島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

初夏の地味な花

2016-07-02 12:33:17 | 植物
館周辺に咲き始めた初夏の植物たちを紹介します。
まず表紙の写真は、「リョウブ」です。
日当りの良い山地に生えるリョウブ科の落葉高木です。
若芽が食べられる事から、昔お殿様が「飢饉に備えてリョウブを植えよ」との法令を出しました。
そこで「令法」と書いて「リョウブ」と読みます。

海岸近くに生えるニシキギ科の常緑小高木「マサキ」です。
秋に朱色に熟す実は目立つのに、花は地味です。

山野に生えるトウダイグサ科の落葉高木「アカメガシワ」です。
新芽が赤いことから「アカメ」の名前がついています。
風で枝が揺れて、写真がブレてしまいました。
どの花も目立たない薄黄緑色をしています。
コメント
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