24.11.17(日) 天気;曇り一時雨 気温;16℃
昨日、歴史・文化講座「島原城の近・現代史〜島原城と島原市の関わり〜」を開催しました。
参加者は12名、ほぼ半島民でしたが、新聞に掲載されたこともあり諫早市や西彼杵からの参加もありました。
さて、まずは私の感想からですが、「控えめに言って『めちゃくちゃ楽しかった』」です!
知らなかった話を聞くのは、どうしてこうも興味や好奇心を掻き立てられ、知識欲を呼び起こされるのでしょう。 脳内麻薬のドーパミンがドバドバ出て、アドレナリンによる心拍数や血圧の上昇を止められなかったですね。
上記の表現は大袈裟にしても、それくらい面白かったです。w
先日のブルーインパルスの飛行もそうですが、島原城築城400年のイベントが島原市内あちこちで開催されています。
しかし、「島原城築城400年」と言うと400年前の築城開始の頃の「松倉重政が・・・」とか「島原藩が・・・」とか歴史がフォーカスされがちになります。
なので今回、講師の先生の話は明治の頃のお城が終わったところから始まりました! そこから島原城再建へ向けての紆余曲折の物語が始まるわけです。
再建がなった後も簡単に話が進むわけではありません。 その時々の時代のニーズに合わせながら、島原城は目的を変えて島原市のシンボルへと、市民から愛される場所へと成長する物語になっていました。
平成に入ってからは普賢岳の噴火災害があり、市は復興へと力を注ぎましたが、この「築城400年」を機に今後の島原城のあり方や市民との関係を考えていこうと話はまとまっていました。
島原城の400年という時間の中の、明治以降たったの150年ほどのお話でしたが、こんなに面白いものだったとは改めて感動させられました。(今もって熱冷めやらず、です。)