島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

地震

2014-12-19 13:23:30 | Weblog
日本全国に大寒波が襲来しました。
私は雲仙勤務だったり、お休みだったので、ほとんど雲仙から出ることはありませんでしたが、皆様の地域は大丈夫でしたでしょうか?
17日(水)の朝には雲仙は5cmほどの積雪がありましたが、日中日が照ったこともあって、ほとんどその日のうちに溶けてしまいました。
垂木台地には、まだ日陰に雪が残っているので、そこそこ降り積もったのだと思いますが、いなかったので分かりません。
さて、先程お昼に地震がありました。
センターには万一に備えて地震計が設置されていますが、それによると
「12月19日午後0時35分、震度2」です。
気象庁のHPを見ると震源は鹿児島県の甑島付近のようです。
甑島で震度3を記録しています。
今年の日本は火山噴火だったり、地震の頻発だったり、天変地異に見舞われています。
近々「日本沈没」なんてことにならなければ良いですが・・・。
(昨日、お休みだったのでネタ探しに出掛けたのですが、情報がしっかりしていないので後日に回します。)
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見上げると

2014-12-15 14:41:11 | Weblog
ネタ切れのコメントにも書きましたが、冬は季節的な変動が少なく、自然系施設のウィークポイントになっています。
それでも雪などの自然現象や、雪や氷を使った自然観察ができるような場所ならまだしも、いかんせん九州の、それも中途半端な標高の垂木台地では・・・。
常套手段として野鳥観察に走りましたが、そんなに都合よく野鳥が現れてくれる筈もありません。w
園内の巡回時にミヤマホオジロ(冬鳥)を見つけましたが、撮影に失敗。
首から下の腹しか写っていませんでした。
「ああ~折角のチャンスを~」と悔やみながら、飛んでいる鳥がいないか見上げてみると。

平成新山のかなり上空を飛行機が飛んでいました。
あまり尾を引かない飛行機雲が、真っ青な空を一直線に切り裂いています。
ここ最近、冷え込んでいるせいか空気が澄んでいます。
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雪の雲仙

2014-12-14 10:47:38 | 雲仙
昨日、雲仙勤務だったので、風景を撮影してきました。
昨日の朝から雲仙は雪が積もっていました。
別館やトイレの屋根の上に残っている雪が分かると思います。
昨日は日中日が照ったので一気に溶けてしまいましたが、今朝もうっすらと雪が積もっていました。
まあ、今日も天気が良いのですぐに溶けていると思いますが。
仁田峠などは通行止めになっているようなので、お出掛けの際は事前に情報をご確認下さいますようお願い申し上げます。
(九州なので、雪の心配をされている方が少ないのですが、雲仙は雪が降ります。)
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ネタ切れ

2014-12-12 14:48:12 | 雑談・その他
はい、タイトルそのままに「ネタ切れ」です。
午前中、雲仙勤務だったので何か撮影してくればよかったな。
お昼に結婚式前の前撮り(?)で、花嫁と花婿・カメラマンやスタッフなどが登ってきていましたが、別件で便乗撮影できず。
いつもの平成新山です。
気温が少し高かったり、雨が降ったりしたので、お山の雪はだいぶ溶けています。
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唐比のくり舟

2014-12-11 11:29:22 | 歴史・史跡
森山町内にある「諌早市の文化財」で、唯一残った「唐比のくり舟」。
所蔵している「唐比温泉センター」が閉館で、見学する方法を失っていました。
後日、諌早市役所へ電話をして確認してみました。
すると、「施設の横から入って見学して良いですよ」との答えが。
・・・建物の中じゃなかったんだ。(完全に私の勘違いでした。)
そこで数日後に再び唐比温泉センターを訪れました。

センターの入口横に階段がついています。
この階段を登れば良いとのことでした。

登るとすぐ目の前に水槽があります。
この水槽の中に『くり舟』が保存されています。

おそらく大変もろくなっているので、空気中に出せないのでしょう。
水の浮力によって現状を維持しているのでしょう。
近くに解説板もありますが、日に焼けて下半分が真っ白になって読めません。
「昭和49年(1974年)1月、唐比西名塔ノ本の水田の排水工事で出土したものです。
 一本の巨木を刳り貫いて作ったもので、横断面は丸みの付いた『U』の字形をしています。
 このくり舟に密接した出土品はなく、製作・使用の年代を推定することは困難です。
 その昔、この辺りは沼沢であり、この地帯がまだ稲作水田として使用されなかった頃、内陸部の湖沼などで運搬用として用いられたものであろうと推定されます。
 『水晶観音縁起』によれば、「平安時代の朱雀天皇の頃・天暦十年(956年)、この地の領主 渡辺四郎五郎渡の姫虎御前が、館の隅にあった楠の木を伐って作らせたくり舟で乳母と舟遊びをしていた。
 すると、突然舟がくるくると回り始めて沈んでしまい、乳母は助かったが姫と舟は見つからなかった。
 それから五百年後、西日本一帯が大干ばつとなり、万物が枯れ果てた。
 時の後柏原天皇の夢枕に水晶の観音様が現れ、唐比の池に祈願すれば必ず降雨があると告げた。
 天皇は諌早の領主に池の竜神に祈願するよう命じると、大雨が降り、田畑の作物も生き返った。
 その時、池の底から一隻のくり舟が浮かび上がり、中には光り輝く水晶観音が座っていた。
 観音は補陀(ほだ)という地に祀られた。」(諌早市の文化財と解説板より)
ということなのですが、前回訪れたように水晶観音が祀られたお寺さんは廃業されています。(2014年11月3日「唐比水晶観音」記事参照)
これで森山町の文化財はコンプリートです。
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お休み

2014-12-10 11:53:28 | 雑談・その他
写真と内容は一切関係ありません。
表紙の写真は今朝の平成新山です。
今日の垂木台地は曇り、気温は10℃です。
館内が6℃だったので、屋外よりも館内が寒いという逆転現象が起きています。

さて、お休みを利用して外回りと衆議院選挙の期日前投票に行ってきました。
何に為に行う選挙なのか理解できませんが、投票権を有している以上は棄権致しません。
結果もまあまあ予測できますが、何もしないよりかは1票でも自分の意見を表明したいと思います。
と、選挙の話はここまでにして、雲仙岳災害記念会で開催されているイベントの告知を行います。
「島原半島ジオパーク研究 小中学生展示発表会~わたしたちのジオパーク展~」
ここ暫く、外回りに出ていなかった(森山町ばかり行っていた。w)ので、こんな企画展が開催されているとは知りませんでした。
島原半島内の小中学生が研究した島原半島ジオパークについてが発表されています。
子供たちの色々な視点から見た島原半島ジオパークが面白く展示されています。
「なるほどなあ~」と感心させられる物もあります。
「これ、うちでやったじゃん!」と言う、夏休みに実施したミニ自然観察会の内容もありました。w
開催期間は来年1月12日(月)まで。
開催場所は雲仙岳災害記念館内のジオパーク情報スペース前(無料ゾーン)。
見学は自由です。
年末年始にお出掛けの際は、是非雲仙岳災害記念館で展示をご覧になって下さい。
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唐比温泉センター閉館

2014-12-07 09:13:33 | 観光・施設
諌早市の文化財で、森山町にあるのは「唐比のくり舟」だけを残しています。
唐比温泉センターの敷地内にあるので、慶師野から唐比へ車を走らせました。
と、ここで衝撃の事実が!!
「閉館のご案内」!
「九月三十日で、経営見直しのため当分の間閉館致します。」
Oh~No~!(思わず英語でリアクションw)
え?当分の間って?
再開することもあるかも知れないってこと?
え?お風呂は?入れないの?
再開するにしても、メンテナンスなしじゃあ給湯施設はダメになるでしょ?
え?「唐比のくり舟」は?
どこにあるの?
場所を移して、どこかで展示するの?
色んな「?」が頭の中で次々に浮かび上がってきます。
以前、温泉ジオツアーでお世話になったこととか、思い出もあります。

2013年12月14日に開催した「温泉ジオツアー」。
古びてはいましたが、風情があってとても良い温泉センターでした。
今後、再開することはあるのでしょうか。
そして、文化財の行方はいかに!?
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諌早市森山郷土資料館

2014-12-06 11:33:09 | 観光・施設
河上神社から慶師野へ戻ってきました。
二反田川に沿って上井牟田へ登る道の手前に「諌早市森山郷土資料館」があります。
え?写真が「商工会」の建物じゃないか!?
はい、左の建物は「諌早市商工会」の建物ですが、右の建物が「諌早市森山郷土資料館」になります。
収蔵品のほとんどは町民の各家庭からの寄贈品で約230点、資料約200点が展示されています。
以前“みそ五郎の石”などの伝承について調べに行ったのですが、そういったものはありませんでした。
どちらかと言えば、森山町の農村の歴史や生活の伝承といったところが主な目的のようでした。
私的に興味深かったのは、上井牟田は昔沼沢地で、そこに二反田川を作って排水し、稲作が出来るようにした歴史でした。
山の中に何故こんなに広い稲作地があるのか不思議でしたが、合点がいきました。
ちなみに資料館にお越しの際は、隣りの商工会まで申し出て見学してください。
土・日・祝祭日・年末年始は見学できないようです。
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本日の平成新山

2014-12-06 10:52:59 | 平成新山
朝から雪の舞う、曇った天気でしたが、先程お山を眺めてみると、

雪で真っ白になった平成新山の姿が青空に映えます。
今朝の垂木台地の気温は3℃です。
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河上神社

2014-12-04 11:32:27 | 歴史・史跡
平成新山の初冠雪や初雪があったために1日間が空いてしまいました。
万灯山から見えた山の中腹まで延びる階段の下までやってきました。
大きな建物は神社でした。
上り口に大きな由緒書きがあります。
それによると、この神社は「河上神社」と言います。
旧称は、四面宮(おしめんさん)。
なんと!四面宮の分社でしたか!!
御祭神は、大己貴命(おおなむろのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)。
「元は、水神の闇遊迦神(くらおかみのかみ)・闇御津羽神(くらみつはのかみ)ならびに四面菩薩をお祀りする神仏習合の古社なり。」
長い階段を登り上がると、立派なお社が。

縁起によると、
「正確な創立年号は不祥なれど、奈良時代中期から末期と推定される。往古より鎮座し、森山村(本村・慶師野・田尻・杉谷)の氏神なり。江戸時代中期に境内を整備し、旧鳥居額は若杉春后の書なり。明治期の祭事費用は土橋貞恵翁の寄進を以て充てた。明治四十一年、昭和五十五年にそれぞれ氏子一同の寄進により神殿拝殿等と改修。昭和七年秋の台風で御神木の大杉(樹齢千二百余年の大木)が倒木した。」
よもや、こんな所で今まで学習してきた若杉春后や土橋貞恵の名前が繋がるとは思っていなかった。w
「縁は奇なるもの」とはよく言ったものです。
河上神社からの眺めです。
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