島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ネムノキ(実)

2007-09-15 09:49:16 | 植物
台風がゆっくりと九州に近づいてきています。
天気は悪くありませんが、少々風が強いです。
今日の写真は「ネムノキの実」です。
ネムノキは落葉高木なので、漠然とですが「木の実」がなると思っていました。
ネムノキはマメ科の植物なので、「豆」ができるのは当然と言えば当然ですが、ちょっと意外です。
「豆」といえばつる性の植物になっているイメージが強く、樹木になっている姿に違和感を覚えてなりません。
まして、あのピンク色の繊毛状の花からどうやったら「豆」ができるのでしょう?
来年はもっと注意して観察しなければ。
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季節の変わり目

2007-09-14 15:55:43 | 雑談・その他
皆様、お元気でしょうか?
朝晩と昼の寒暖の差がかなり開いてきました。
特に朝晩は雲仙、昼は垂木台地で働いているとその差は知らず知らずのうちに体を蝕みます。
すみません、風邪気味のようです。
皆様は風邪などひかないよう十分お気をつけください。
今日の写真は、園内の展望台より有明海を撮影しました。
ちょうど海の真ん中をタンカーが進んでいました。
手前に見えるのが島原新港になり、当然奥が熊本です。
島原外港から熊本港までフェリーで30分~1時間ほどの距離です。
タンカーを十数台つなげれば歩いて渡れそうです。
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ゴマダラチョウ

2007-09-13 11:15:41 | 昆虫
本日の垂木台地は曇り、気温が25度ありました。
それほど日も照っていないので、涼しくて過ごしやすいです。
今日は「ゴマダラチョウ」をご紹介します。
園内に樹液を出し、よく昆虫の集まる木があるのですが、その幹に止まって黄色い口吻を伸ばし樹液を吸っていました。
ゴマダラチョウは全国的に一般に見られるタテハチョウ科の仲間です。
幼虫がエノキやエゾエノキを食樹とし、低地の丘やちょっとした雑木林、神社の森や公園などでも見られます。
樹液や果実などを吸汁することが多いですが、吸水や訪花はあまりしないようです。
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本日の平成新山

2007-09-10 10:48:19 | 平成新山
本日の垂木台地は晴れ、気温が22度です。
朝から青空が広がり、少し白く霞んでいるもののお山の姿もはっきりと見えます。
風も適度に吹き、かなり涼しいです。
さて、本日より第十八回眉山登山会の予約受付が開始です。
早くも6名の予約がありました。
イベントの詳細に関してはホームページをご覧ください。
行楽の秋!一緒に登山を楽しみましょう!
皆様のご参加をお待ちしております。
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Big Caterpillar

2007-09-09 10:27:30 | 昆虫
今日こそ平成新山の姿を掲載しようと思っていたのですが、残念ながら今日も雲の中に姿を隠しています。
そんな折り、園内の見回りをしているとおっきい毛虫を発見しました。
あまりの大きさにわざわざ事務所までカメラを取りに戻りました。
撮影して「はて、この毛虫はなんだろう?」・・・、毛虫の図鑑ってそうそうありませんよね。
しかし、現代のテクノロジーはすごい!
インターネット上に毛虫図鑑なるものを見つけ、画像から調べることができました。
この毛虫は、鱗翅目オビガ科のオビガと分かりました。
茶色から白のグラデーションの短い毛に混じって、少数の長い毛があります。
体長が50mmほど、触れると体の前半を激しく左右に振って威嚇します(小枝でつついて実験しました)。
食草は、ハコネウツギやニシキウツギ、スイカズラやウグイスカグラなどのスイカズラ科の植物です。
発見した木は、ニシキウツギでした。
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クズ

2007-09-08 16:18:07 | 植物
昼はまだ夏の日差しですが、朝晩は冷えてくるようになりました。
秋は着実に近づいてきています。
今日の植物も秋の七草のひとつ「クズ」です。
ちょうどセンターと森林の境目に棚を作っていました。
山野に普通に見られるつる性の多年草で、そのつるは何度取り払ってもすぐに伸びてくる、生命力の強い植物です。
つるを他の植物に巻き付け、上へ上へと登っていき、あらゆる植物の上に覆いかぶさっていきます。
確かこの下にはサンショウの木があったはず・・・。
秋の七草としてはあまり知られていませんが、解熱剤の葛根湯は有名です。
葛根湯は字のとおり、葛(クズ)の根っこを原料にしています。
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秋の気配

2007-09-06 14:07:42 | Weblog
夏休みが終わるとひと雨ごとに暑さが和らいでいきます。
今日も朝から雨が降っていました。
お昼前に一時晴れ渡り、雨上がりの美しい平成新山の姿が見れました。
しかし、午後になると再び雲がわき、お山の姿を隠しています。
垂木台地では早くもススキが穂を出し始めました。
まだ落葉樹が成長していない垂木台地では、紅葉よりもススキの穂で秋を感じます。
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激写

2007-09-05 10:32:41 | 雑談・その他
爬虫類が苦手な方はご遠慮ください。
3日(月)夕方、決定的瞬間を撮影しました。
スタッフの「ヘビがいる!」の声に駆けつけてみると園内の木道の上をヘビがクネクネと進んでいました。
最初は「おーヘビだ、ヘビだー」と撮影していたのですが、そのうちヘビが歩みを止めました。
不思議に思って見ているとヘビの視線の先にはちょっと大きめのトカゲが・・・。
次の瞬間、トカゲの後ろからそれまでのゆっくりとした歩みからは考えられないほどの素早さでガブッっと!
トカゲは尻尾をきりつつ2度、3度と逃げ回り、ヘビは何度かトカゲを見失いつつも執拗な攻撃でついに頭から食いつくことに成功しました。
その後はとぐろを巻いてトカゲを逃げられないようにし、10分ほどかけてゆっくりと飲み込んでいました。
自然界の食う食われる(被食者ー捕食者)の関係をこんな間近に見られるとは思っておらず、その間スタッフは仕事もそっちのけで観察していました。
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ナミアゲハ

2007-09-03 14:16:28 | 昆虫
夏休みは昨日まで、今日から2学期のスタートです!
めっきり人の姿が減ってしまいました。
今日の垂木台地は昨日と同様、朝から雨、午後から晴れ間の見える天気です。
吸水をしているのでしょうか、ナミアゲハが盛んに雨上がりのテラスに舞い降りていました。
園内には秋の植物が咲き出しました。
垂木台地の秋の代名詞とも言えるススキもその穂を伸ばし始めています。
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本日の垂木台地

2007-09-02 14:09:17 | Weblog
今日の垂木台地は、朝から雨が降ったり濃霧に覆われたりと不安定な天気です。
空が曇っていたおかげで夏の暑さからようやく開放されていました。
しかし、午後になって少しずつ日が射してくるようになりました。
日差しはまだ夏ですね。
湿った地面に日が差し、蒸発した雨が湿度を上げていきます。
日が陰ると涼しいのですが、日が照ると蒸し風呂のようです。
暑さがぶり返すとともにセミの鳴き声も聞こえ出してきました。
まだまだ暑さは続きそうです。
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