山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

キノコとタラコは仲よし!

2022年11月24日 | キノコ料理

 サッカーWC、ビックリした!前半と後半で、全然別の対戦みたい。正直なところ、「無理」と思っていただけに、驚きと喜びも大きいっす。次も頑張れ!JAPAN!!

 実りの秋、収穫の秋を長いこと楽しんできた。今年の秋は、マタギにとっては豊作と言って間違いないでしょう。そんな中で、

 「こんな時だから、色々な料理が試せるじゃない。」という妻の声が、閃きを呼んでくれた気がする。

 思いついたのだ、この料理を。

       今年のムキタケは高品質

 そもそも美味しいキノコなんで、色々な料理方法を試してきたんだけど、ハタと気がついたことがあった。このキノコを常備菜として利用したことがなかったのだ。『ノドヤケ』を常備菜には出来ないけれど、『山のフカヒレ』(どちらもムキタケの別名ね)なら常備菜に出来るんじゃないか?

 だとすると、

  ポクポクポクポク チ~ン

    ≪山のフカヒレ 炒りたらこ和え≫

 今年の初めに石巻から送られてきたお魚。

       デーンと寒ダラセット

 とてもでないけど食べきれなくて、手前のタラコを冷凍保存しておいたのだった。

       炒りタラコにして冷凍してありました(1つ270gありました)

 これをムキタケと組み合わせてみましょう。イメージとしては、イカのカズノコ和えに近いかな。ただ、そもそもヌメリがあるから、昆布とかを使う必要はないと思う。

 早速始めます。

 下ごしらえ・調理の部

 ・画像のように、密封しておいた炒りタラコを40℃のぬるま湯に浸けると戻ります

 ・水にさらしておいたムキタケ(400g)を薄切りにしました

       こんな感じ

 ※ヌメリがあって小さく切れませんが炒めると縮みます

 ・干しかけの大根の皮(厚いところと薄いところ各4㎝)を

 ・千切りにしましょう

 ※歯ごたえが欲しかったので

 ・ニンジン1/3本も千切りに

 ※彩りが欲しかったので

       使った調味料はシンプル

 ※炒りタラコに下味が付いているので

 ・中華鍋にゴマ油を敷いて野菜類を炒めます

 ・油が回ったらムキタケも加えて和えます

 ※水分が出てくるので、火を弱め、蓋をして5分ほど放置

 ・蓋を開けるとツルツルになっています。炒りタラコも加えて、

 味を見てみると、ちょっと足りない。でも、ここは、塩じゃないね。予定を変更して、醤油を加えました(香りが立つのだ)。

 ・いい感じに水分が飛んだら出来上がり

 ※醤油を入れるタイミングは、あまり早すぎない方がいいと思う(焦げ臭くなりそう)

     左がノーマルバージョン 右はラー油を加えて弁当バージョン

 食べてみると、味もさることながら、食感が独特。

  『とろっ・こりっ・ぷちっ・つるっ』

 面白旨い!

 いやあ、やってみるもんだ。山海の珍味が一つ増えたぜ。

 多分、この料理は、世界中で、誰も食べたことがないものじゃないかな。

 ま、そんなことは、どうでもいいか。

 海の幸と山の幸のセッションとでも申しましょうか。二人の相性が良くてよかった!そして、野菜君達も良いアクセントになってくれました。

 食材みんなに、 ありがとうございました!



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