散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

冬の小樽(2)大雪

2023-02-25 12:46:18 | 美術・アート
小樽駅前から産業会館の角を山方向へと昇る。雰囲気のある建物(六角形?)がある。



今日の第一目的地は、森ヒロコ・スタシス記念小樽バザールヴィタ美術館である。



奥の方の蔵にも看板が付いている。



展覧会は「くらしの博物ごよみ原画展」ということで、森ヒロコが北海道新聞に掲載していた作品の原画展示がメインである。



建物の前には騎馬像(作者名などは見当たらない)。



少し色が薄れてきたようにも見えるが、人物像もある。



中に入り、美術館である蔵の建物に入ると、一階は常設展になっている。雰囲気はこんな感じ(作品のみの撮影はご遠慮をということなので、こういう全体風景は良いのであろうと解釈した)。なかなか素敵な作品があったのだが、作品目録(とそれに書いたメモ)を忘れてきてしまったみたい。



二階は「くらしの博物ごよみ原画展」。階段の所にエゼフ・ヴィルコン「動物の彫刻」(ポーランドの作家)、一原有徳「ZON」が展示されている。



ゆっくり展示を見て回り(観覧者は他1名)、ミュージアムショップスペースへ。ガラス扉の向こうは本来中庭なのだが、この雪とあってはどうにもならない。



さて、街中に戻るとするか。美術館を出たところで、フクロウのイラストを発見。



道に出ると、吹雪レベルに雪が強くなってきた。





大雪の中、創業122年の工場の前で、大きな金属バサミ(?)を発見し、強い雪に苦心しながら写真に撮る。

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冬の小樽(1)いろいろ

2023-02-25 12:00:03 | 食べ歩き
今週は祝日の木曜日に札幌市内のギャラリーを(ちょっとだけ)見たので良いことにして、土曜日は小樽へと向かう。バス停へと向かう途中で見た、もうダメだ1号。やっぱり雪が多いよね。



いつものバス停で高速おたる号を待っていると、雪が降ってきた。今日の天気は大丈夫なのかな。



まあまあ混雑したバスは順調に小樽駅前に到着。まずは紀伊国屋さんに立ち寄り、さらにえきまえギャラリーで小樽商科大学写真部「三月展」(二月なのに、と書いてあった)を見る。写真のサイズが少々小さいが、押しつけがましくない雰囲気の展覧会である。



そして昼ちょっと前だが、ここで昼食。軽めにしておくべく、ビル内にある喫茶店「KY」へ。本格的なコーヒーを出す店でもあるようだ。



しかし私はトーストセットを注文。トーストにはバターが塗ってあり、別途ジャムがついてくるので、バター+ジャムの荒技(結構うまい)も試してみた。後はゆで卵(サラダはないのか…)。コーヒーは薄めに見えるが、飲んでみると悪くない。





さて、そろそろ行きますか。というところで小樽でも見かけたもうダメだ2号。春まで車は使わないのだろうか。

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20230224最近読んだ本

2023-02-24 23:12:28 | 読書
■「友が消えた夏」門前典之
うーん。

■「スノーバウンド@札幌連続殺人」平石貴樹
うーん。

■「虚構推理 岩永琴子の密室」城平京
オカルトの存在が前提のミステリーなのだが、それでいて論理の構築がきちんとなされており、読んでいて文句がない。また、ユーモラスなところもある。

■「ワカコ酒20」新久千映
これを読んで、新しい店を開拓したい気持ちに猛烈になる。といいつつ、ここ3年で何軒かは開拓したけどね。

以下、図書館の4冊。
■「太陽系観光旅行読本」オリヴィア・コスキー、ジェイナ・グルセヴィッチ
意外と衛星が観光地としては魅力的なのかも。それから太陽系史レベル(1億年単位)では近いうちに無くなってしまう衛星や、新たにできる輪もありそうなので、観光地としてのポテンシャルは期待だな。

■「青春18きっぷで楽しむおとなの鉄道旅行」小林克己
概要説明は役立つが、モデルコースは東京中心なので、ピンとこない。

■「ヤマザキマリの世界逍遥録」ヤマザキマリ
この人と同時期に千歳に住んでいたかもしれない。

■「「非正規」六法」飯野たから、横山裕一
自分から知ろうとしない限り、誰も教えてくれないことが沢山あるからなあ。私は一応管理職経験があり、ある程度のことは知っているのだが、そうじゃない人は自分から最低ラインの知識を獲得しておいた方が良いよ。私の場合、会社がまあまあまともで、健康を害したこともあまりないので酷い目に合っていないが、騙されている人は多いのでは。
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今日もゆったり

2023-02-23 16:10:44 | 食べ歩き
今日のギャラリー巡りは小規模だったが、買った本が重いので少々疲れた。最後に喫茶店「KS」へ。今日も様子を見に行ったところ、奥の方に先客が3名いたが、手前は空いていたのである。

珍しくソフトブレンドを注文。私は昔に比べると、いろいろと味の好みがマイルドになった。カレーは辛すぎない方が良いし、ラーメンはシンプルなものに限る。ウイスキーは今でもフェノール値が高いものを飲みはするが、そうでないものの方が好ましい。コーヒーは昔から濃くて苦いのが好きなのだが、さてどうだろう。



うーむ、苦みが少ないのは別に良いのだが、酸味が前面に出てくるのが苦手だな。それがなきゃいいんだけどね。

いずれにせよ、最後に心を落ち着けて帰宅。明日1日仕事をすれば、また休みだ。
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20230223ギャラリー巡り

2023-02-23 15:45:58 | 美術・アート
本日は大丸→芸術の森→大通→三越→SONY→さいとう→スカイホールの7か所。

排雪が行われ、道幅が広くなったところをスタート。



昼食を取ってから真駒内へ。そこからバスで芸術の森へ。この辺はやはり街中より雪が多く感じられるね。



芸術の森、入口正面。



芸術の森美術館へのアプローチ。



■札幌芸術の森美術館「昨日の名残 明日の気配」。



熊谷文秀「いろは」:作者の文字シリーズの中でも造形が一段とすごく見える。「いろはにほへと…」と文字が刻まれた輪が何重にも重なっている。



新藤冬華「最後の住処(窓、テーブルと椅子、洗面台)」:私はあまり家に興味が無いのだが、長く生活してきた家は「昨日の名残」を感じさせるものの一つだよね。



中島洋「死者の唄 水の音」:水道管が残されているということは、そこに人がいたけれどもいなくなったということなのだろう。これの裏側では夕張市の風景や人々(1960年、2020年)の映像が流れている。



半谷学「さしがさばなの園」:実によく打ち捨てられているものとして、ビニール傘は代表的なものかもしれない。しかし、作者はそれをもう一花咲かせようとしている。



渡辺行夫「オドリ木」:踊っているということなのだろうが、私には3人のヒーローが決めポーズをとっているようにも見える。



北側陽稔「Imitation of Plant Ecology No.1」:プロジェクターにより投影された疑似植物。赤や白の光の粒は動き続けている。





上村洋一「no human,no nature」:人間無くして自然無し。人のいないところで聞こえる音は音と言えるのだろうか。人間が知覚しない自然は果たして存在しているのだろうか。



ポストカードの1枚にクローズアップすると「根室港 氷上ノ名物帆立貝採取」と書いてある。



この他、佐竹真紀「タイムカプセル」という映像作品があったが、これは撮影禁止であった。豊頃町開基110年で1990年にタイムカプセルを埋め、30年後の2020年に開けるところと合わせて映像化した作品である。埋めた時点では小学校4年生だった作者だが、確か親御さんが映像・写真好きで大量に残していたと聞いた記憶がある。それを活用したものだが、まさか2020年では登場人物が全員マスクをしているとは、誰も想像しえなかったであろう。

この後、工芸館クラフトギャラリーで「冬しんしん」という展示を見てから、街中に戻る。



大通では通りがかったビルのエントランスに、Ryowa(?)「'98 空華」という絵画が展示されていたが、誰のものか全くわからない。

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今日は「洋」だな

2023-02-23 12:20:43 | 食べ歩き
さて、祝日の今日はどこで昼食を取るのか。本屋さんに行ったついでに某所を覗いたら、開店前からちょっとした行列ができている。札幌駅付近はだめだなあと思い、すすきのに移動。今日は何となく洋食気分だったので、お手軽な「SZ」へ。まだ12時前なので、十分席には余裕があった。

注文を済ませて、味変用の調味料を取ってくる。そのついでに各テーブルの状況が見えるのだが、さすがすすきの店とあって、飲酒率が高い。



私ももちろん赤ワインだ。



前回、田舎風ミネストローネがなかなか良かったので、今日は白菜のクラムチャウダーを注文。



予想通りこれがなかなかいい。具は白菜、ベーコン、アサリなどたっぷり入っており、さらに粉チーズを投入するとくどくならずにコクが出るのである。オリーブオイルも入れてみたが、これはちょっと馴染みが悪くもう一つだった。

そしてメインはディアボラ風ハンバーグ。そのまま全体にソースをかけて食べるのがまず良い。後はコーンとポテトの所にホットソースと粉チーズを入れて、酒のつまみとしての要素をアップさせるのも悪くないな。



これで十分満足である。

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水曜日の息抜き(7)

2023-02-22 20:35:21 | 飲み歩き・琴似界隈
居酒屋では一品の量が多くてすっかり腹いっぱいになってしまったのだが、酒は全然まだ飲み足りない。こんな時は琴似のバー「D」へ行こう。

たまたまここには2月初めに2回来ているので、今日は今月の新入荷ではなくて、スタンダードカクテル祭りにするか。1杯目はちょっと軽めにキューバリバーだ。


→写真真っ黒だね。

2杯目はクラシックなカクテル、スコッチキルトだ。「ウイスキーのベースを何か指定します?」と聞かれたが、今日はとにかくスタンダードが望ましい。おまかせすると、シーバスリーガルを使っていたようである。



アルコール度数も高く(40度くらい)、飲みごたえもあるが、それでいてスルスルと飲めるのが恐ろしい。

締めはオールドファッションドにする。これはウイスキーに角砂糖、上にフルーツを飾るというあまりカクテルっぽくない飲み物だが、久しぶりに頼んでみるとどうだろう。上にくし形のオレンジ、ライム、レモンとチェリーが飾られており、なかなか写真映えしているではないか。



そして飲んでみると、ほぼほぼウイスキー。味に飾っ気が無いのが良いところなのだが、途中で上の柑橘類を少ししぼってみた。柑橘が3つもあるので、ちょっと酸味が強くなり過ぎたかなあ…。もう少し加減をすれば良かったと思いながらも、今日も気持ちよく飲んだ。

ちょうど次の2人組が来たところで、勘定をしてもらうことにしよう。

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水曜日の息抜き(6)

2023-02-22 18:52:06 | 飲み歩き・琴似界隈
最近恒例となっている水曜日の息抜きだが、特に今日は明日が祝日で休みとあって、より一層息抜き感が高まるというものだ。しかしながら、仕事内容の変化により、来週以降の水曜日テレワークは存続が微妙である。出勤するのが面倒なんだけどなあ。

来週以降のことはとりあえず忘れて、今日は久しぶりに琴似の古くからある居酒屋「Y」へ。入口から入ると大きく左右のブロックに店が分かれている。そっと覗くとメインの右側はすでに混雑が始まっているので、空いている左側へ。小上がりにぼちぼち客がいるが、まだ誰もいないカウンター席に座る。

通常メニューのほかに黒板メニューもあるので、一応それを眺める。



しかし、昨日たまたまテレビで見ていたおでんが食べたい。



まずは燗酒と通し。通しは厚揚げ・大根・ニンジンの煮物で、若干、おでんとかぶっているな。



次に到着したのは黒板メニューからなの花からし和え。といっても辛子が添えられているだけなので、自分で辛子醤油にしてから食べる。



おでんはテイクアウト客のせいで時間がかかっていたが、やっと到着。注文したのは豆腐、じゃがいも、ちくわぶだが、写真で見ると全部白くて華が無いね。



しかしなかなかおでんは美味かった。出汁の味よし、じゃがいもの素材感よし、ちくわぶの歯触りもよろしい。ちくわぶというものを好きではない人も多いと思うのだが、私は一度東京で食べて以来、好みの食べ物なのである。豆腐は滑らかな舌触りだが、まあ普通かな。

混雑してきたので、燗酒をもう1本頼んで、焼物で締めよう。



つくねは肉がたっぷりという感じで、おでんの辛子が残っていたのでそれを付けて食べる。やげん軟骨は二十四軒の居酒屋で良く食べる鶏軟骨より圧倒的に肉が多い。まあ、この辺は値段も違うのだから野暮は言うまい。手羽先も悪くはなかったのだが、裏側が結構焦げていて、一部を残してしまった。

というところで、誰もいなかったカウンター席にも予約の二人連れが来て、さらには飛び込みの一人オジサンが来たので、勘定をしてもらうことにしよう。明日が祝日のせいか、大人数の団体客こそいないものの、感染症があったことをすっかり忘れてしまったような賑わいであった。

 

この店はさすが老舗とあって(創業60年超)、結構な客入りでもちゃんと回っていたのであるが、私はやはり今後も混雑しない店を中心に行くことにしよう。
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月曜日だが

2023-02-20 16:00:49 | 飲み歩き・琴似界隈
月曜日だが、精神的に疲れて琴似のカフェ「KC」へ。私は日・月を基本的に禁酒日にしているのだが、時間も余ったことだしたまには良かろう。

カールスバーグを注文。



もう少し泡の所をきれいに盛ってもらいたいなあ。

読書をしながら、ジントニックを追加。



ふむふむ、これはこれで悪くない仕上がりだ。

飲んだうちに入らねえよと思っていたが、夕方、座椅子で少し寝てしまった。
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自分じゃないんだけどね

2023-02-20 14:54:40 | 日記
今日は自分都合じゃない理由で、午後の仕事を休むことにした。午前中は猛吹雪だったのだが、小康状態になったところで外出する。



行き先はこちら。



入口が分かりにくいが、正面玄関の横には謎のドームがあった(感染症の隔離検査用だろうか)。



かなり早めに来たので、病院内を探索する。建物は古いが、中には舶来コーヒーショップ、コンビニなどがある。それからなぜかガチャガチャが何台も置いてあった。もしかして「人間の内臓」とか「検査機器あれこれ」のような特殊な商品があるのかと思ったら、全然無いみたいだ。



後はあちこちに絵画が飾ってある(全部で30点くらいは見かけた)。有名どころは八木伸子「ぽぴい畑から」かな。



それ以外は卒業生の絵画らしく、卒業年度と名前が書いてあるものがいくつも展示されていた。確かにこの医大は絵画サークルの活動が長年続いている気がする。次の作品は近藤博重「プラハの幻影」。



これは中野良昭「山7月」。



所用を終えて、地下1階の食堂へ。すでに昼飯を食べ終わっているのだが、一応見ておきたい。





カレーと麺類が主力のようだ。一応デザートなんかもある。



食堂の入口から中を拝見。まあ、飾り気のない食堂である。



メニュー表を見ると、日替わり定食もトクトクランチ、GOGOランチ、ヘルシーランチとそろっている。



先週は姉妹都市フェアという企画メニューもあったようだ。



いつか食べに来ることもあるかもね。ということで、病院視察を終えて外に出ると、またもや猛吹雪になっているのであった。



地下鉄駅まで何とか戻り、琴似へ。
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