島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

口之津港と山田右衛門作1

2012-09-10 15:32:22 | イベント
「詳しいイベントの内容は、明日以降うんぬん」と書いたのですが、実はスタッフが足らず、私一人が参加者みなさんの後ろからついていったので、ほぼ話を聞けていないんですよね。
メモが取れた所に重点を置いて、他は流れを追っていきます。
今回は事前学習がなく、スケジュールの説明と講師紹介が終わった後、すぐにバスに乗って移動しました。
まず最初の訪問地は「原城跡」です。

知らなかったのですが、この原城跡への入り口の所に板倉重昌の慰霊碑があります。(バスを降りなかったので後日撮影して紹介致します。)
虎口や出丸、二の丸の場所を説明していただきました。
写真に写っているこの場所からも島原の乱の時に戦死したと言われる人たちの人骨が発掘されたそうです。
その人骨を調べると、やけに脛が長い骨も見つかったそうで、先生曰く「乱に参加した人の中には西洋人もいたのではないか」とのことでした。
じっくりと原城跡を見学した後、原城文化センターに移動しました。

足下にある人骨はレプリカです。w
ですが、かなり精巧に作られており、本物と間違ってしまいます。
こちらには原城跡から発掘された歴史的遺物が展示されています。
乱の時に使用されたと思われる鉄砲の鉛玉もありました。
山田右衛門作は、島原の乱の唯一の生き残りだそうですが、乱の決着がつくまでは原城の中で生きた心地がしなかったでしょうね。
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