サーカスの息子〈上〉 (John Irving collection 1989-1998) 価格:¥ 2,520(税込) 発売日:1999-10 |
ここんとこジョン・アーヴィングの「サーカスの息子」にもたついている。なかなか読み進めない。かれこれ半年というもの最初から読み直すという作業が5回ほど続いている。その分ページめくりが余計に遅くなる。悪循環。
舞台はボンペイ。そこで気づいた。現在、ボンペイという街が存在しないことを。
1995年に英語での公式名称がボンベイ(Bombay)から、現地語(マラーティー語)での名称にもとづくムンバイへと変更された。
小説でも映画とサーカスの世界が描かれるが、インド随一の商業及び娯楽の中心都市である。
そして、思い出したのが、旧友の忘れ形見のこと。今、インドへ赴きヨガで研鑽に励んでいる。若者がインドに憧れるのは普遍的な流れのようだ。ぼくたちの頃からだろう。60年代後半、ヨガの持つ高い精神性に惹きつけられ多くの青年たちがインドへ旅立った。
彼女たちのブログを読ませてもらっている。なんとパートナーの女性はペルーへ行ってるらしい。あの空中都市、「マチュピチュ」だ。
悠久の、という形容詞にふさわしいインドでの生活は、かなりドラマチックで、スリリングであり、かつエキサイティングだ。目的の達成と無事帰国を祈るばかりである。
サーカスの息子〈下〉 (John Irving collection 1989-1998) 価格:¥ 2,625(税込) 発売日:1999-10 |