昨日はひふみ農園丹波篠山の畑のオーナーさんから連絡があり、4月30日のひふみ農園実習会の際に皆で蒔いた種が、何と発芽したとのことでした。朝見た時には特に変化は無かったのに、午後一には芽を出していたそうです。ということは、昼ころに発芽したということなのかも知れません。丹波篠山の土は関東とは違い、かなり粘土質です。まるで田んぼの土を耕しているような感覚で、どうしても上手くいきませんでしたが、どうにか種蒔きをしました。25人全員で「ひー、ふー、みー、よー、いー、むー、なー、やー」とひふみ祝詞を唱えながら種を蒔くのですから、怪しい団体です。山の一番上に位置する畑ですので、聞いているのはイノシシかタヌキくらいでしょうが、赤城なら完全に聞こえます(笑)。尤も、祝詞なので問題はないのですが。
発芽したばかりの芽を見るのは、何とも嬉しいものです。何度見ても微笑ましく思えます。小松菜、大根が発芽したそうです。ほうれん草はまだです。ほうれん草や人参はなかなか発芽しませんので気長に待てば発芽します。粘土質で小さな土の塊がゴロゴロとたくさんある畝ですが、よく発芽したものです。畑のオーナーさんは、土は結構良いと言われていましたが、関東の土とは全く違うのでやや心配していました。ですので、発芽したと聞いてホッとしました。
更に、福島の土はもっと粘土質でした。先月の福島の実習会に参加した、関東の15名は、あまりの粘土質に、鍬(くわ)が上手く使えず、全員呆然としていました(笑)。粘土細工は手でも力が要りますが、畑全部が粘土なので、とても道具は使えません。このような土の粘りは、東北の人の粘りのある性格にも通じているのかと感じました。私は以前、大阪に住んでいましたが、関西の方も、関東の方よりも粘りはあるように感じます。
関東人は、関東ローム層のような性格かも知れません(笑)。砂地なので、サラッとしているが、粘りが足りない性格かも知れません(尤も個人で違いはありますが)。 これはいいとか悪いとかではなく、特徴ということだと思います。特徴なので自分で分かっていればいいと思います。確かに自分を見ても、良いも悪いもサラッとしているな、と思います。こんなにしつこく粘ってやってるのは、私にとっては日月神示とひふみ農園が人生で初めてです(笑)。元々すぐに飽きたり、諦めたりする性格ですから、何でもある程度やったら、「おしまい」となります。人間関係も。仕事も色々やりました。学生時代のスイカ農家でのアルバイトから石焼芋の車での販売、鉄筋屋、鳶、庭師、エアコン取付け、生コン、広告代理店、外食産業、日本語教師、墓地販売(石屋、笑)、ソフトウェアメーカー、イスラエル外資IT企業、掃除、飲食店経営、カラオケボックスの経営、コンピュータソフト会社経営など、まだ色々と言えない仕事もあります(笑)。相当飽きっぽい性格だと自分でも判ってはいます。ただ、日月神示のようあまりに広く、深いものはどこまで行っても完全には納得ができませんので、飽きることがありません。止めようという想いも出てきません。こんな幸せなことはありません。本当にいいものに出会うことができました。船井会長には感謝です。
今日はこれから赤城に行き、トラクターをかけます。その後マルチを張り、キュウリを定植します。今日は五月晴れです。一年で最も良い季節ですね。ウグイスやキジのかわいい声を聞きながら、今日も楽しくやりたいと思います。