日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

マルチを張って、キュウリの苗を植えました

2012-05-09 05:15:46 | 日月神示の実践

 

 今朝は鶯(うぐいす)の声で目が覚めました。時計を見ると5時前でした。爽やかな透き通るような声が、朝の静けさの中に響きます。窓を開けると、新鮮な空気が入ってきました。外では小鳥の声以外は、何も音がなく、とても静かです。たまに新聞配達のバイクの音が聞こえます。まるで赤城のような早朝ですが、今は東京の三多摩の自宅でブログを書いています。赤城には、宿泊施設が3つあるのですが、標高300メートルくらいに位置していますので、早朝は東京よりも5度くらい気温が低いのです。今頃は赤城の朝は13度くらいですので、少し肌寒い感じがします。

 昨日はひふみ農園赤城の第2農園と第4農園にトラクターをかけました。普通はもう少し早い時期にトラクターをかけて、きれいに土を均(なら)すのですが、ひふみ農園ではなるべく野菜が枯れるまで、そのままにおいておきます。種を採るということもありますが、野菜が一生を終えるまで見届けてあげたいと皆が思っているからです。何をバカなこと言ってんだ、と笑われそうですが、一生懸命頑張ってくれた野菜たちへのせめてもの想いです。これは面白いもので、皆が自然とそのように思うのです。昨日は役目を終えたキャベツとブロッコリー、ステックブロッコリー、カリフラワーを林の傍に集めました。1年もすれば、野菜たちは土に帰り、また次の野菜の肥やしになるでしょう。縄文や江戸時代の人々も、同じようなことを考えていたのかも知れません。

 トラクターをかける前に、スーパー活緑を撒きます。まだ完全に土ができあがっていませんので、更に土壌菌を増やすためです。スーパー活緑は10坪に1Kgです。1反なら30Kgを散布します。スーパー活緑とは東北地方で採掘されるゼオライトの岩石を、細かく粉砕し、地球(テラ)サイエンスの特殊処理をした粒のことです。土にとってのT-ヴィータ125や気合散みたいなものになります。これは本当に不思議な粒で、撒くと土がフカフカに柔らかくなります。土の状態にもよりますが、だいたい3ヶ月あれば、そこそこフカフカになるから不思議です。私は木村秋則さんの著書を読んで感動して、無農薬、無肥料で始めたのですが、土ができていなかったので、虫にずいぶん食われてしまいました。結局上手くいきませんでした。それで日本弥栄の会の当時「たまゆら」の記事にあった地球(テラ)サイエンス資材を使ってみることにしたのです。これでやったらトマトやキュウリ、ナス、ジャガイモなどがとても美味しくできたのです!これにはびっくりしました。そういう経緯で、スーパー活緑とライフグリーンを使っているのです。

 トラクターが掛け終わると、見違えるような畑になりました(笑)。次にマルチというビニールのシートを張ります。これも結構大変な作業ですが、皆で協力しながら6本張りました。22歳の新人のS君は少々バテていましたので、ちょっと休憩です。昨日は赤城は26度もありましたので、若いといっても休憩と水分補給は必要です。顔色を見ながらやらないと、熱中症になる場合があります。約2時間半でマルチが完了しました。

 次にメインのキュウリの苗の定植です。スーパー活緑を散布して、すぐに苗を植えたり、種を蒔いても問題ありません。丁寧にポットから苗を出して、マルチの穴に定植していきます。新人にとっても勉強になる作業です。約1時間で苗の定植が完了しました。その後、ライフグリーンの3000倍の希釈液をジョーロで苗に与えます。これで苗は完了です。その後はハウスの水遣りです。私は東京に引き上げるため、先に上がりましたが、後は皆でやってくれました。感謝です。

 キュウリは7月には収穫となりますが、その前に苗の手入れが待ってます。手をかけてあげると、ちゃんと応えてくれるので、何ともかわいいもんです。

 今日明日は、東京で打合せが2日間、朝から晩までびっしり入っていますので、赤城には行けません。野菜の世話と出荷は、安心して皆なに任せます。昨年までは2人でやってましたが、今では4人も常駐の仲間がいますので、ありがたいことです。金曜日には赤城に行きます。やることはたくさんありますので、皆で協力してやっていきたいと思います。

 19日は赤城で実習会があります。20日は丹波篠山です。19日はひふみ農園のDVD撮影もありますので、また忙しくなりそうです(笑)。毎日忙しくしていると、寝付くのも10秒くらいですので、ある意味ありがたいです。ぐっすり寝れば、朝も早くから自然と目が覚めるので、人間とはかなり丈夫にできていることが解ります。今日も楽しくやりたいと思います。

 


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ひふみ農園丹波篠山で小松菜が発芽しました。

2012-05-08 05:22:25 | 日月神示の実践

 昨日はひふみ農園丹波篠山の畑のオーナーさんから連絡があり、4月30日のひふみ農園実習会の際に皆で蒔いた種が、何と発芽したとのことでした。朝見た時には特に変化は無かったのに、午後一には芽を出していたそうです。ということは、昼ころに発芽したということなのかも知れません。丹波篠山の土は関東とは違い、かなり粘土質です。まるで田んぼの土を耕しているような感覚で、どうしても上手くいきませんでしたが、どうにか種蒔きをしました。25人全員で「ひー、ふー、みー、よー、いー、むー、なー、やー」とひふみ祝詞を唱えながら種を蒔くのですから、怪しい団体です。山の一番上に位置する畑ですので、聞いているのはイノシシかタヌキくらいでしょうが、赤城なら完全に聞こえます(笑)。尤も、祝詞なので問題はないのですが。

 発芽したばかりの芽を見るのは、何とも嬉しいものです。何度見ても微笑ましく思えます。小松菜、大根が発芽したそうです。ほうれん草はまだです。ほうれん草や人参はなかなか発芽しませんので気長に待てば発芽します。粘土質で小さな土の塊がゴロゴロとたくさんある畝ですが、よく発芽したものです。畑のオーナーさんは、土は結構良いと言われていましたが、関東の土とは全く違うのでやや心配していました。ですので、発芽したと聞いてホッとしました。

 更に、福島の土はもっと粘土質でした。先月の福島の実習会に参加した、関東の15名は、あまりの粘土質に、鍬(くわ)が上手く使えず、全員呆然としていました(笑)。粘土細工は手でも力が要りますが、畑全部が粘土なので、とても道具は使えません。このような土の粘りは、東北の人の粘りのある性格にも通じているのかと感じました。私は以前、大阪に住んでいましたが、関西の方も、関東の方よりも粘りはあるように感じます。

 関東人は、関東ローム層のような性格かも知れません(笑)。砂地なので、サラッとしているが、粘りが足りない性格かも知れません(尤も個人で違いはありますが)。 これはいいとか悪いとかではなく、特徴ということだと思います。特徴なので自分で分かっていればいいと思います。確かに自分を見ても、良いも悪いもサラッとしているな、と思います。こんなにしつこく粘ってやってるのは、私にとっては日月神示とひふみ農園が人生で初めてです(笑)。元々すぐに飽きたり、諦めたりする性格ですから、何でもある程度やったら、「おしまい」となります。人間関係も。仕事も色々やりました。学生時代のスイカ農家でのアルバイトから石焼芋の車での販売、鉄筋屋、鳶、庭師、エアコン取付け、生コン、広告代理店、外食産業、日本語教師、墓地販売(石屋、笑)、ソフトウェアメーカー、イスラエル外資IT企業、掃除、飲食店経営、カラオケボックスの経営、コンピュータソフト会社経営など、まだ色々と言えない仕事もあります(笑)。相当飽きっぽい性格だと自分でも判ってはいます。ただ、日月神示のようあまりに広く、深いものはどこまで行っても完全には納得ができませんので、飽きることがありません。止めようという想いも出てきません。こんな幸せなことはありません。本当にいいものに出会うことができました。船井会長には感謝です。

 今日はこれから赤城に行き、トラクターをかけます。その後マルチを張り、キュウリを定植します。今日は五月晴れです。一年で最も良い季節ですね。ウグイスやキジのかわいい声を聞きながら、今日も楽しくやりたいと思います。

 

 

 

 


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今年のゴールデンウィーク

2012-05-07 06:29:39 | 日月神示の実践

 昨日、赤城では、雨が降ったと思うと、晴れて、また雨が降るという変わりやすい一日でした。ですので、農作業はあまりはかどりませんでしたが、家の掃除や雑草取りなど、日ごろできないことができたのは助かりました。

 また、茨城では巨大な竜巻が発生し、大きな被害が出たそうです。家屋がバラバラに崩壊している場面は、とても信じがたい光景でした。一体何が起こったのかと、誰もが感じたと思います。被害に遭われた方は気の毒としか言いようがありません。まさかあのような巨大な竜巻が日本で起こるとは、誰も思ってはいないはずです。

 毎年「異常気象」と言われる現象が発生しますが、今年は何と巨大竜巻が発生しました。そして、5月3日は台風並みの大雨と強風で、一ヶ月間に降る降水量と同じ量の雨が、たった一日で降ったそうです。これも観測始まって以来の異常な現象だそうです。

 今年のゴールデンウィークは、4月28日から5月6日まで最長9連休と言われていました。前半は好天に恵まれましたが、後半は雨や嵐でとても行楽を楽しむ状況ではありませんでした。このように天気が悪く、荒れたゴールデンウィークはあまり記憶にありません。例年なら五月晴れで、爽やかな休日だったと思いますが、今年はずいぶん違っていました。今は何が起こっても不思議ではありませんので、こういう現象も想定内ではありますが。

 また、昨日はフランスで大統領選挙が行われ、現職のサルコジ大統領がオランド氏に敗れました。中道右派のサルコジ氏が、中道左派のオランド氏に敗れたわけですが、これからフランス及びユーロ圏に影響が出て来ると思われます。これも歴史のひとコマです。

 同じくギリシャの総選挙が昨日から行われていますが、緊縮財政に反対している急進左派連合が大きく議席を伸ばしています。ギリシャの国民は緊縮財政に反対の人が多いのでしょう。日本人ならまあ仕方ないと我慢するのでしょうが、ギリシャ人は違うようです。日本では消費税を上げるために、政府はあれこれ画策しており、消費税増税賛成の国民も多くなって来ていますが、日本人もギリシャ人のように増税反対と言うべきではないかと思います。食料品や日用品に税金を掛けるのは日本くらいなものです。フランスでもギリシャでも基本的に食べるものや日用品には消費税はかかりません。日本も他の多くの国々と同じように、食料品や日用品には消費税をかけるのを止めるべきだと思います。1000万円もする高級車の消費税を30%に上げても国民は誰も反対しません。贅沢品の消費税を30%に上げて、食料や日用品を5%のままであれば、国民は大きく反対はしないと思います。誰が考えても分かる道理だと思うのですが。

 ひふみ農園赤城ではそろそろ新玉ねぎが収穫の時期を迎えています。厳しい冬を耐え、玉ねぎは大きく育ってきています。昨日試しに食べてみましたが、甘みと辛みのバランスがなかなかよいと感じました。そして瑞々しく香りが豊かなのが特徴です。市販のものですと、あまり辛くないですが、ひふみの玉ねぎは辛みもあります。スライスして洗ってしまうと旨みが落ちてしまいますので、そのまま食べるのがいいです。また、昨日は温野菜にもしましたので、辛みが薄れ、甘みが増しました。温野菜にする時には、ひふみの二十日大根をおろして、ポン酢でいただくと、更に美味しくいただけます。玉ねぎの茎は、長ネギと同じような風味と辛みがありますので、大根おろしの薬味に使いました。これも最高でした!自分で言うのもなんですが、今までで食べた玉ねぎで一番美味しかったです。

 今日は22歳の新人君が収穫した玉ねぎが、野菜セットで定期購入の方に送られると思います。それと、二十日大根、大きな小松菜、ほうれん草、大きなカブ、極太の長ネギ、ヤーコンなどがセットになります。そろそろエンドウ(絹さや)も出荷です。先月定植したブロッコリーやキャベツも元気に育っています。また、ジャガイモや大根、人参、カブも大きくなってきました。近所の農家の方々は、無農薬・無肥料で育てていると言っても、誰も信じてくれません(笑)。唯一いつもお世話になっている種苗専門店の店長さんだけは理解いただいています。農薬も肥料も無しに野菜が育つわけがない!と誰もが言います。でもウチの野菜は3年目で、連作もしていますが、無肥料で大きく育っています。残留堆肥は3年経てば無くなりますので、完全な無肥料栽培です。木村秋則さんの栽培方法とほとんど同じです。しかも初年度から成功しました。無農薬なので、洗わないで作業の合間に皆でツマミ食いをして、味を調べています。農薬がかかっていれば、ツマミ食いなどできないですよね(笑)。今日からはいい天気のようですので、ハリキッテいきましょう。

 

 

 

 

 

 


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70年代に地球が変わった。環境汚染が体を攻撃。

2012-05-05 05:28:22 | 知られざる真実 & 真逆の世界

 

 

 

 

 

'70年に地球が変わった
環境汚染が体を攻撃


立ち止まる人が他のブースよりも多い。
さすが丹羽先生の知名度。

とにかく、ここ2、30年前から病気が非常に悪くなりましたね。がん、膠原病、アトピー、難病の治りが非常に悪いんです。それはどうしてかという話をしましょう。
1970年、この年に地球が変わりました。

アトピーの大人の全身の重症患者が出始めたのもこの年。昔日本になかった難病、奇病がどんどん出始めたのもこの年。地球の環境汚染がどんどんどんどんひどくなり汚染が飽和状態になったのもこの年。
どんな環境汚染物質ががん膠原病アトピーに悪さをするのかと。そこで発見したのが活性酸素です。
当時はこれを提唱していたのは世界中で私だけ。これはもともと人間の体にあるものです。カビやばい菌が入ってくるとそれを叩いてくれるもので非常に大事な酸素だった。ところが、活性酸素は、出来すぎると人間の体を攻撃するんです。1970年あたりから体内に環境汚染物質、化学物質が、入って活性酸素をどんどん作り出し、人間の体を攻撃し始めたんです。それに対して神様はちゃんと防衛機能を与えられていまして、人間の体のなかには、カビやばい菌が入ってくると活性酸素がそれ行けと出てきて、カビやばい菌を殺してくれる。活性酸素ができすぎて人間の体を攻撃し始めたら、神様は体のなかにSODとかカタラーゼ、ビタミン剤(C、E、A)などの酵素を与えられて、できすぎて人間の体を攻撃し始めた活性酸素を取り除いてくれていたんです。1970年までは。
ところが1970年を機に、体の外でいろんな環境汚染が出てきて、どんどん毒性の活性酸素を作り出して、神様が与えられたものではおっつかなくなった。それでがん、膠原病、リウマチ、アトピーなどの難病がどんどん増え始めたんです。
そこで、どんな環境汚染物質が活性酸素を生み出すかということを臨床血液学会で発表しました。
ゴルフ場、みかん畑などに散布する農薬、除草剤、殺虫剤。これらをばら撒き、雨が降って土にしみこみ、川に流れ、その水を浄水場で太いポンプでくみ上げる。それをろ過して、殺菌して水道の水としてみなさん飲んでいる。ごく微量を、毎日、5年、10年飲み続けると、皆さんの肺や肝臓や腎臓の細胞のなかの核の遺伝子にたまって遺伝子を傷つけて発がんするんです。
活性酸素を出して、がん、膠原病、リウマチ、アトピーを発症させる環境汚染物質のいちばんの元凶は窒素酸化物NOxです。これが活性酸素をどんどん出し、がん、膠原病、リウマチ、アトピーの原因になる。
この窒素酸化物は何から出るかというと、鉱物油です。鉱物油を燃やした煙の中に大量の窒素酸化物が入っている。東京、川崎、大阪などは窒素酸化物の渦の中。自動車の排気ガス。とくに重油を炊いた、ディーゼル車。製鉄工場なんかもみんな重油を炊いている。石油化学コンビナートも重油。そうすると、自動車、ダンプカーの排気ガス、工場の煙突の煙、これらがどんどん窒素酸化物をだして、どんどん活性酸素を作って、がん、膠原病、リウマチ、アトピー、難病のいちばんの原因になっているということがわかってきた。
そこで、私は30年位前から、大人になっても治らないアトピーの重症患者、いろんなところを回って、食事療法始めあらゆる治療をしても、何をしても治らない患者さんを診ていた。
そんななか15年位前に私の治療法をテレビが聞きつけて、日本テレビ、TBSが何度も取材に来まして、ただでさえも忙しいのにテレビに紹介され、全国の重症難病患者さんが全部うちに集まりまして大忙しになりました。
今、厚生労働省の調査では、アトピー患者は全国で37万人いるそうです。当時、年間のうちの入院患者は3千人だったのが、全国の診療所も含めて10万人くらいの患者さんが押し寄せて、僕はめちゃめちゃ忙しかったけど、日本皮膚科学会に論文をまとめて発表したんです。そこに日本の地図をのせ、うちへ来た患者さんがどこの出身が多いか、日本地図に点を打っていった。そしたら1位から5位まで、ちょうど環境庁が1999年に大気中の窒素酸化物の濃度を測定した、その測定の1位から5位と、うちの患者さんの1位から5位がまったくいっしょだったんです。
東京、大阪、名古屋、博多(北九州)、岡山。これ、決して人口の多い順ではない。4位の博多から北九州は、北九州工業地帯で、八幡製鉄をはじめ、日本最大の製鉄工業が乱立している工業地帯。
いまから20年前までは筑豊炭田、三池炭田があって、そこの石炭を燃やしていたのが、20年前から石炭が採れなくなって重油を燃やしている。
3位の名古屋と5位の岡山。これは共通した工業地帯がある。石油化学コンビナート。名古屋は西の端が四日市コンビナートで、東の端に世界最大の自動車工場、トヨタがある。岡山は水島コンビナートがある。西の端に日本鋼管という日本最大の製鉄工場がある。
窒素酸化物の濃度と難病はきれいに比例するということの証です。
アトピーの患者さんはだいたい乾燥肌でしょ。窒素酸化物は余計に保湿機能を奪ってアトピーを悪くする。だからアトピーの人は空気の悪いところに住んではダメ。うちの土佐清水に入院して帰るとよくなる。私の教えを守って、肉乳製品を食べないで、ちゃんとしていれば治る。
しかし、200人にひとりは、なんぼ守ってもだめ。これはみんな、土佐清水に就職しかない。いま、40何人いる。もと薬剤師、看護婦、お医者さん、事務員。土佐清水は足摺岬の最先端でしょ?国立公園で工場を作ることができない。自動車もほとんど来ない。通り抜けることができないから、足摺岬に用がない自動車は来ない。私は、ここは北半球でいちばん空気がきれいなところだと思っている。ここに来ればアトピーがみんなよくなる。

<転載終わり>

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 『ゴルフ場、みかん畑などに散布する農薬、除草剤、殺虫剤。これらをばら撒き、雨が降って土にしみこみ、川に流れ、その水を浄水場で太いポンプでくみ上げる。それをろ過して、殺菌して水道の水としてみなさん飲んでいる。ごく微量を、毎日、5年、10年飲み続けると、皆さんの肺や肝臓や腎臓の細胞のなかの核の遺伝子にたまって遺伝子を傷つけて発がんするんです。』

 『自動車の排気ガス。とくに重油を炊いた、ディーゼル車。製鉄工場なんかもみんな重油を炊いている。石油化学コンビナートも重油。そうすると、自動車、ダンプカーの排気ガス、工場の煙突の煙、これらがどんどん窒素酸化物をだして、どんどん活性酸素を作って、がん、膠原病、リウマチ、アトピー、難病のいちばんの原因になっているということがわかってきた。』

 農薬や除草剤や殺虫剤は身体には良くないだろうと誰でも思っていますが、やはり悪かったということですね。また、車の排気ガスも身体には悪そうだと薄々感じてはいましたが、やはり悪かったということです。人間は安全な水と安全な食品、安全な空気がなければ、健康的に生きていくことはできないということです。

 膠原病やリウマチ、アトピーなどの難病がどんどん増えましたが、未だに原因を特定していません。農薬や排気ガスがアトピーやガンの原因だと特定してしまうと、農薬を推進している農協や自動車メーカーの売上が落ちてしまいますので、言えないということのようです。以前養老孟司さんの「バカの壁」を読んだ時に、同じことが書いてありました。自動車産業は日本の基幹産業ですから、排気ガスがガンなどの病気の原因であることは言ってはいけないことになっているそうです。資本主義というものは、金儲けのために誰かが犠牲になるシステムです。外食産業やスーパー小売、食肉産業は、動物の命を奪って金儲けをしています。製薬会社や病院は、不要な薬を大量に患者に与えて、金儲けしています。資本主義はみんなこのように誰かが泣くシステムです。これは平和的とは言えないシステムです。誰かが泣いたり、殺されたりする構造というものは、それほど長くは続きません。資本主義が崩壊する根本的な原因の一つだと思います。

 

・現代医療の限界と薬の副作用


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「ぶり返すユーロ危機」 朝倉慶氏

2012-05-02 05:16:08 | 船井幸雄氏

<船井幸雄.comより転載>

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ぶり返すユーロ危機

 「ユーロ圏の危機は欧州連合(EU)を破壊し、根底から覆す可能性がある。この点で欧州とソ連は似ている。」
 投資家ジョージ・ソロスは現在の欧州と崩壊していった旧ソ連とを重ね合わせました。ソロスは続けて、「欧州はソ連と似たような崩壊の過程が待ち受けている可能性がある」と警告したのです。

 再び世界の焦点となってきた欧州危機ですが、これは昨年の危機をスケールアップした状態で爆発を待っているかの様相です。表面的には収まっていた欧州問題ですが、根本的な問題がどうしても解決できません。一時的な備忘策を講じれば講じるほど域内の矛盾は拡大し、もうどうにもならないところまで行き着くだけです。まさに1989年、ソ連が劇的な崩壊をしたように事態は差し迫ってきています。再び欧州情勢を追ってみましょう。

格差のありすぎるユーロ圏の国々
 全ては経済力の違った寄せ集め国家がユーロという共通通貨を使うということにあるのです。
 例えば東南アジアと日本が同じ通貨を使えば、仮に今のように東南アジアがどんどん発展してくれればこの共通通貨は機能するかもしれません。ところが逆に一緒の通貨を使った東南アジアの経済が落ちていく一方では、この共通通貨は機能しなくなってしまいます。格差がつきすぎるからです。国力が違う国が同じ通貨を使うのだから弱い国が強い国に経済発展で追いついていく状態ならともかく、その逆では調整が難しくなります。
 通常はこの国際間の経済格差というものは為替で調整されるわけですが、その為替相場がないわけですから言わば調整弁がないわけで、この共通通貨を用いている各々の国が何とか政策をとらなければならないのです。
 一つは財政支援です。具体的には日本の中で過疎地に財政支援をするように、強い国が弱い国を財政的にバックアップしなければならないのですが、これが国が違うということで難しいのです。同じ日本人であれば都会の住民が過疎地の住民を結果として支援する形になっていてもなっていても、一応、いやいやながらも都会の住民は納得することでしょう。ないしは、この都会の住民が過疎地の住民を結果的に財政支援している形は、実質的には税金という形に隠れていますので一般的にはわかりづらいものです。

 ところが国が違うとそうはいきません。はっきりと支援をしたということは見えてしまいます。今回のギリシアに対する数回の支援でははっきりとユーロ圏内の資金がギリシア救済に投入されているのは誰にでもわかります。さらにはギリシアには国債の償還を減額され、借金が実質的には7割以上踏み倒されました。元々ドイツ国民としては働かないギリシア国民を救済するのは嫌なことだし、拒否したいのです。しかしユーロを存続するという大義名分の下にこのギリシア支援を受け入れてきました。

 ところがこのように域内の矛盾が大きくなっていくと、このような債務帳消しの問題がギリシア一国ですむわけがないのです。またそればかりかギリシアにしても今回救済資金をもらったばかりなのに再びどころか、3度目の破綻に向かっていくのは必至なのです。借金というものはなかなか返せないものです。ましてやギリシアのように観光以外に何の主要な産業もない国家では尚更です。これが世界に冠たる製造業を有しているドイツと同じ土俵で勝負しろというのですから所詮無理なことなのです。

 こう考えていくとこの共通通貨というものは域内の格差が拡大すればするほど、この強い国家が弱い国家を救済し続けなければならず、これが救済資金として見えているものとまだ見えていないもの(船井メディア発行『朝倉慶のKレポート』(2012.5.1発信)の「TARGET2」という話で紹介)とあるのですが、実質目に見えようが見えまいが、この救済資金は天文学的に拡大する一方なのです。それにもかかわらず、域内の経済格差は縮まることがなく広がっていくばかりで、これはもう民主主義国家としては許容限度を超えつつあるのです。

 ギリシアにしてもスペインにしても25歳以下の若者の失業者は5割以上です。若者の半分が職がないという社会を考えればわかりますが、これは悲惨です。それでもこのユーロという共通通貨圏にいたければ、ユーロという通貨の健全性を維持するために財政再建をさらに行えと強制されるのです。そしてギリシアもスペインもその他の諸国もこの財政再建という緊縮経済を行っています。実はユーロ圏の各国の国民もこの財政再建という緊縮経済にはほとほと疲れ切っているのです。スペインの若者などは職を求めて旧植民地であったアフリカ諸国に移民する有様です。この辺がユーロ圏とひとくくりにしても難しい問題があるということが如実に現れています。
 というのも仮にユーロ圏が一つの国家だったらどうか、と考えてみると、自分の住んでいるところに職がなければ当然、職のあるところに移住を考えるわけです。例えばユーロ圏が日本のような一つの国家と考えますと北海道の過疎地に住んで職がないという人は、東京に上京して職探しを始めることでしょう。こういうことは自然です。中国だって農民工と言って地方から都会に人が移動してきました。これはどんな国家でもその発展過程に当然起こることです。ところが不幸なことに、ユーロ圏という経済圏ではこのような当然の住民の移動すら起こりえないのです。 

ユーロがひとつの国になれない理由
 どうして? と思うかもしれませんが、ユーロ圏をよく考えればわかりますが、ユーロ圏は元々ひとつの国家ではありませんから、言葉も違うのです。スペインはスペイン語、イタリアはイタリア語、ドイツはドイツ語で、フランスはフランス語です。これではスペインの若者は職がないからといってドイツに行って職を探すというわけにもいきません。
 言葉が話せなければ、まともな職などあるはずもありません。ですからスペインの若者はやむなく、言葉の通じる旧植民地のアフリカに移住するという選択をするわけです。このように、ユーロ圏というのは、一つと言っても国家が寄せ合っていますので、様々な不便があるわけなのです。

 先に書いたように、ユーロ圏各国が発展しているうちは問題が生じませんでした。ところが今の状態はまさに悲惨の一言なのです。
 一方で好調なドイツ、オランダ、デンマークなどと、PIIGS諸国であるギリシア、イタリア、アイルランド、ポルトガル、スペインとは格差は広がることはあっても、これが縮まることはありません。
 例えば、ユーロ圏の鉱工業生産指数は今年2月には全体として1.8%低下したのですが、一方で個別でみるとドイツは横ばい、オランダ、とデンマークはそれぞれプラス6.7%、3.1%と上昇しています。ドイツの自動車産業などは史上最高益を叩きだしています。
 これとは対照的にPIIGS諸国の鉱工業生産指数をみますと、同じく2月はスペインはマイナス5.1%、ポルトガルはマイナス6.8%です。スペインとギリシアの失業問題が深刻になっている話は指摘してきましたが、これに対してドイツの失業率は20年ぶりの低水準になっているのです。ドイツの労働者は賃上げ交渉です。これほど格差が大きいのです。
 国が違うということは政策も違ってどうにもならない部分があります。
 このように、「失業者が減らない状況はなぜか?」と顧みてみますと、もちろん各国の経済状況も大きいのですが、それとは別に、各国の雇用政策に一つの問題があることもわかってきています。例えばイタリアでは、原則として労働者を解雇することができません。勤務態度に問題があったり会社の業績が極端に悪化しても、雇用主は雇用者を解雇できないのです。そうなれば企業は余剰人員を抱えたくないですから、当然新規の雇用、若者の雇用は控えます。現在のモンティー政権はこのイタリアの硬直的な雇用制度を変えようと試みましたが、国内の反対が強く立ち往生しています。スペインにしても1970年代半ばまで続いたフランコ政権の独裁時代に、労働者の解雇や地域内移動を厳しく制限した慣行があるのです。それが今でも続いている形で、このような数十年続いてきた各国の仕組みはもう一つの伝統といいてもいいようなもので、これを変えていくのは実際問題としては至難の業なのです。こうみるとやはり国家が違う、言葉も違うという地域が同じ通貨を持つという問題点にどうしても突き当たってしまいます。

 欧州では第一次世界大戦、第二次世界大戦、それだけでなく、戦争と争いを繰り返してきた歴史があります。これに終止符を打とうという大きな金字塔の下にユーロという通貨の統合を計り、いずれは国家統合を目指すという壮大な理想はあるのでしょうが、この大いなる矛盾を解決することは難しいというしかありません。
 これだけではありません。そもそも、このユーロ圏を維持しようと無理に無理を重ねてきているので、もうその矛盾は爆発寸前というのが実態なのです。昨年秋からユーロ危機が叫ばれ、イタリア、スペインの国債の暴落が懸念され、もしそのような事が起きればユーロが崩壊すると懸念されたわけですが、これは昨年暮れにECB(欧州中央銀行)が日本円にして107兆円という膨大な資金を域内の銀行に担保など吟味もせずに、1%という低利で貸し付けたことで息をつきました。
 いわば、これは緊急で大盤振る舞いの貸出をしたようなものです。どんな倒産寸前の企業でも当座、銀行が資金を融通してくれれば、倒産は免れることはできます。しかし本業が不振では再び危機が訪れます。今回のユーロ圏の場合は、一応このイタリア、スペインの危機に対して、ECBが膨大な資金を実質供与して当座を凌いだのです。
 これはどうやったかというと、ECBから受け取った資金を使って、イタリアはイタリアの銀行に自国の国債、スペインはスペインの銀行に自国の国債を買わせることで、国債の暴落を止め、危機を先送りしました。ところが今やその玉も尽きて、再び国債の下落が始まってきたのです。
 こうなると今度は前よりも問題はスケールアップしてしまいます。というのも、イタリア、スペインの銀行は自国の国債の持ち高が爆発的に増えたからです。今後、暴落必至のイタリア、スペインの国債を以前より大量に保有して身動きがとれません。こうなったらやぶれかぶれでさらにECBから資金を供給してもらって、買い続けるしかないのです。
 結局、ECBは資金を貸し付けたものの、その資金で、紙になっていく運命の国債を購入しているのですからどうのもなりません。何度も指摘してきましたが、問題が起きるたびに紙幣を印刷してその場を凌ぎ、しばらく経つと問題がさらに大きくなって再び現れ、そうすると、さらなる紙幣を刷る羽目に追い込まれていく、という繰り返しをしているに過ぎません。これは日本も同じで、事あるごとに日銀に円を印刷させるということで、その額がどんどん増えていくわけです。

 こうしてユーロ危機は再び燃え盛ろうとしてきました。政治的な問題もあります。この5月6日には、ギリシアとフランスの選挙が行なわれます。ギリシアは今までの連立与党ではなくて極右や極左の政党が著しく支持を伸ばしてきています。
 もう改革はたくさん、デフォルトしろという主張です。フランスの選挙でも優勢とされるオランド候補は「もし自分が当選すれば、ユーロの財政協定を破棄する」という主張を述べています。要するに、どこの国民ももう緊縮財政はまっぴらだという気持ちなのです。これが世論の怖さです。一度このような流れが始まると、政治の世界ではこの勢いを止めることができません。こうしていよいよ財政再建の流れもとん挫していくことでしょう。
 その行先を予想している投資家ソロスはもうわかっているのです。「ソ連と同じようになっていく」、ユーロ圏の崩壊は必至、ソロスの予言は現実となってユーロ圏を襲い、そして世界に伝播していくことでしょう。

 <転載終わり>

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 ECBはユーロをドンドン印刷して、イタリアやスペインなどの銀行に貸し付けているわけですが、何だかんだ言っても何とか破綻もせずに現状維持されています。FRBなども同じようにリーマンショック以降はドルをドンドン印刷して何とか急場をしのいでいますが、案外現状維持はできています。日本は1000兆円の借金がありますが、やはり何とか表面上現状は維持できています。

 こう考えると、紙幣はどれくらいまで印刷しても大丈夫なのかと考えてしまいます。日本の借金は現在1000兆円ですが、2000兆までなら大丈夫なのか、5000兆くらいまで平気なのか。或いは恐慌を仕掛ける側がGoを出すまでならいくらでも印刷OKなのか?恐慌が来ると言われて早や3年です。景気は良くないが恐慌までにはならないのではないか、という意見も正しいように見えます。

 ジョージ・ソロスはユーロはソ連と似ていると言ったそうですが、ソ連の場合は崩壊を予測する人もなく、突然崩壊したように見えました。ユーロは危ないと散々言われているので、案外大丈夫かも知れません。まあ、分かりませんが。

*昨日でやっと会社の決算が終わりました。結構大変でした。決算の最後の確認が終わった後に、岡山のFさんと打合せをしました。五井野さんと池田さんのセミナーを聴きに、丁度上京されていたそうです。岡山でもいよいよひふみ農園サークルがスタートします。スーパー活緑やライフグリーンなどの地球(テラ)サイエンスとひふみ祝詞などについて最終確認を行いました。岡山は5反あるので、結構広いです。トラクターも持っておられるので、本格的な農園になりそうです。

 これで、東北は福島、関東は赤城、千葉、太田、信越は小諸、近畿は丹波篠山、中国は岡山にひふみ農園ができました。まだまだこれからですが、拠点ができたのはいいことです。多く作ればいいというわけではありませんが、皆さんが率先して農園をやりたいという想いがあるので、ドンドンとできて来るわけです。農業は一度やると、あまり気分がいいので病みつきになりますね。私もそうです。本格的にやれる人はバンバンやればいいですし、たまに農園に行きたいという人はそれもよしです。家でプランターや家庭菜園もいいと思いますし、全国に300人くらいがひふみ農法でやられています。個人宅まで含めれば、全国に300ヵ所のひふみ農園が既にできています。日月神示は農本主義だと中矢代表が言われていますが、土と野菜と虫と一緒にいると、とにかく元気になるから不思議です。

 今日は久しぶりにこれから赤城に行きます。雨かと思いますが、ハウス内の作業をやりたいと思います。その後、みんなで「あいのやま温泉」に行き、ラジウムをたっぷり浴びます。今日は4月から新しくひふみ農園赤城に常駐している22歳のS君の歓迎会を行いたいと思います。丁度疲れが出て来るころですから、今日は美味しいひふみ野菜を食べて(毎日食べてますが)皆で楽しくやりたいと思います。

 

 

 ・船井幸雄.com


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「福島を真に復興させるために必要なこと」

2012-05-01 07:56:22 | 日月神示の実践

 

<今週の一言より転載>

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福島を真に復興させるために必要なこと

この文章は、429日に書いています。
外はとても良い天気で、窓からさわやかな風が、そよそよと入ってきます。
今日は、副島隆彦先生率いる「福島難民キャンプ見学バスツアー」の皆さんが、福島県田村市にあるWさんの「ひふみ農園」を訪れてくださったそうです。
私はあいにく都合がつかず、立ち会うことができなかったのが残念でした。

 

私たちは、415日に福島の「ひふみ農園」に集まり、初めての実習会を行いました。
30名ほどが集まりましたが、ほとんどが、赤城の「ひふみ農園」のオーナーさんか、関東の常連さんでした。
福島を応援しようと皆さん来てくださったのですが、肝心の東北の人たちの参加が少なく、出だしの盛り上がりとしては、いま一つというところです。
東北はまだ、日々の生活に追われているということもあるでしょうし、なかなかこういう活動に参加するという気持ちにはなりにくいかもしれません。
それでも、せっかくWさんが農地を貸してくださるのですから、小さくても良いから「ひふみ農園」をやっていきたいと考えています。

 

Wさんはプロのお米農家で、すでに10年以上、自然農法を実践してきた実績があります。
今年からは、「地球(テラ)サイエンス」のみでやるそうです。
Wさんは研究熱心な方で、以前から地球サイエンスを試験的に取り入れていたのですが、その結果、地球サイエンス農法(これに「ひふみ祝詞」を合体させれば「ひふみ農法」となります)の方が、もっと良い米が出来ることがわかったということで、今年から「地球サイエンス」一本でやることにしたのだそうです。
その農園を、副島先生たちが今日、見学に行かれたわけです。

すでにプロの農家さんが自然農法をされてきた土地なので、土はすでに「出来て」いますし、エネルギーも高い状態です。そういう土地を貸してくださるというのですから、本来、願ってもないことなのです。
これからきっと、参加してくださる方も徐々に現れると思いますが、最初は何かきっかけづくりが必要だと思います。

そこで、「郡山での講演」+「ひふみ農園での田植え体験」の企画を考えました。

『玉響』会員の皆さんは、今月号に同封されている案内チラシをご覧ください。

副島先生との対談が収録されている『日月神示 立直しの「超」暗号』も、発売になったようですので、ぜひお読みください。
“放射線怖い怖い”の人たちはたぶん読まないでしょうが、本当のことを知りたいと思う方には、参考になる内容だと思います。
例によってタイトルに「日月神示」という言葉が入っていますが、これは出版社がつけたものなので、無視してください。
本書には、非常に重要なことなのにあまり知られていないことが沢山載っています。
とくに、
●ICRP(国際放射線防護委員会)が勧告している、「平常時の被曝限度となる放射線量は、年間1ミリシーベルト未満とする」という基準は、1927年に、DNA修復機能のない、ショウジョウバエの特殊な細胞を使って行ったマラーの実験を根拠としている。
 あれから80年以上が経ち、細胞生物学や生命科学の分野でも飛躍的進歩があり、DNAの仕組みもかなり解明されてきたのに、いまだにその基準を変えられずにいる。
 それをもとにつくられたのが、LNT(Linear Non-Threshold:しきい値なし直線)仮説であり、これは、コペルニクスの「地動説」以来の、20世紀における科学史上最大のスキャンダルだと言われている。

● 仏医科学アカデミーのモーリス・チュピアーナ博士の論文(2001年)
10ミリシーベルト(1万マイクロシーベルト/時)以下の放射線照射で人体細胞のがん化はありえない。さらに、がん抑制遺伝子p53の活性化によるアポトーシス(異常細胞の自滅)もあり、10ミリシーベルト/時以下の照射を長時間受けても、ヒトのからだの細胞はパーフェクトで、発がんなど考える必要はない。このことは、100ミリシーベルト(10万マイクロシーベルト)でも言えるかもしれない」

● ヴィレンチック論文(2006年)
「ヒトの細胞は活性酸素との戦いで、1個の細胞あたり毎日100万件のDNA修復活動がなされている。数千万年もの間、活性酸素と戦って生きてきた細胞のDNAは、最も戦い慣れたレベルである自然放射線の1000万倍(1シーベルト/時)レベルでの戦いに最も習熟している」
といったものは、知っておかねばならない基礎情報として、おさえておくべきと思います。

 

私が、今程度の放射線ならまったく大丈夫だというのは、自分勝手な思い込みや、推断で言っているのではありません。
とくに放射線問題については、信頼のおける根拠にもとづいて述べるようにしています。
だから、「専門家でもないお前がとやかく言うな」というのは、そもそも検討外れの批判なのです。
私の方が、「世界の最先端の、本当の専門筋ではどんなことが言われているのか、その見解にまず耳を傾けよう」と言い続けているのです。

 

知って頂きたいのは、日本は、「低線量放射線の生体に与える影響」の研究では、世界一だということです。
世界一も世界一、ダントツのトップで、独走状態にあるのだそうです。
だから、海外の、わけのわからない“学者”然とした者たち──クリストファー・バズビー(この男は早くも消えたらしい)、アーニー・ガンダーセンユーリ・バンダジェフスキージャネット・シェルマン, といった連中──が、いくら声高に騒ごうが、話にならないのです。
(彼らの欺瞞を暴いているブログサイトを、参考までにリンクしておきます。)
もし、“放射線怖い”の根拠として、そういう連中の説を取り上げているところがあれば、それは自分の無知と恥をさらしているようなものです。
“放射線はどんな低線量でも怖い”とか、“人工放射性物質が危ない”などというオカルト説に染まりきった人たちは、こちらが何を言おうが、自分の考えを改めるつもりはありません。
時間とエネルギーの無駄ですから、相手にしないことが賢明です。

 

福島を復興させるためには、ICRPの定めた安全基準がネックになっています。
これが「20世紀の科学史上最大のスキャンダル」なら、そろそろこの事実を大々的に明るみに出し、撤廃に持ち込む一方で、世界のトップクラスの専門家たちが集まって、新たな基準を制定するように働きかけるべきです。
そこから変えてもらわないと、様々な風評被害にしろ、がれき処理の問題にしろ、なかなかカタはつきませんし、福島の復興もままならないと思います。

<転載終わり>
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 4月15日のひふみ農園福島実習会には30名以上の方々が参加され、大いに盛り上がりました。ただし、中矢代表が言われるように、ほとんどが関東のひふみ農園赤城の会員さんでした。何とか福島を盛り上げていきたいと考え、前日から福島まで来てくれました。東北は、まだまだ農業をやるまでに復興していないのかも知れません。
 
 6月上旬に中矢代表の講演会が郡山で開催されます。そしてその翌日には、ひふみ農園福島で「田植え」の体験を行います。田植えを経験したことのある方はそれほど多くはないと思いますので、この機会に是非体験してみてください。農薬が撒かれている田んぼでは、田植えはやりたくありませんが、Wさんの田んぼは10年以上無農薬・無化学肥料で栽培されていますので、おたまじゃくしやカエル、虫などがたくさんいます。お子さんにはとても良い経験になると思いますし、大人も十分楽しめると思います。詳しくは今月号の「玉響」に入っているチラシをご覧ください。併せて、5月19日はひふみ農園赤城の実習会、5月20日はひふみ農園丹波篠山の実習会が開催されます。こちらも「玉響」に入っているチラシでお申し込みください。
 
 福島は放射能で汚染されていて、今後5年10年で多くの人々がガンや心臓疾患にかかると言う人がたくさんいますが、そういう人も一度福島に行って、自分で放射能を計測するとよいと思います。私は昨年の4月11日から4回福島に行き、放射線を計測しました。4月15日のひふみ農園のすぐ近くでは、0.321μSvでした。ホットスポットと言われている柏や松戸は1μSv以上ありますので、そこよりもずっと低い線量でした(1μSvでも全く安全の範囲ですが)。一度も福島に行かずに危ないとかガンになるというのではなく、一度行って自分の目で現状を見たほうがいいと思いますが、いかがなもんでしょうね?
 
*昨日はひふみ農園丹波篠山の第一回目の実習会が開催されました。兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、広島、徳島、愛知から25名の方々が参加されました。最初にひふみ農法について説明させていただきました。その後、畝の作り方を実習し、種蒔きを行いました。また、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、スイカの苗を定植しました。皆さんとても熱心に作業をされていました。その後、農地の持ち主のPさんのご厚意で、ウドの酢味噌和え、山菜のおひたし、漬物をいただきながら、農園で懇親会を行いました。地元篠山の方も3名参加してくださいました。この模様は6月号の「玉響」でお読みください。
 
 
 
 
 

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