いました。
良い商品を作り、どんどん売って、利益を上げて、
その利益を「日月神示的世界」を築くことに還元しようと思ったのです。
社長さんなりに、良かれと思ってやったことだと思います。
しかしその動機は、
本当に純粋に神様の役に立とうと思ってやったことではなかったのです。
会社の利益を上げるために、いわば、日月神示を「利用した」に過ぎなかった。
あるいはもしかすると本当に「お役に立ちたい」と思っていたものの、
考え方がズレていただけなのかもしれませんが、神様を欺くことはできないのです。
そして、その志が本物かどうか、徹底的に試される。
本物でない場合は、どんどん暴かれ、自分の性根を見せつけられる。
自分でも、自分の本心に気づかない場合もあります。

業績が悪化して倒産したことは、日月神示に関わったせいではなく、
自分自身で呼び込んだ結果なのです。

それが証拠に、会社が倒産すると、さっさと日月神示を捨ててしまいました。
本物なら、会社が一つ潰れたぐらいで日月神示を捨てるはずがありません。
要は、日月神示を知って目が覚めたとか、「ミロクの世」づくりの役に立ちたい
などというのは、“付け焼刃”に過ぎなかったのです。

「この道は、厳しき道ざから、楽な道なのぞ」(『地つ巻』第14帖)

たしかにこの道は、難しい理屈や行はいらず、簡単でラクな道ではありますが、
一方で大変厳しい道でもあるのです。
少しでも邪(よこしま)な気持ちで神に向えば、そこを暴かれ、白日のもとに
さらされます。
そういう目に遭っても、「ありがたい」と感謝の思いでとらえ、何が間違って
いたのかを悟り、そこをさらに踏み台にして行ける人のみが、伸びていくのです。

 <転載終わり>
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 私が初めて日月神示に出会ったのが、2008年7月5日です。8月から日本弥栄の会に入会させていただき、「たまゆら」を購読することにしました。そして同じく8月からこのブログをスタートさせました。

 中矢代表が言われる通り、ウチの会社も私が日月神示に関わり、その道を本格的に歩みはじめると、何故か解りませんが売上がどんどん減っていきました。

 技術的には、最先端のリッチクライアント販売管理パッケージをリリースし、Lotus Notesを携帯電話やiPhoneなどのスマートフォンから受信・送信・独自DBアクセスまで可能にしました。
 しかも2年前からクラウドで提供もしていましたので、技術的にも提供方法も日本・世界でもかなり先端を行っているにも拘わらず、何故か売上は減っていきました。

 営業的にも、IBM社をはじめ、MS、リコージャパン、キャノンMJ、富士ソフト、Salesforce.com、JBCC、NEC、日本ユニシス、NTT-com、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイル、docomo、KDDI、他30社くらいと打ち合わせをし、各社のクラウドにウチの製品を乗せて提供しようというプロジェクトが走っていましたが、何故か成約まで行く企業は多くありませんでした。

 技術的にも営業的にもかなり上手く行っていたのですが、不思議なことに受注までいきにくい状況でした。

 普通の営業だけでは無理そうだったので、様々なコネも使い、有償のコンソーシアムにも入会したり、SODECやLotusDayなどのイベントにも頻繁に出展しました。何度有明のビッグサイトに行ったことか。

 技術、営業、コネと何をやっても上手くいかず、お金を掛けて接待したり、イベントに出たりしても、ほとんど効果が上がりませんでした。打つ手無し、八方塞りです。
 売上が上がらないと、社内も活気がなくなり、段々と暗くなっていってしまいました。口数も次第に減って行き、静かな社内になってしまいました。(静かなのはある意味よいのですが)

 挙句の果てに、建設会社でウチの製品やシステムを推奨してくれていたキーマンが金沢支店に栄転になったり、同じく製品を認めてくれて、いくつもの大きな案件を紹介していただいた大阪のSier企業の部長がリストラされたりと、何故か散々な状態になってしまいました。金沢栄転が2009年4月で、リストラが2009年12月末のことでした。その頃がどん底だったころだと思います。

 そうなると精神的に厳しくなりますが、特に資金繰りが上手くいかないと尚更精神的にキツクなります。同じ立場の方なら、よくお解かりになると思います。(今も日本には大勢の経営者が資金繰りに困っていると思います)

 何をやっても、どんなに手を尽くしても上手くいかなくなり、打つ手無しの八方塞り。企業としては倒産だなという覚悟もできました。居酒屋で上司の悪口を言ってる人を横目に、「いいなぁ、そんなに余裕があって。給料はもらってるんでしょ。」と、よく思ったものです。仕事が多過ぎて大変だと、文句を言ってる人にも、「いいなぁ、仕事があって。」と思いました。

 更に追い討ちをかけるように、家内の体調が悪くなり、精神的にも弱ってしまい、会社に行くのが辛い毎日となってしまいました。息子もあまり楽しく働いておらず、暗い感じでした。

 そうなると、会社の雰囲気も悪くなってしまい、以前は皆で週に3、4回は、夕食替わりに行きつけの居酒屋で飲んだものですが、その頃は3ヶ月に1回行く程度に激減しました。最後には、接待以外では会社の人と飲まなくなってしまいました。社内は暗く、口数も少なくなりました。皆これからどうなってしまうのだろうと考えると、自然と暗くなってしまったのでしょう。それは当然だと思います。

 あまりに暗い話しばかりですみません。要するに、ウチの会社もドツボにはまったということです。最初にメグリが出て来るのは、中矢代表の著書でよく解っていたつもりですが、実際メグリが出て来ると、「何で売れないんだろう。」「どこが悪いんだろう。」と必死で考えます。今丁度メグリが出ているので、厳しいんだなとは、頭で解っていても、なかなか理解できていませんでした。(凡人はこんなもんでしょうね)

 いっそ会社など止めたほうがいい、解散させようと、ずっと思っていましたが、今思えばその頃がどん底だったと思います。2010年1月くらいだったでしょうか。つい最近ですね。解散させてしまって、どこかに勤めるなりしたほうが、ずっとラクだなと思っていました。日月神示の道は、勤めていても歩めるわけですし。

 では何故解散させなかったかというと、お客さんがウチが開発したシステムを使っていたからです。毎月メンテナンスや対応をしていましたので、止めるとお客さんに大きな迷惑がかかってしまいます。
 それと、IBM Lotus Notesと携帯電話やiPone連携のサービスをクラウドで提供していたので、いきなりもう止めますとは言えるはずもありませんでした。

 それからしばらくして、不思議なことに、次第に売上が戻ってきました。まだ最盛期まではいきませんが、徐々によくなってきています。一気に良くなるのではなく、少しづつ地道に良くなっていきました。ほんとに1日1cmという感じです。地道すぎるくらいです。

 その頃は、「完訳 日月神示」や中矢代表の著書をよく読みました。毎日読んでいました。「たまゆらPremium」や船井会長の本、「ザ・フナイ」「にんげんクラブ」も何度も読み直しました。今思えば、その頃に、ある意味力が付いたかも知れません(まだまだ1%ですが)。

 まだまだメグリは清算できていません。一生かかるかも知れません。日月神示に、自分の中の悪を昇華させよ、とあります。また、自分の中の「けだもの」によく言い聞かせて、良い方に導いてやりなさいともあります。中矢代表が言われる通り、自分で自分がよく解らない状態です。大石先生は、自分が一番信じられないと言われています。日月神示では、ツキモノがたらふく食べているぞ、とあるように、動物霊や悪霊が影響している場合もあるようです。

 いろいろありますが、今は毎日楽しくやらせていただき、とても幸せです。こうして、以前のことを思い出すと、改めて今の幸せを確認することができます。毎日どこも痛くないし、お腹の調子も良い。ご飯もいただけるし、雨露をしのいで寝ることもできる。最近は、日常の小さなことに幸せを感じることができるようになりました。空を見て、鳥の声を聴いて幸せを感じることが多くなりました。また、会社のみんなと仕事をしたり、いろんな話しをしたりするのも幸せなことです。

 こうして、今のタイミングで中矢代表が、このような内容で今週の一言を書かれたということは、私も再度気を引き締めて、自分に自分がだまされることなく、日月神示の道を真面目に歩んでいきたいと改めて、思った次第です。

 特に、今週の一言のメインテーマである、日月神示を利用しようとする気持ちが自分の中に少しでもあれば、この社長さんのように思い知らされると思います。
 「完訳 日月神示」や「ひふみ祝詞プレーヤー」、「ひふみ祝詞銅プレート」をご利益のみに捉えるのは、間違っていると思います。勿論結果として、良くなり、幸せになるのは良いに決まっていますが、要は動機の問題だと思います。

 そのことを良く自分に言い聞かせ、今日これから「ひふみ祝詞銅プレート」を注文しようと思っています。



「この道は、厳しき道ざから、楽な道なのぞ」(『地つ巻』第14帖) 

 あまりに深い言葉ですが、少し解る気がします。今日も初心に戻って、謙虚に、そして嬉し嬉しで、楽しくいきたいと思います。



 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/
コメント (3)
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