中年男の一言 「ヒデの日常」

サイクリング・キャンプ・トレッキング・釣り等を通して北海道の自然を紹介、カメラはニコンD7100がメイン。

DS-800Zのエッジ修理 前編

2020-12-20 20:52:32 | 音楽・オーディオ
90年代初頭に購入した「DIATONE DS-800Z」ですが、この機種は年数が経つと
エッジが硬化する欠点がある、私が所有するものもエッジがカチカチに硬化して
おりました。

使用環境とかで多少は差があるかもしれないが、ほとんどのものがエッジ硬化
の症状が出ていると思う。

悪さをしているのはエッジの裏に塗られているゴム状のダンプ材だ、こいつが
経年劣化で硬くなる。

修理に出そうにもDIATONEは既に消滅したメーカーだ、修理できる業者もある
けど修理費用はちょっと高額で貧乏人には厳しい。

ということで、自力で修理することにしました・・・暇だし。

応急的にタイヤ保護剤とかで表面をメンテナンスしてはいた、それが良いかは分
からないがドライヤーで炙りつつ塗り込むと一時的に柔らかくなる、30分限定で
豊かな低音が蘇る。

30分限定じゃやるせない・・・

立派なスピーカーだが小音量だと隣にある10センチフルレンジと変わらない低域
の量感、どっちが鳴っているのか確認するほどの僅差である。


見た目は新品と変わらないほどなのだが。


とりあえず外します、しかし簡単には外れなかったのである、手掛かりが無い
ので引っ張り上げることができない。


プラハンと木片でショックを与えて全体が動くようになってから立てて外した、
ゴロッと取れてちょっと焦ったけど。

中の器機は見た所大丈夫だと思う、想像だけど。


防音シートに隙間があるとは・・・こんな仕事はいただけない。


作業はこちらの部屋で行う。


エッジが潰れないように台を噛ませる。


色の濃い所がダンプ剤で、薬剤で除去するまでが今日の作業。


薬剤はブレーキフルードでホンダのDOT4にした、銘柄は関係ないけど。

15分ほどで剥がれやすくなるが一気に剥がれるわけではなく溶液を入れ替えなが
ら削り取る作業を4回ほど繰り返した、ヘラはガリガリ君のを使用、吹雪の中、
ガリガリ君を購入する変なおっさんだった。


布のザラザラ感が出て、溶けたダンプ材のネバリが無くなるとこの作業は終了。


乾燥させたら仕上げの作業がある、後編に続く。
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