島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

昨日の絹笠山

2024-05-11 11:06:55 | 雲仙
24.5.11(土) 天気;晴れ 気温;20℃
 今朝、雲仙温泉街と山の上は曇っており、明日どころか今日の夕方には雨が降りそうな真っ黒な空でした。 島原に下ってくると晴れ間が見えており、おかしな天気です。 とは言え、天気予報では明日は「雨」になっています。

 来週の土曜日、眉山登山会があるのでその前に絹笠山に登ってきました。 長いインターバルの後に急にきつい山は登れないので、体慣らしのために絹笠山や高岩山など割と軽めの山登りに行くことを、私は「登山リハビリ」と呼んでいます。
 せっかく登ったので昨日の絹笠山の状況を報告します。
 まずは温泉街から白雲の池へ。
 いつもなら大きな画像を掲載しますが、ネットの接続が不安定なので通信がすぐに終わるよう小さい画像にします。
 温泉街から白雲の池の間では、「コガクウツギ」や「コツクバネウツギ」が観察できました。
 白雲の池ではキンポウゲ科の「ウマノアシガタ」、キク科の「ジシバリ」が咲いていました。
 そこからひたすらに山を登り、山頂に到着しました。
 おや? 展望台が立入禁止になってる。 木材が腐食しているようだ。 これでは半島西側の橘湾の景色が見れない。
 今、普賢岳の登山ルートも「国見岳ー鬼人谷」間が登山道崩落のため通行止になっている。(2月くらいに起こったそうだが、私が知ったのは4月) 情報発信どーなってるんだ!? (5月8日に新聞記事が掲載されていたが、おそらくGW期間中に知らずに来た登山客から苦情が殺到したのだろう。)
 この山頂デッキもいずれ腐食して立入禁止になるのか。 これらの管理は私たちの仕事ではないので無責任にこう言える「ちゃんと管理して欲しい」。
 原生沼側へ下山する。 途中路肩が崩れかかった道を通るが、ここも3〜4年は規制線を張ったまま放置されている。 登山口に近づくと工事箇所があり、歩道が狭くなっている。 出口はこんな状況だ。
 これだけ道を塞がれると通って良いのか分からなくなる。
 最後に原生沼に立ち寄った。 「コガクウツギ」や「コツクバネウツギ」が同じように咲いていた。 沼の真ん中にはミヤマキリシマだろうか、ピンク色のツツジが見える。 沼が陸地化している証拠だ。
 春の原生沼といえば「カキツバタ」が咲いている。 数が少なかったが時期的に遅かったか? 白花のカキツバタも見られた。
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