８日（月）久しぶりにお休みだったし、風もなく空は雲一つなかったので山梨方面をドライブした。７時にご近所の夫妻との４人で出発。東名高速道路を一路西進、途中《駒門ＰＡ》で富士山からの湧水を汲み、富士ＩＣで下りる。５２号線を北上し、しだれ桜で有名な《身延山久遠寺》を訪ねる。久遠寺はこれで２度目である。しだれ桜は殆ど散っていたが荘厳な久遠寺は参詣客で賑わっていた。８日はちょうど《御釈迦様の生誕》だそうで甘茶をいただく。せっかくだからということで、ロープウエイに乗り、身延山山頂まで行く。富士山には一辺の雲もかかっておらず素晴らしかった。久遠寺を後にし、十数年前に行ったことのある、早川町大原野集落を訪ねる。富士川の氾濫で大被害を受けた住民がその反動もあり奥山の高台地に集落を作り、長い間自給自足の生活を送っていたようだ。過疎化が進み若者が出て行き、４０軒～５０件近くあった民家も【ほとんどそのまま状態】で放置されていた。今は１軒（お婆さんとその息子さん）のみそこで生活をしているとのことだった。ペルーの《マチュピチュ》を想起させる天空の《超限界集落》だった。七面堂という日蓮宗系列のお堂があり、たまたまお婆さんがお参りするとのことで開けていただき、お堂の中を拝見させていただいた。国宝級の仏像や天井画等々は圧倒され、数十年前までの賑やかな住民の歓声が聞こえてくるようであった。そこから５２号線を北上、お気に入りの【みたまの湯】に入る。夕方から夜に変わる時期であり甲府盆地の夜景はいつ見ても素晴らしい。ゆっくりとくつろぎ、談合坂ＳＡでの遅い夕食をとり１１時頃帰宅した。