散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

病院からのブランチ

2022-12-24 10:36:59 | 食べ歩き
今日は3か月に一度、いや90日に一度の定期検査の日。最近、朝出勤することが無くなっているので、早朝に出かけるのがなかなか辛い。



それでも地下鉄に乗るとお仕事らしき人が沢山いるのだよね。全くお疲れ様です。

病院には8時半を少し過ぎて到着。年末に向けて人がいるかなと思ったが、それほど混雑していなかった。内科の受付番号は2番になり、検体取得、血圧測定を経て問診へ。ほぼ毎日計っている血圧の平均値(←割とこの辺厳密である)を先生に言うと、「おお、いいね」といつも言われる。薬を飲んでいる限りはすべて正常値なのである。

前回混雑していた薬局も人が少ない。入口の所になにやら見たことのない装置が付いていて、薬剤師さんから「マイナンバーカードお持ちですか」と聞かれる。「いや、もってません」と返すが、半年に一度、所持の確認をするのだそうだ。カードを持っていないと値段が高いとか、「この人、非国民じゃないかしら」という視線を浴びるとか、嫌がらせをされるのだろうか。

ま、無事に薬(前回より安くなったような気がする)を受け取ったのが10時過ぎである。朝食を抜いていたので腹が減り、この時間となるとあそこに行こうではないかと、札幌駅北口のイタリアン「SZ」へ。

たまに開店すぐから結構な客がいることもあるのだが、今日は空いており、いつものやつでスタート。



今日のバイトのお姉さんはグラスの数を確認しない。1人客なんだから当たり前だと思う(←しつこい)。料理が来る前に味変セットを確保。このほかに唐辛子フレークや、胡椒もあるのだが、私の定番はこの3つかな。



最初の品は柔らか青豆とペコリーノチーズの温サラダ。昔はベーコンの入った類似商品があり、そっちの方が良いとは思うのだが、今でも注文するということは青豆が魅力的ということだろうか。



途中からオリーブオイル、粉チーズ、ホットソースを投入しつつ食べる。

次は田舎風ミネストローネ。昔は「腹の足しにならんスープなんて不要」と思っていた時代があったような気もするが、これ、具沢山でなかなか良い。入れ物が鉄製と思われる金属なのも、保温効果があり嬉しい。



こちらにもオリーブオイル、粉チーズを入れたり、青豆の一部を移植して食べてみる。なんかもう満足してきたなあ~。

ということで、少食な私にはこれで十分(700円)なのであった。こうなると、もう一つスープメニューにあった、白菜のクラムチャウダーというのも試してみたくなるね。
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焼肉多し

2022-12-22 19:30:20 | 食べ歩き
今の所、週に1度の出勤を終えて、琴似に戻ってきた。どこかで夕食を取っていこう。

1番の候補だったのは、夕方だけドリンク(アルコール含め)が1杯100円になっている店だったのだが、以前見た時には出ていたその看板が今日は出ていない。うーむと思い、他に焼鳥屋さん、居酒屋さんをチェックするも、そこそこ混雑していそうで踏み切れない。

霙というよりも雨に近いものが降っているためあまり悩む時間もなく、外から見て明らかに席が空いていた焼肉「O」へ。コートも髪の毛も眼鏡もベチャベチャだ。水気をふき取り、やっと落ち着いて周りを見ると、先客はカウンターに1名、テーブルに2名と少ない。

私は最近焼肉店に行くことが多いような気がするのだが、これはどういう理由なのだろう。ある1軒は外から店内がチェックできることである。もう1軒はカウンター席は寡黙な人がほとんどだということだろう。後は店の性質上、換気が良さそうなのを好んでいるのだろうか。

それはさておき、角ハイボールでスタート。



通しとしてゴマ風味キャベツと、タレ、レモン汁が出てくる。



最初の注文はのどがしら(豚の舌根の肉だそうだ)。



牛タンも根元の方が美味いと言われるが、これもなかなか食べ応えと旨味のある肉だ。



それと定番の塩ホルモン。珍しく野菜盛り合せも注文。





ホルモンは薄いところと厚みのある所のミックス。野菜も強い炭火だと上手く焼けて、なかなか美味しい。



飲物はホッピーにチェンジ。ホッピー300円、焼酎100円と安いのだが、さすがにアルコールが薄い。焼酎200円の倍量ってできるのかな(やめとけ)。



食べるものの第2シリーズは豚サガリと牛芯ハーフ(心臓だろう)。豚サガリは中富良野名物らしいが、40年くらい前に富良野市に住んでいた時は知らなかったなあ。それ以降に名物になったのかな。





この店、ほとんどのメニューがハーフ注文できるのも嬉しいところだ。牛芯はどうかと思ってハーフ注文にしたが、あまり出ないメニューなのだろう。あからさまに冷凍だったが、そんなにまずい訳でもない。



というところで腹が一杯になったので、勘定をしてもらう。



夕食を取っているうちに、ちゃんとした雪になってくれることを期待していたのだが、残念ながら霙が続いている中、家に帰るのであった。

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20221217最近読んだ本

2022-12-17 23:12:46 | 読書
精神的にやられていて、読書がはかどらない。

■「星ぼしに架ける橋」チャールズ・シェフィールド
よくできたテクノスリラーである(再読)。

■「飲むぞ今夜も、東京で」太田和彦
やっぱり東京の酒場は格別感がある。

■「貧乏大好き」東海林さだお

■「逢魔が刻」西澤康彦

■「ハートフル・ラブ」乾くるみ
斜め上の方向にひねってある短編集。

■「皇帝の帰還 ペリーローダン678」エルマー、マール

■「11文字の檻」青崎有吾
表題作は思想犯刑務所に入れられた囚人たちが、11文字のパスワードを当てれば外に出られるという設定で、1日1つだけ提示が許されるパスワード当てに取り組むもの。パスワードを推理するプロセスが面白いが、果たしてその結果は?

■「箱の中のあなた」山川方夫
星新一にSFショートショートを刷り込まれているから、文学的ショートショートってピンと来ないのよね。

■「O.tone Vol.170」
駅前酒場特集ということで、私が良く行く/行ったことのある店も出てきた。
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いつもの店(5)

2022-12-17 21:01:24 | 飲み歩き・琴似界隈
地下鉄琴似駅まで戻ってきて、二十四軒の居酒屋「F」を覗くと、手前の席が空いていそうだったので、ちょっとだけ立ち寄ることにしよう。今日の記事タイトル「いつもの店」だが、どうしても感染症拡大(ちょっと減り始めてる? 軽症という話はあれども、以前より圧倒的に感染者数が多いよね)の中では、勝手の分かっている店に行くのが良いのである。

いつもの酎ハイでスタート。通しは漬物。



今日のメニューに張り出されていた親鳥を注文。相変わらずしっかりした噛み応えだ(硬いともいう)。



締めの一品が見つかった。じゃがバターである。



バターを溶かしてそのまま食べたり、ちょっと塩を振ったり、醤油を落としたりして、何だか満足したみたい。


それでは帰ることにしようか。
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いつもの店(4)

2022-12-17 20:00:32 | 飲み歩き・すすきの周辺
3軒目はいつものバー「N」へ。先客2名がカウンター席の真ん中辺におり、私は入口すぐの定位置へ。

1杯目はハイボールを注文すると、シックスアイルズのソーダ割りが到着した。これ、程よく個性的で美味いウイスキーなのである。



2杯目はブランデー+イエーガーマイスター+ベイリーズのカクテル。イエーガーマイスターが苦いだけに、甘いリキュールは相性が良い気がする。



3杯目はついに厚岸大雪をハーフで。シングルモルトでアルコール度数は55度と飲みごたえがある仕上がりだ。



というところでかなり酔ってきた。酒のボトルも3本持っているし、そろそろ帰ることにしよう。



雪が降り始めている。
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いつもの店(3)

2022-12-17 19:00:39 | 飲み歩き・すすきの周辺
夕食に焼肉を食べたところで、17時からやっているバー「C」へ。幸いなことに、先客無し。定位置のカウンター端の席に座る。

1杯目はいつものウイスキーソーダ割り。2杯目は珍しくブルドッグ(ソルティドッグの塩抜き)。



マスターが遅れてきたところで、先日飲んだ余市飲み比べセット(ノンエイジ、新10年、旧10年)のお礼を言う。

メニューを久々に眺めるといろいろなことが目につくもので、3杯目はシーバスリーガルミズナラ樽を使ったゴッドファーザー。アマレットというアーモンドのリキュールを入れたカクテルである。甘みがあって、アーモンドの風味が効いているな。



3杯で勘定をしてもらい、正月用の酒を仕入れるために酒屋さんへ。メインはデュワーズ15年を購入。その他にアクアビットを2本買うと、初めて会った老大将と思われる人から「おう、アクアビット好きかい」と声をかけられ「いや、大好きなんですよ」と返事をした。酒を売る時は「連れて帰ってもらう」気持ちなのだそうで、なかなか味のある酒屋の大将という感じであった。

 
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いつもの店(2)

2022-12-17 17:46:06 | 食べ歩き
夜になり、本当は別に行きたいところがあったのだが、観光客で込んでいそうだ。そのため、半月ぶりという早いサイクルの訪問となった焼肉の「K」へ。開店とともに入ったのだが、予約も入っているようで、私の次の客は「6時15分までなら」と言われていた。年末年始はどこもかしこも混雑するのだろうか。

レモンサワーを注文し、いつものセットが来る。



今日は少し注文に変化を付けようということで、上ガツ(3回目)とカルビ(初)を注文。



上ガツは歯ごたえの強さ(硬すぎない)と脂の味わいがちょうど良くミックスされている。カルビは脂の多いところと少ないところの2種類が入っているが、多いところは「トロける~」という感触。但し、今の私にはそんなに量があっても困るので、このくらいで良いのかな。

注文第2弾は上ホルモン(注文無数)、牛バラ(初)。上ホルモンはいつもの味だが、牛バラは予想外のガーリックペッパー下味である。ちょっと味付けが強いなと思いつつ、バラという割にはほぼ赤身なので良かった。



2杯目は燗酒を飲む。



他の皆さんは結構な量を食べており、私が一番最初に店を出ることになった。

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20221218ギャラリー巡り

2022-12-17 16:21:11 | 美術・アート
本日はレタラ→メトロギャラリー円山→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→HOKKAIDO ART→創→大丸→SCARTSの10か所。

まずまずの天気の中、出発。



■ギャラリーレタラ「ギャラリーレタラ・ファイナル」。12月25日のこの展覧会の会期末を持って閉廊するのである。実に惜しい。しゃれた建物に入っていたレタラ。その建物を少し撮影しておこう。







3階に昇ると過去の展覧会のカタログを進呈するとのことであった(カンパ依頼あり)。



さて、ここに来るのも今日が最後か。



63名が参加する展覧会。パッと目についたものを撮影してみた。

阿部典英「囚われたイシ」:強烈な石(意思)も囚われてしまったようだ。



阿地信美智「Egoist VIII(R)」:おそらくレタラを中心にした一帯を上空からの視点で描いたもの。



杉吉篤「木馬」:可愛いとも不気味ともいえる木馬である。



佐藤武「夜の瞑想」:終末とさらにその先を思わせる作品。



小林麻美「gift the earth」:素晴らしいシーンにほれぼれする。



鈴木隆「たき火」:火が当たって赤くなっている人にほっこり。



柿崎煕「夢のまほろば」:さよならレタラ。



この展覧会では、すべての作品名プレートに、作家からレタラとオーナー、企画担当の方に寄せるメッセージが書かれていた。私も在廊していた方に何か一言お声がけしようかと思ったが、付き合いがある訳でもないので、ギャラリーを出る時に丁寧にお辞儀をして外に出た。



■らいらっく・ぎゃらりい「長澤裕子 くものうえはいつもはれ」。もう少し、左側をクロースアップして写真撮影すべきだった。



■スカイホール「札幌大谷高校美術科 卒業制作展」。
樋渡華菜「惹き込む」:ロビーに展示されていたみっしり描かれた作品。



原田琴葉「夢の中」:巨大な猫を丁寧に描いている。



■さいとうギャラリー「オトナプリンツ2022」。水準が高くて楽しい。アメリカングラフィティ的な画が気に入る。

■さいとうギャラリー「梅田力展 概念を彫刻する」(概念は裏文字になっている)。抽象過ぎず、もちろん具象ではなく、いろいろな想像力を沸かせる彫刻である。

■HOKKAIDO ART GALLERY「100人のちいさな絵画展」。第2弾で登場した私が名を知る画家は上野仁奥、国松明日香、森本三郎、菊地精二、松島正幸、竹田博、久保守、塚崎聖子など、現役の方も入っている。作品もなかなか良いのがあって、白井洋子「柘榴」なんかが好みかな。

番外編で酒を飲んで帰る途中、中央区民センターでトイレを拝借したのだが、こんな作品が展示されていた。

鵜沼人士「画室のリラ」。これまで気が付いていなかったようだ。

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いつもの店(1)

2022-12-17 13:41:06 | 食べ歩き
本日の昼食は行きたいところがあったのだが、店頭まで行くと前に入っていった客が断られていた。どうやら満席のようだ。やっぱり人出が多くなってきたよなあと思いつつ、歩いてすぐの蕎麦「AH」へ。予想通り、こちらは席に余裕があった(但し、後半はそこそこ人が来た)。

昼から一杯ということで、黒松白鹿本醸造を燗にしてもらう。つまみはほたて焼きと新漬け(小)。そこに通しとして山菜が付いてきて、蕎麦前としては申し分のない雰囲気になった。



ほたて焼きが熱々で海苔の風味もあって美味い。後は淡泊なつまみで酒を飲む。

お客さんが増えてきたところで、もりそばで締めることにしよう。



蕎麦の冷え加減良く、水切り良く、茹で具合もおそらくベスト。非常に美味かった。

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憂鬱の後の宴

2022-12-15 19:40:25 | 飲み歩き・琴似界隈
今日はもうグッタリだ。気を取り直して琴似に戻り、居酒屋「D」へ。先客1名ということで、無事にカウンター席に座ることができた。

1杯目は燗酒(銘柄聞くの忘れた)。通しはレンコンとエビをすり合わせた団子。温かく、ボリューム感があり、ほっと落ち着く。



さて、いつも通り刺身を貰いますか。今日の品ぞろえは、えぞ鹿ロースたたき、真鱈昆布〆、たこ頭、サクラマスルイベ、しまぞい、しめ鯖、左上の小皿にタチというバラエティ豊かな面々。醤油皿が2つ付いてくるので、1つは久しぶりに醤油に山葵を溶かし込んで使ってみたら、これはこれで美味しかった。鮮烈さは減るものの、醤油+山葵の一体感があって、ムラのない味になるのだ。



次は「こんなのあるよ」と出してもらった豆腐の煮込み。海老の風味がするなあと思って聞いてみると、海老だけではなく各種魚出汁で高野豆腐風にした豆腐を煮込んだものだそうだ。この優しい味がたまらない。酒は飛露喜の初しぼりを冷たくしたのを追加。



割とここまでで腹が満ちてきてしまい、軽めであろうシシャモを注文。たまたまだが、普通5本の所を3本しかないということで、良かったかも。新物ではなく冷凍品が安価で出てきたのだそうだが(生の新物はメチャクチャ高いらしい)、子持ちだが卵の部分は少なめで、身もしっかりしており美味しいのだ。



締めに洋酒をというと、また変なものが出てきた。グレンファークラス105だが、ボトルそのままではなく、これを24本買って、余市を熟成するための樽で寝かせてみたものなのだそうだ。まさにマスターの変態趣味爆発である(←この辺、全部誉め言葉)。



もともと美味いグレンファークラスであるが、樽の香りがしっかりしていて、ちょっと余市らしさも漂ってくる感じがする。樽に入れるにはアルコール度数の高さが必要で(これ60度ね)、これ以外にもブラックニッカの限定ブレンデッド(多分、40度)を入れてみたものを味見させてもらったが、香りはするものの、味は樽に吸い取られるというか抜けてしまうのだ。

スモークチーズと合わせて、ウイスキーを楽しんだところで終了。後ろの座敷に3人組が来るようだし、ちょうど良い潮時だろう。



幾分気を取り直したものの、まだこの憂鬱は続くのだ。
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