島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

島原 浜の川湧水

2010-02-15 14:13:05 | 観光・施設
明日、明後日と連休をいただいているので、もう1つアップします。
連休中は、実家へ帰って県知事選の期日前投票を済ませてきます。
「一票が 明日の県政 生む力」(長崎県選挙管理委員会)

「水の都」と呼ばれるくらい湧き水が豊富な島原市には市内に約60個所の湧水ポイントがあります。
大体が島原城・武家屋敷付近か、アーケード付近に集中しているのですが、ここはちょっとだけ他と離れています。
パンフレットにも「時間に余裕があれば足を伸ばしてみてください!」と書かれています。
「浜の川湧水」です。
住宅地の中にあり、初めての方は案内もしくは地図がないと迷子になってしまうかも知れません。
そのくらい狭い路地を抜けていった場所にあります。
写真の左側にちょっとだけ写っていますが、ここの水場は区切られており、洗う物の順番と場所が決められています。
上流側から順番に、
1.魚・食品・洗場
2.食器・食品・すすぎ場
3.食器・食品洗場
4.洗濯場(おしめ、パンツ、靴、洗わないこと)
となっています。
また、下流では貯水して防火用水として使用するため、残飯などのゴミ類は一切流さないようにしています。
豊富な湧水ですが、地元の間でも大事に使用されているのが分かります。
『命の水』というくらい水は人間の暮らしにはなくてはならないものなのですね。
※最初にも書きましたが、ここは住宅地の中にあります。
マナーを守ってご近所の迷惑にならないようにしましょう。
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西日本宝くじ

2010-02-15 13:07:21 | ジオパーク
島原半島ジオパークがらみなのですが。
第1961回 西日本宝くじの図案に、当センターから眺めた平成新山が決定致しました。
発売期間は、2月17日(水)~23日(火)までです。
発売前ですので、写真はもちろん見本です。
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慰霊碑

2010-02-14 13:24:01 | 平成新山
島原市内には何個所か雲仙普賢岳災害の時の慰霊碑があります。
お客様から「慰霊碑はどこ?」と聞かれることもあるのですが、「どの慰霊碑?」と聞き返さざるをえません。
そのなかでこちらは、雲仙岳災害記念館の近くにある「雲仙普賢岳噴火災害 消防殉職者の碑」です。
昨日ご紹介した自衛隊のヘリと装甲車のすぐ後ろ、海側にあります。
1991年6月3日の大火砕流によって、43名の尊い命が奪われました。
そのうちの12名が消防団員でした。
危険だと知りつつも人命を守るために任務についていた若き消防団員たちのご冥福をお祈り致します。
市民・住民の安全の裏にはこういった方々の努力があることを忘れてはいけませんね。
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ヘリと装甲車

2010-02-13 13:10:20 | 観光・施設
皆様は、お元気でしょうか?
暖かい日や寒い日が数日おきに入れ替わっています。
寒暖の差が激しいものですから、今日はちょっと体調不良です。
と言っても、軽い頭痛がするくらいなので出勤して仕事してますが・・・、今日は早く帰って寝よ。

さて、こちらは雲仙岳災害記念館の隣にある復興アリーナの敷地内に展示してある「ヘリと装甲車」です。
噴火災害において活躍した自衛隊の輸送ヘリと装甲車です。
自衛隊は1658日という長期間にわたり、警戒監視活動、捜索、輸送、遺家族視察支援、各種学術偵察支援など島原と市民のために活動しました。
島原は今ではすっかり復興し、当時の傷跡や記憶に残るものはほとんど目につかなくなってきました。
しかし、こういった物が残っていることによって思い出し、忘れないで済んでいるのではないでしょうか。
「ああ~、当時はヘリや装甲車が活動するくらいの大きな災害が起こっていたんだな。」と。

役目を終えた2台の見つめる先には、静かに落ち着いた平成新山があります。
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本日の平成新山

2010-02-12 13:55:02 | 平成新山
今朝の平成新山です。
すっぽりと雲の笠をかぶり、山頂部はまったく見えません。

お昼の写真です。
ちょっとだけ雲の高さが高くなりました。
溶岩ドームの下部分が見えるようになりました。
おや?あれは霧氷?
霧氷にむかってズームイン

まぎれもなく霧氷ですね。
ここから見えるということは、妙見岳方向にはもっと付いているでしょうね。
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ハクセキレイ

2010-02-11 13:14:58 | 野鳥
島原城のお堀で撮影。
最も普通に見られるセキレイ科の「ハクセキレイ」です。
主に北日本で繁殖し、本州中部以南の各地で越冬しますが、近年では繁殖地の南限が関西地方まで下がってきて分布を広げています。
島原では留鳥ですが、垂木台地で見たことはありません。
駐車場を颯爽と歩き回っている鳥と言った方が、「ああ~」と理解してもらえるかも知れません。
河川や田畑といった開けた場所でよく見かけることができます。
尾を上下に振りながら歩き、昆虫を捕食します。
動きが素早いので、思ってもなかなか撮影出来ない鳥です。
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観光ガイド大手門番

2010-02-10 13:52:17 | 観光・施設
島原城近くにある「観光ガイド大手門番」に寄ってきました。
ブログへの掲載許可と近況のお話しを聞いてきました。
最近、ガイドのお客さんが増えているとのこと。(いいな~)
特に某テレビ局のドラマが始まってからは、その関係も増えているとか。
設置してあったパンフレットにも、島原の上陸地から長崎へ向けてのルートが描かれていました。
お話しを聞いていると、多岐にわたって案内の依頼があるらしく、島原と言えば「湧水」だったり、島原と言えば「歴史」のお話しだったりとそれぞれの得意分野を活かしたガイドを行っているそうです。
島原を散策していると「お墓-寺-神社、お墓-寺-神社、・・・」やたら出くわすので、今度はそのあたりのこともお聞きしたいと思います。
一応、モデルコースも設定されているのですが、ご要望によって色々と変更すると仰っていたので、島原観光の際には是非お気軽に立ち寄りください。(事前に連絡をしておくと良いかも。)
詳しい連絡先は、こちらをご覧ください。
島原観光ボランティアガイド
ちなみに写真の建物は、元々は交番だったところです。
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ミヤマホオジロ

2010-02-07 13:07:10 | 野鳥
久しぶりの生物系の更新です。
黄色い眉と冠羽が目立つ「ミヤマホオジロ」です。
北海道南部と本州以南の丘陵や山麓の林で越冬するホオジロ科の冬鳥です。
ちょっと遠目の撮影でしたが、今の時期にしか撮影出来ない鳥なのでご了承下さい。
薮のある明るい林を好み、林内の空き地や林道をピョンピョンと跳ね歩きながら、落ちている草や樹木の種子をついばみ、昆虫やクモなども捕食します。
4月下旬になると中国大陸へ渡りますが、対馬では繁殖例があるそうです。
名前の由来ははっきりしませんが、深山(みやま)の鳥という印象からついたとも言われています。
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しまばら湧水館

2010-02-06 13:24:13 | 観光・施設
長~い霜柱を見つけたので、1日あいだが空いてしまいました。
ぱっと見 古民家ですが、こちらが「しまばら湧水館」です。
11月9日に紹介した「鯉が泳ぐまち」の真向かいにあります。
その時は観光のお客さんが多くいらっしゃったので、遠慮して入れませんでした。
今回はばっちり中身までご紹介します。
まずはエントランスというか玄関?

お客さんが自由に開け閉めして出入り出来るようになっています。

イベント関係のポスターや観光マップなどが置いてあります。
「ひなめぐり」のパンフレットはここでゲットしてきました。
建物の簡単な解説もありました。
大正初期に建築されたものを、島原市が湧水めぐりを楽しむための休憩所として保存している家屋だそうです。
中には湧水の仕組みなどの解説もありましたが、湧水館の魅力は、

なんと言っても、建物が醸し出す雰囲気ではないでしょうか。
懐かしいというか、和むというか、時を忘れてゆっくりとした時間の流れに身を任せたい、そんな感じがします。
「好きな人は、好きだろうな~(当たり前)。」と呟いていました。
古民家ファンならずとも一度は訪れていただきたい場所です。
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霜柱

2010-02-05 13:21:03 | 気象
昨日、お隣の森林公園へ出かけていって見つけてきました。
霜柱です。
霜柱自体は珍しくありませんが、その大きさに驚きました。
下に転がっている小石と比べてもらうと分かると思いますが、デカイです。
5~6cmくらいの長さがありました。
しかも撮影したのはお昼過ぎです。
よくぞ溶けずに残っていてくれたものです。

あまり大きく成長しすぎたのでしょうね、崩れて下に落ちてました。
上の白い部分で出来上がった霜柱が、自分の重さに耐え切れず崩れています。
って、溶岩ドームみたいやな。
火砕流発生するんかい!
(以上、コアな平成新山ネタでした。)
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