島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

イボタノキ

2015-06-06 11:33:38 | 植物
梅雨の時期に白い花を咲かせる樹木は多数あります。
雲仙の第1駐車場に白い花を咲かせている樹木があったので、調べてみました。
山野に普通に見られるモクセイ科の落葉低木「イボタノキ」と思われます。
というか、イボタノキにもミヤマイボタやセイヨウイボタがあって、私には見分けがつかないので「イボタノキ」でまとめてしまいます。
花期は5~6月、枝先に白い小さな花が多数集まってつきます。

樹皮にイボタロウ虫が寄生してできたイボタ蝋は、止血剤などに使われます。
さて、名前の由来はこのイボタ蝋からで間違いなさそうだが、イボタロウ虫の名前は初めて聞きます。
どんな昆虫なのだろう?
手持ちの図鑑には掲載されていません。
ネットで調べると、カイガラムシの仲間らしい。
羽蟻のような姿をしているが、拡大写真を掲載しないといけないくらい小さな虫のようだ。
うう~ん、今後の観察対象の仲間入りです。
コメント
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