小学校の4年生というと初めてローマ字と接する頃である。3階の熊野灘を一望するパソコン・ルーム。人懐っこい笑顔に囲まれて、先ず温めていたジョークを一発。これが意外に受けた。ツカミは上々だ。
いつも飽きられたり、シラケさせたりしないかという不安にかられながら、辛抱強く続けているのが、タイプ・レッスン。ホーム・ポジションを意識し、正しい指使いを体得してもらおうという体育会系の授業である。ネタはここ、ゆびまるくんである。
「パソコンなんて大嫌い!」
なんて言われないかの心配は杞憂だった。かなタイプだった子も意欲的に取り組んでくれている。最後に、単発で終わらないように仕掛けを施して終了した。
忘れてならないのは、こうしたソフトを開発し提供してくださる方の存在だ。こまめにメンテナンスを施し、実に使い勝手のよいソフトに育て上げてくれている。
子らが笑う。褒めっこし合う。気持ちのよいクラスだ。300秒が120秒になったやろ。って、その180秒が成長やんな。
先ほどネットで確認したら、自宅で6人ほどがおさらいをしてくれている。ニンマリ。