境内の左には朱色の鳥居が並び、薬師稲荷神社が祀られています。
京都の伏見稲荷神社から元治元年(1864年)十二月に分霊されたものです。
ここは温泉神さま、お稲荷さん、薬師如来の三つのご利益が適う、欲張りな神社です。
拝殿の前には二対の狛犬さんが並んでいます。
手前にある新しいものは「岡崎現在型狛犬」と言われる、今現在オーソドックスなタイプの狛犬です。
右の阿像は、運気が回るように足元に玉を転がし、
左の吽像は子獅子と戯れ、子孫繁栄を表しています。 奥にある吽像は猛嶋神社で見たものと同じく、頭頂に角があります。
さらに拝殿の扉を開けて中を覗かせてもらうと、
ご神殿の手前に一対の狛犬さんが置かれています。(遠くてズーム撮影するとブレるので黄色い矢印で示しました。)
ここに位置してご神殿をお守りするのが、狛犬さんの本来のお役目です。