島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

雲仙近いで、籾干すな

2010-06-16 12:56:37 | 気象
モグラの出現など予想もしない事件が起こったので遅くなりました。
こちらは6月12日(土)の平成新山です。
どうです?近く見えますか?
カメラを通すとどうも分かり難いですが、この日はえらく平成新山が近くに見えていました。
そこで同じ日に行われた“気象学習会”で、タイトルの「雲仙近いで、籾干すな」の言葉が出てきました。
これは島原地方に残る天気に関する諺だそうです。
詳しい原理は分かりませんでしたが、前線が近づいているとこのような現象が起こるそうです。
要するに「これから天気が崩れますよ~。」という合図らしい。(だから、籾を干すな)
諺どおり夕方から雨が降り始め、九州北部は梅雨入りしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コウベモグラ

2010-06-13 14:32:27 | Weblog
ビックリです。
今日のお昼、お弁当を食べていると視界の隅に何か動くものを捕らえました。
素早く振り返ると見慣れない茶色い大きめの生き物が、結構速いスピードで動いています。
「!モグラだ!」
すぐに気付いてカメラを取りに走り、逃げ回るモグラを必死に撮影しました。
調べてみると、「コウベモグラ」と判明しました。
コウベモグラは日本産モグラのうち最大の種になるそうです。
2年くらい前から冬になると、駐車場横の広場にモグラ塚が出来るようになったので、モグラがいることは分かっていました。
しかし、昼も日中にモグラを目撃することになるとは思ってもいませんでした。
その後、モグラは左に見えている砂利の中へと穴を掘って、逃げていってしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気象学習会

2010-06-12 14:43:46 | イベント
久しぶりにイベント報告です。
今日の午前中、「気象学習会~大陸に近い長崎の気象とは?~」を実施しました。
気象学習会は毎年、今頃の季節の恒例行事となってきました。
「天災は忘れた頃にやってくる」と言います。
毎年勉強して忘れなければ、天災はやってこない!
いや、違うか?
正しい知識を身につけて忘れなければ、天災も未然に防げます。
事故があってからでは楽しいものも楽しくありません。
良い思い出を作るためにも正しい知識を身につけましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲仙諏訪の池ビジターセンター

2010-06-11 13:51:06 | 観光・施設
口之津から雲仙方向へ戻りまして、小浜町諏訪の池 休暇村雲仙内にある「雲仙諏訪の池ビジターセンター」です。
雲仙お山の情報館や当センターと同じく環境省の施設になります。
こちらのセンターは、里山の自然をテーマにした展示物が豊富です。
諏訪の池に生息する魚や植物、水生昆虫、それらを餌とする水辺の野鳥などが模型やジオラマで分かりやすく紹介されています。
また注目していただきたい屋根。
そうです、ドーム型の天体観測室には大型の望遠鏡があり、夜空の観察会などが実施されています。
話しはそれますが、今月(6月)26日には部分月食が観察できます。
九州では欠け始めは地平線下ですが、22時には部分食も終わります。
観察しやすい時間でもあるので、秋の夜長ではありませんが、ちょっと夜空でも眺めてみてはいかがでしょう。
運の良いことに土曜日は諏訪の池ビジターセンターで星空観察会が行われます。
是非ともお出かけ下さい。
雲仙諏訪の池ビジターセンター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おまけ写真

2010-06-10 14:07:04 | 雑談・その他
昨日アップした口之津の「歴史民俗資料館 海の資料館」から雲仙方向を振り返って見ると、
口之津港を挟んだ向こう側に、先日紹介した「富士山」が見えました。
こうして見ると富士山に見えなくもない・・・えらく小さいが。
富士山の手前に見える建物は、口之津第二体育館かな?
元々は小学校だった建物だと思われます。
(口之津小学校は、それまであった第一、第二、第三の3つの小学校が合併して新しくなっています。)
山と海を見渡せる絶好のロケーションの中で、育まれた子供たちがいるんですね。
うらやましい。w
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

口之津 歴史民俗資料館 海の資料館

2010-06-09 14:27:09 | 観光・施設
休みを利用してまたしても口之津へ行き、色々と撮影してきました。
こちらは口之津にある「歴史民俗資料館 海の資料館」です。
実は4年ほど前に当センターの通信誌の取材で訪問したことがあったのですが、その後なかなか行く機会もなく、疎遠になっていました。
取材に行った当時、丁度団体の観光客とかち合ってしまい団体のお客様に紛れながら館長さんのお話しを聞いていました。
おっと、昔話になっちまったい。w
元の建物は、明治32年に開設した長崎税関口之津支所です。
改装して展示資料館となっています。
昔懐かしい雑貨の数々や「日本一の船員の町」として、世界各地から船員が持ち帰った民芸品が展示されています。
入館料や休館日は、以下に南島原市のリンクを張っておきます。
南島原市 口之津歴史民俗資料館 海の資料館;http://www.city.minamishimabara.lg.jp/kiji/pub/detail.aspx?c_id=54&id=72&pg=1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クマイチゴ(実)10

2010-06-06 13:23:43 | 植物
園内の「クマイチゴ」の実がなり始めました。
園内にはクマイチゴをはじめ、クサイチゴ、ナガバモミジイチゴなどのキイチゴ類がなっています。
春のキイチゴ類はそれぞれ特徴があるので見分けは容易です。
クマイチゴは、他のキイチゴ類より大型で荒々しい印象があります。
実も、より赤みが強く、刺々しい感じがします。
今年はクサイチゴ・ナガバモミジイチゴは不作でした。(別に栽培しているわけじゃありませんがw)
ナワシロイチゴの花の時期でもあるのですが、なかなか見つかりません。
植生が変わりつつあるのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご協力お願いします。

2010-06-05 12:41:41 | Weblog
ついに当センターにも来ました。
「家畜伝染病予防のため、靴底消毒にご協力下さい。」
看板、マット、消毒液は島原市からの支給です。
不特定多数の人が集まるような観光地に設置をお願いして回っているそうです。
島原半島内には牛や豚の牧場が多いので、当然の処置かもしれません。
人に感染しないとは言え、他人事ではない問題です。
生計を立てているご家庭のみならず、ひいては我々の生活にも影響してくるかも知れません。
より早い事態の終息を願います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の平成新山

2010-06-04 13:08:02 | Weblog
本日の平成新山です。
白く霞んでいます。
昨日、閉館してから島原市へ下り、ある場所へ行ってきました。
何度か当センターまで登ってきてリポートしてくださる「鰻家 小にょろ」さんがパーソナリティーを務める、“FMしまばら”の番組にゲスト出演させていただきました。
人生初のラジオ出演でした。
元来「あがり症」なので、おそらく聞く人が聞けば、声がガッチガチに固かったことに気付いたと思います。
途中リスナーさんからのメールもいただき、また小にょろさんの巧みなリードでなんとか放送は終了しました。
まわりの方々に助けられての1時間でした。
写真を撮ってくるのを忘れたことからも、いかに自分がテンパっていたかが分かります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハナショウブ

2010-06-03 12:34:38 | 植物
島原城お堀の「ハナショウブ」です。
原種はノハナショウブで、江戸時代に品種改良が進められ、多くの園芸品種が生まれました。
水を好みますが決して水生植物ではなく、カキツバタのように水に沈めて育てると根腐れしてしまいます。
お堀でも周囲に水を張っていますが、鑑賞上の演出で、普段は普通の土で栽培します。
きわめて品種が多く、主なものでも江戸系、熊本系、伊勢系の3つの系統に分れます。
しかし、最近では系統間の交雑も行われ、複雑化にさらに拍車がかかっています。
葉の中心に隆起した葉脈が1本あり、これがアヤメやカキツバタとの大きな違いになります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする