島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

勘違い

2008-10-17 16:02:12 | Weblog
しているのは私ではありません。
写真の植物「ホトケノザ」です。
ここ数日気温は低いものの暖かい日差しが射しているので、春が来たと勘違いして花を咲かせています。
まだ10月やのに・・・。
勘違いしている植物はホトケノザだけではありません。
森林公園のツツジが咲いています。
オトボケと言うか、気が早いと言うか・・・。
ススキの穂と春の植物がミスマッチングな垂木台地です。
雲仙では木々が色づき始めています。
今月下旬から来月初旬ごろが紅葉の見頃になると思いますが、晴天が続いているのが少し心配です。
晴れの日が続くのは嬉しいのですが、雨が降らないと植物が枯れてしまいます。
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ナギナタコウジュ

2008-10-16 14:17:38 | 植物
先程、当センターの地震計が震度2を記録しました。
図鑑で植物を調べている時に突然地震計の警音がなったので、大変驚きました。
気象庁のホームページによると震源は長崎県の南西部、深さが約10kmだそうです。
マグニチュードは3.3、諌早で震度2を記録しています。
私はまったく揺れに気付いていませんでしたが、きちんと地震計は動いているという証拠になりました。
さあ、そのときに調べていた植物が写真の「ナギナタコウジュ」です。
アジアの温帯に広く分布し、山地の道ばたなどに生えるシソ科の1年草です。
シソ科の植物とあって、全体に独特の強い匂いがあります。
淡紅紫色の花が少し反り返った花穂の片側だけにつく姿が、『ナギナタ』を思わせることからこの名前がつきました。
垂木台地では見つからないと思っていたのですが、偶然見つけてしまいました。
あまり数が多くなかったので、詳しい場所は秘密です。
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本日の平成新山

2008-10-15 13:20:24 | 平成新山
秋らしい1枚をどうぞ。
垂木台地のススキが穂を出し始めて暫く経過しました。
まだススキの原とまではいきませんが、それでもたくさんのススキが穂を出しています。
日一日と冷え込んできます。
そろそろ衣替えして、長袖のシャツを出さなければ・・・。
今の時期は色々とイベント事が重なっていますね。
運動会や文化祭など、子供の頃に経験した行事は忘れないものです。
今の子供たちにも素敵な思い出が残ると良いですね。
しばらくは秋空が広がりそうです。
広く高い空の下、おもいっきり駆けて心と体をリフレッシュしましょう。
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アキノノゲシ

2008-10-13 13:19:55 | 植物
日差しはまだ暑いのですが、吹きすさぶ風は非常に冷たいです。
ご来館される方は、1枚羽織れるものをご持参下さい。
さて、紹介する植物が秋のものになってきました。
その名も「アキノノゲシ」です。
春の「ノゲシ」に似ていて、秋に咲くのでこの名前がつきました。
日当たりの良い空き地や道ばた、草地などにごく普通に見られるキク科の大型1~2年草です。
高さは普通1メートル以上になります。
茎は直立し、その上部に淡いクリーム色の頭花を円錐状に咲かせます。
頭花は直径2センチほどの大きさがあり、舌状花だけでできています。
頭花が開くのは太陽が出ている時だけで、夕方になると閉じてしまいます。
垂木台地のあちらこちらで今の時期に見ることが出来ます。
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イヌコウジュ

2008-10-12 10:59:11 | 植物
ちょいとピントが甘めです。
近接での撮影は難しいですね。
アジア東部に広く分布する「イヌコウジュ」です。
山野の道ばたなどにごく普通に見られるシソ科の1年草です。
全体に細かい毛があり、茎の断面は四角形をしています。
写真のように紅紫色をしたものが多いです。
9~10月に淡紅紫色の小さな花を咲かせます。
一度にたくさん開花することはなく、1つの花序に数個程度咲きます。
少し荒地状を好むのでしょうか、林道垂木台地線や眉山の登山口などでは見られるのですが、垂木台地や眉山ではあまり見られない植物です。
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ヤマトシジミ

2008-10-11 14:42:16 | 昆虫
朝から霧がかかり、お昼になって霧が晴れたかと思うと風が強くなってきた垂木台地です。
今日から3連休という方も多いのでしょう、午後になって他県ナンバーの車が増えてきました。
そんな中、眉山の登山口まで歩いてきました。(また!?)
連休中は外に出ることができそうにないので、ブログのネタになりそうなものを撮り貯めてきました。
まずは昆虫から、「ヤマトシジミ」です。
市街地の公園、人家付近の荒地などで最もよく見られるシジミチョウです。
翅の鮮やかな水色が目を引き、始めは何かの花弁だと思っていました。
11月頃まで見られる小型の蝶です。
風が強かったせいか、寒さのせいか、じっと枝に留まったまま動こうとしませんでした。
幼虫の食草がカタバミで、カタバミのあるところなら見ることができる蝶です。
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林道 垂木台地線

2008-10-10 14:28:01 | 雑談・その他
あまり知られていない、眉山ロードから森林公園・当センターまで繋がる歩道です。
昨日、撮影してきました。
ほとんど人の通りがないため、ものすごい数のクモの巣がかかっていました。
道の両側は草が生い茂っているのですが、道そのものはしっかりと舗装されているので、歩き易かったです。
コムラサキの実が早くも成り始めていました。
眺めも良く、正面に見える山が天狗山になります。
写真には写っていませんが、もうちょっと右に視線を移すと眼下に深江・布津の町が広がっています。
行きは下り坂で楽なのですが、帰りのことも考えないといけなかったですね。
炎天下の中を汗だくになって登ってきました。
運動不足解消には、少しきつ過ぎました。
もう少し涼しくなれば自然観察や運動に持って来いの歩道になります。
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眉山の植物

2008-10-09 14:38:31 | 植物
すっかり秋空となりました。
しかし、日差しにはまだ夏を感じます。
こんにちは、平成新山ネイチャーセンター担当者です。
・・・。
上の文章に特に意味はありません。
さて、本日ご紹介する植物は「ゲンノショウコ」です。
山野の草地にごく普通に生えるフウロソウ科の多年草です。
腹痛の民間薬として知られ、煎じて飲めばすぐに効果があるということから「現の証拠(ゲンノショウコ)」と付きました。
花は西日本では紅紫色、東日本では白色のものが多いです。
タイトルに眉山の植物としたように、垂木台地ではあまり見られない植物です。
表紙の写真も七面山(眉山)の登山口まで行って、撮影してきたものです。
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撮影現場を撮影

2008-10-06 14:41:33 | Weblog
RKB毎日放送制作の「味わい ぶらり旅」の撮影が当センター園内で行われました。
九州各地に縁のある方、九州への特別な思いを持っている方をゲストに迎え、懐かしの場所を訪ねたり、土地の人々と触れあい、味を楽しむ番組です。【番組概要より】
今回は「まぼろしの邪馬台国」より、島原市で撮影を行っています。

当センターでは、テラスから平成新山をバックに撮影を行っていました。
え?最初の館内からの写真と上の写真では撮影した角度が違う?
・・・すみません、撮影してるまわりをウロウロと歩き回っていました。
ゲストは草野仁さんと宮崎香蓮さんです。

お二方とも「まぼろしの邪馬台国」に出演していらっしゃいます。
放送予定日は11月16日と11月23日の午前10時15分から10時30分です。
RKB毎日放送、NBC長崎放送、OBS大分放送、RKK熊本放送、MRT宮崎放送、MBC南日本放送の九州ブロック全6局ネットしていますので、是非ご覧になって下さい。
※写真が遠い上に小さくてすみません。
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オンブバッタ

2008-10-06 11:02:38 | 昆虫
朝早くから来館していただいたお客様です。
多分ショウリョウバッタだろうと思いながら図鑑を調べました。
「シ、シ、シ・・・あった、ショウリョウバッタモドキ・・・ん?モドキ?」
ショウリョウバッタの項目の下にショウリョウバッタモドキなる昆虫が!!
「なんやねん!モドキって!?」
しかも、よくよく調べてみると「オンブバッタ」だし・・・。
お願いします、昆虫学者さん、大きい枠組みで命名してください。
何が違うのかさっぱり分かりません。
それはさておき「オンブバッタ」は、直翅目バッタ科の昆虫です。
初夏から秋にかけて、畑や草原などに普通に見られます。
雌の上に雄がのっていることがよくあるので、この名前がつきました。
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