平成版徒然草

自由気ままにその時々の感想や写真などを残しておきたいと思いBLOG作成を思い立ちました。作成から早9年経過・・

尖閣問題

2012-07-14 03:52:51 | Weblog
前歴が起因するのか、歳のせいか昨今の話題で特に気になるのが《尖閣問題》である。北方領土、竹島はおそらくであるが、日本と近隣国との外交施策を推定するとこのまま、既成事実化、実効支配されている現実とをあわせ、国際的にも《我が国固有の領土》といくら主張しても、北方四島はロシアに、竹島は韓国に乗っ取られるであろう。尖閣諸島も中国の不動のスタンスや高官の発言等からして、軍事力を行使してでも《(中国)固有の領土を堅持する》という考え方に間違いはないだろう。日本は完全にナメられ、馬鹿にされ、それを見て見ぬふりもどきの対応で、不快感や遺憾の意を表す程度で話し合いをすれば丸く穏やかに治まると思っているのだろう。マスコミもパンダの赤ちゃん死亡がそんなに重大なのか、九州地方での集中豪雨被害の次にいまだに報道している。その意図が全くと言って理解できないのだ。日本は周りから明確にいじめに合って、まさに殴りかかってきているのだが、それでもその直前で「チョ、チョット待ってよ、殴るのはよくないよ、暴力はいけないよ・・・」と暴漢に哀願しているようなものだ。これがおかしいと気付かない日本の現状なのだ。時を同じくして、滋賀県大津市の中学校でのいじめによる自殺事件に警察が教育現場(中学校・教育委員会)に介入することが決まった。私の同級生の中にも数名の教師を長年勤めた者もいるので、あまり痛烈な批判はしたくない、とはいえ、教育関係者のあまりにも非常識、無責任な大人たちの結果が生徒が尊い命を自ら絶つ結果を招いたのだと思う。ハインリッヒの法則は以前にも述べたが、ヒヤリハット→小事故→中事故→大事故と大事故が起きるまでに、事故につながる、人的・物的な兆候が必ず潜在しているのである。あくまで報道による情報しかわからない状態で偉そうなことは言えないが、生徒(自殺した生徒や加害生徒たち)の顔の傷、登下校や授業態度、身なり服装や教室の雰囲気等々、自然と緊張感や危機感を感じるはずである。それが遊びの延長としか考えないような教育者であれば全く教師としての資格も素質もないと思う。私の【また従兄弟】の元小学校長は、暇があれば校長先生自らが校庭の草むしりなどし、休みになるとサッカーなど児童たちと接していたようだ。地元の児童の親からもとても尊敬されていた。またもう一人の、竹馬の友の元校長も小学校に上る前からチャンバラや川遊び、ソフトボール等々今では考えられないくらい自由奔放な時代を共に過ごしてきた《悪ガキ》であり、今でも親しく交際している。我々の子供の頃の先生は戦争には負けたものの、まだまだ【気概】に溢れておられたし、いいことと悪いことははっきり教育していただいたと思う。現在はまさに校内暴力、登校拒否などで荒れた頃の子供たちが親になり、モンスターペアレントになっているのだから、教育関係者自らも《腹をくくって》聖職に誇りを持って、命をかけるくらいの根性で子弟教育に当たってほしいものだ。尖閣に関してもノンビリ構えていてはいつの間にか乗っ取られそうになり、ギリギリ直前で政府は保安庁出動、更には防衛出動《出しても後の祭り》と軽い考えで自衛隊を使い走り程度で運用するのではと危惧している。(知人の教育関係者には不快感を抱かせお詫びします)【図は産経から拝借】