本日は資料館→コンチネンタル→道通ビル→第二道通ビル→大丸→エッセ→六花亭→大通→道新→ニューオータニ→SCARTS→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルムの16か所。
■コンチネンタルギャラリー「アトリエブンク展 Compounds」。北海道内地方施設の建築模型など。多くの地区に「義務教育学校」と称して、小中学校が一緒になったものが出来ていることを知る。もう単独では存在できないということなのだろうか。
恐るべき道通ビルの謎については「20220903ギャラリー巡り(1)(2)」をご覧いただきたい。
■六花亭ギャラリー柏「秋山泉展 そこにあるもの」。
「Still Life VIII」:極めてかすかに静物が描かれた鉛筆画である。精密な描写で割と私の好きなタイプの作品だ。12点の展示があったが、お得意様ラウンジが復活しており、絵画を見ることはできるが、撮影はなかなか難しい。一番端にある作品は撮影しやすかったので、掲載させていただこう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/4f/e66397662e71ca78a71ca0ee3d2c2d73.jpg)
→描かれているのは皿だけで、他は周囲の映りこみである。
観覧を終えて、裏庭の方から外に出る。
あれは、青木野枝「ひかりのやま」じゃないだろうか。
道庁を通り抜ける。このカウントダウン機器を「札幌オリンピック」のために使いたくない。
うわさに聞く「赤れんが庁舎」の先端ドームが無いところ。
初めて存在に気が付いたのだが、昭和十一年十月七日に北海道廰に行幸された記念碑だとか。やって来た人の名前が無いので、誰が来たのかと一瞬思ったが、そりゃあの人か。
■ニューオータニイン「村岡陽菜・小松美月 二人展ーネオンと陽光ー」。
村岡陽菜「ebb and flow」:こちらがネオン担当か。「ebb」はこんな短い単語なのに見たことが無いと思ったら、「ebb and flow」で干満を表すのね。知りませんでした。
小松美月「陽」:岩見沢で見て気になっていた作家である。こちらが陽光担当ということになるのだが、「陽」という字は村岡の名前にも入っており、お二人は仲が良いのかなと微笑ましくもある。
■SCARTS「IEIE,Reflected:Phase 1」。半世紀前に構想された未完のコンサート計画を再考するものらしい。
「IEIEクロニクル」:なんか、見てもさっぱり分からない。
「クナーヴェルシェア島/ストックホルム、スウェーデン」:どうもコンサート計画は島に関するものだったらしい。この島、ちょっとスカンジナビア半島に似ているよね。
■スカイホール「さっぽろ紙まつり」。なかなか楽しそうだが、観覧者が相当多い。人のいないところでパチリ。
■富士フイルムフォトサロン「内藤聡介写真展『碧きキューバ』」。普通にカラーで撮影してから色を加工したのではなく、最初から「碧」で撮影したという写真展。どこか知らない街を旅するような思いになり、良い気分になれる展覧会である。「碧」を使っている理由は、キューバの写真を撮影する人は白黒や色彩にいろいろテーマを持つ人が多く、何か工夫をしたかったということが一つ。もう一つはキューバが「碧」から連想される、大切な宝石のような場所に感じられるからということだそうだ。
ああ、もう秋かな。