島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ツリフネソウ

2010-09-18 13:52:55 | 植物
先日、お客様より「眉山ロードにツリフネソウがあったのだが、草刈りでなくなった。」との情報をいただきました。
なくなったのなら確認のしようがないと思い忘れていました。
数日後ものの拍子にふと思いだし、ちょっとだけ寄り道をして聞いていた場所に行ってみました。
確かに道沿いの草が刈られています。
「あ~あ、こりゃ本当に残っていないな。」
と思いつつも暫く辺りを散策していました。
するとハギの花に紛れつつ、全く別の花が咲いているのを見つけました。
あった!「ツリフネソウ」です。
水辺などの湿った所に生える、ツリフネソウ科の1年草です。
細い柄の先にぶら下がって咲く花を釣り舟に例えてこの名前がつきました。
運良く数株が草刈りを逃れて、1つ2つの花を咲かせていました。
眉山やその周辺はともかく、垂木台地にはまだ回復していない植物です。
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天草紀行 at 富岡ビジターセンター

2010-09-17 14:54:18 | Weblog
路線バスを乗り継いで、地元のおばちゃんとお話ししながら向かった先は、

富岡城。
いえ、富岡城跡に建つ「熊本県富岡ビジターセンター」です。
雲仙・天草国立公園と言いますが、その天草地域の中心施設になります。
城跡に建っているだけに大変見晴らしの良い場所にあり、

天気が良ければ、長崎半島・樺島が見えるハズでした。
(富岡港と長崎の茂木港は、“フェリーきずな”で約70分の距離)
富岡ビジターセンターは、天草の豊かな自然、そこに暮らす人々の歴史や文化をパネルや映像で紹介しています。
海のない雲仙地域とは反対に海中公園を主体とした、海の自然を扱っています。

中の展示は勿論のこと、施設の専門員の方とも意見交換ができ、大変よい勉強・刺激を受けて帰ってきました。
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天草紀行 in 鬼池港

2010-09-16 13:53:40 | Weblog
どちらかと言えば、山よりも海育ちなもので。
海や船といったものにはめっぽう弱い、というか興奮気味になります。
同時刻に対岸の港から出港したフェリーを撮影したり(表紙写真)していると、

港に着く頃には、軽く船酔い・・・。
「あかん、はしゃぎ過ぎた。;;」
そう、タイトルにもなっているのでもう隠し立てしませんが、やって来ました天草へ!
昨日の出港の写真は軽いフェイクで、港は島原港ではなく口之津港でした。
口之津港からは島鉄フェリーで約30分、天草の「鬼池(おにいけ)港」に着きました。
鬼池港のフェリーターミナルを出ると、正面に天草四郎の銅像が迎えてくれました。

こんなに近くながら、天草初上陸です。
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○○紀行

2010-09-15 13:19:13 | Weblog
現実逃・・・いえ、何でもありません。
後学のため、しばし島原半島とお別れしました。
アディオス、Shimabara!
さて、私はどこに行ったのでしょう?
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手作り万華鏡(工作後編)

2010-09-12 15:12:24 | 雑談・その他
さあ、折り返し地点を過ぎた。

クリームケースの中に具材となる、ビーズやカラーセロファンの切れ端を入れます。
量は適当。

紙筒の中に三角形の鏡(代用品)とクリームケースを入れます。

この時、中を覗き込んで具材の量を調節して下さい。
暗ければ、具材の量が多すぎです。減らして下さい。

具材の量を調節したら、クリームケースをセロハンテープでとめます。
十字に貼るくらいでいいです。

クリームケースとは反対側に黒い紙を被せて蓋をします。
切れ込んで谷折にした羽の部分をセロハンテープでとめていきます。
この時の注意点として、セロハンテープを長く切って、1周ぐるりと巻こうとすると失敗します。
セロハンテープは短めに切って、何回かに分けて巻いていくと綺麗に巻けます。

筒の外側に折り紙をのりで貼り付けます。
引っ張りながら貼り付けて、しわが出来ないように注意します。

最後に黒い紙の真ん中あたりにポスリッと穴を開けたら完成です。
大人なら30分くらい、大勢の子供対象で1時間くらいあれば出来ます。
具材の中身を色々と変えてみると面白い物ができるかも知れません。
詳細な計算はしていませんが、大体1人あたり100円(半分はクリームケースの50円)くらいの材料費です。
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手作り万華鏡(工作前編)

2010-09-12 14:37:06 | 雑談・その他
写真だけでも14枚あります。
長いので、前後編に分けさせてもらいます。

準備しておいた黒い紙には、鉛筆で内側に円と放射状の線を引いておきます。
ちなみに特殊な紙でなく、ただの黒の色紙です。(今、スタッフから質問があった。)

放射状の線にそって、内側の円まではさみで切れ込みを入れます。
間違って半円に切ってしまう子もいるので、注意して下さい。

全部に切れ込みを入れたら、今度は内側の円にそって谷折(折り紙用語ですが、分かるかな?)に折ります。

次に千代紙風折り紙を紙の筒の長さに合わせて切ります。
切り取った細長い折り紙は、この後は使いません。
何か使い道がないか、現在思案中。

それから、3枚のプラ板を長い方を縦にして、横に並べます。
隣り合った同士をセロハンテープで止めますが、ちょっとだけ隙間を空けます。
2個所ずつ、計4個所とめます。
とめる場所はどこでも構いませんが、一番端にならない方が良いです。

プラ板の裏(表、どちらでも構いません)に銀紙を重ねます。
縦方向に真ん中1個所だけセロハンテープで銀紙とプラ板を止めます。
写真では右端にセロハンテープを貼っています。

銀紙を外、プラ板が内側になるように三角形を作ります。
これも真ん中をセロハンテープでとめます。
できれば、プラ板と銀紙がピッタリくっつくように引っ張ればよいのですが、写真のように脹らんでいても問題ありません。
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手作り万華鏡(準備編)

2010-09-11 13:57:02 | 雑談・その他
お待たせしました。
手作り万華鏡の作り方をアップしたいと思います。
が、長くなるので今日は準備するものの紹介だけします。
表紙の写真を使ってご説明します。
右から順に、完成した見本です。
<材料>
・紙の筒(今回はトイレットペーパーの芯を使っています。)
・銀紙
・クリームケース(100円ショップで購入)
・黒い紙(丸く切り出しています。)
・千代紙風折り紙(千代紙でよいのですが、大量に準備する場合は折り紙で代用)
・プラ板3枚
・具材(ビーズとカラーセロファンを小さく切ったもの;色紙の箱の中に入っています。)
<道具>
・セロハンテープ
・はさみ
・のり
・穴を開ける道具(撮影し忘れ、写っていません。)

もう少し細かく解説すると、

100円ショップで売っている、何の変哲もないクリームケースです。
お母さんなんかが使っていると思います。
蓋の開け閉めが出来るのが便利です。
勿論、透明でなければなりません。
2個入り100円ですので、1個当たり50円換算ですね。
丁度トイレットペーパーの芯の中にすっぽりと入るサイズでした。

銀紙は、アルミホイルでもいいのですが、ぐちゃぐちゃになりやすいので他の物を使いました。
車のガラスなどに貼る遮光用のフィルムです。
プラ板は、紙の筒(トイレットペーパーの芯)のサイズに合わせて切っておきます。
この2つで鏡の代用品を作るわけですが、最近でははさみで切れるカッティングミラーやアクリルミラーなんて便利なものもあります。
高価な上、近くのホームセンターでは売っていなかったので使用を断念しました。
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長崎紀行ー長崎県亜熱帯植物園

2010-09-10 13:27:34 | Weblog
長崎半島の最西南端に位置する「長崎県亜熱帯植物園」まで足をのばしました。
ここで反省を1つ、亜熱帯植物園なのに、植物の写真を一枚も撮ってきてなかった・・・。

恐竜アスレチックにテンションが上がり、

古代樹の展望台から、長崎半島の先っぽにある「樺島」を撮影し、
(樺島には学生時代に行っていたので、今回はスルーしました。)

モノレールに1人で乗って案内を聞き、

目が退化した魚を珍しげに観察してきただけでした。
いや、クイズラリーにも参加してお菓子をもらってきたっけ。
・・・遊んできただけじゃん。
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長崎紀行ー夫婦岩

2010-09-09 13:14:38 | Weblog
全国各地に“夫婦岩”と名付けられた岩は、数多くあると思います。
写真の岩も、その数ある中の一つにしか過ぎませんが、これが何とも面白いものでした。
近くに解説の看板があったのですが、それによるとこの岩は「野母変はんれい岩複合岩体」といい、撮影した周辺は「野母崎の変はんれい岩露出地」として県の天然記念物に指定されていました。
解説によると、玄武岩質のマグマが地下深部で徐々に冷えてできた輝石や斜長石を主成分とする「はんれい岩」が、造山作用等に伴う高圧により変成を受け、地殻変動によって地表に露出したものだそうです。
放射年代を測定した結果、約4億8千万年前という非常に古い年代を示しました。
雲仙火山の始まりは約50万年前といいますから、島原半島なんかよりずっと古いということになります。
プレート境界に沈み込んだ古い地殻の断片が露出しているものと考えられています。
人間が生まれる前にできたものが、今私達の目の前に存在している・・・。
地球って面白いなあ。
ちなみに、昨日アップした軍艦島と同じ場所で撮影しました。
道路脇に撮影ポイントとして整備され、ちゃんと駐車スペースも確保されていました。
路上駐車は他の人の迷惑になりますので、止めましょう。
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長崎紀行ー軍艦島

2010-09-08 13:10:38 | Weblog
えー島原半島とはまったく関係ありませんが、自分の勉強も兼ねて長崎方面へ旅してきました。
私の仕事は施設の管理・運営が中心ですが、その運営の一環としてジオツアーなどイベントの企画立案も行っております。
島原半島は本当に魅力ある場所で、様々な所に色々な面白いものが隠されています。
そういったものをイベントとして組み立てていくのですが、まあ人間ですから煮詰まることもあります。
今回は別に煮詰まったわけじゃありませんが、気分転換も兼ねてドライブしてきました。
最初に紹介するのは、かの有名な「軍艦島」です。
観光パンフレットなんかもらってこなかったので、詳細は分かりません!(断言)
見ていただいて「本当に軍艦に似ているなあ」と思ってもらえればそれでいいです。w
さて、3日前の問題ですが、「ミツバチは幼虫に食べさせるために花粉を集めている。」が答えです。
ええ~!?ミツバチの幼虫って蜜だけじゃなく、花粉も食べるんだあ!
この夏最大の驚きでした。
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