島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

眉山の急な坂

2021-04-30 11:37:52 | 眉山
21.4.30(金) 天気;曇り 気温;18℃
朝から晴れ間が見えていたのですが、午前中のうちに曇りました。
風も強くて、気温ほど暖かく感じません。

昔の登山道跡を通過して「残り650m」地点まで歩いてきました。
登山口からこの残り650m地点までは最初きつい階段の上りですが、その後アップダウンを繰り返しながら徐々に下ります。
全行程約1.5kmなので半分くらいは進んだ事になります。
「なんだ楽勝じゃん」と思いがちですが、本番はここからです。
ここからガツンときつい上り坂が続きます。
あまりにきついので、そのきつさを分かってもらうために(トチ狂って)傾斜角を計算してみました。

眉山(七面山)の標高は818.7mです。
登り口の標高が500mくらいなので、標高差は約300mになります。
残り650mの距離を標高差300m登るわけだから、求める角度をαとすると・・・。
ここで高校で習った三角関数が役立ちます。
sin α = 650 / 300
α ≒ 27 となります。
小学生の頃に持っていた2枚の三角定規のうち、一方が45度の二等辺三角形で、もう一方が30度・60度の直角三角形でした。
その30度の角度に近いと考えると大した事ない坂道に思えますが、とんでもない!
実際にあるもので傾斜角30度くらいのものを探すと、スキー場の上級者向けコースがあります。
先日の眉山登山会に参加された方によると、競輪のバンクもそれくらいの角度だそうです。
どちらがイメージしやすいか分かりませんが、どれだけきつい坂道か分かってもらえると計算した甲斐があります。w
もちろん、きつい所もあれば平坦な所もあるので一概には言えません。あくまで単純に計算するとこうなりますって事を頭に入れておいて下さい。
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