島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

温泉神社(有家町)

2011-05-20 13:13:29 | 歴史・史跡
目的にしていた場所の1つ、有家町の「温泉神社(旧称 四面宮)」です。
「当社の創建は不詳であるが、通説として伝えられていることは、『歴代鎮西要略』に記載されている『大宝元年(701)、温泉神(在雲仙)の分身末社として、山田神、有江神、千々石神、伊佐早神』の四神が麓神として鎮座したという記録を典拠としている。」
歴史や宗教にあまり詳しくはないのですが、雲仙の温泉神社を中心に四方を守るように分社が置かれたという話しは聞いたことがあります。
島原半島の宗教的な歴史は、紆余曲折を経ている(西の高野山と呼ばれていた仏教の隆盛期、キリスト教の布教中心地、廃仏毀釈・神仏分離など)ので、この温泉神社も焼失し一時断絶したらしい。
神社の境内にも色々な文化財がありますが、その紹介は明日以降で。

私が一番良く感じたのは、こちらの神社へ向かう参道です。
真っすぐ伸びた参道の両脇に昔ながらの商店が建つ、この風景は日本の良さを表していますね。
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