hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

クリスマスが近づく頃

2009-12-17 22:06:09 | 音楽

 小学校のパソコンの講師を仰せつかって8年生になる。周りを見渡せば用務員さんを除いてぼくが一番古株かも知れない。校長先生は高校の1年先輩だからぼくが最年長ではないのは確かだ。その先輩も、当時アイドルとしてもてはやされた永井秀和(お笑い芸人の長井秀和とは別人)のように紅顔の美少年ともて囃されたもののだが、今はその面影は…、さらに渋みを加え、重厚さが漂う。(コホッ。)子どもらに囲まれているから若々しい。先輩を見るとつくづくと思う。だってたまに訪れるだけでも愉しいのだもの。

 

 よく訊かれるが、

小学校では何を教えるのですか?

 

 小学生とパソコンの出会いを見ていると興味深い。彼らを臆さない。きっちり(だれかのを)見ながら覚えるだ。だから適切な手順で導かねばならない。

 

「サンタクロースのそりを引くのは?」

「そう、トナカイさんやねぇ」

「じゃあ、そのトナカイさんは何頭いると思う?」

「それぞれにちゃんと名前があると思うので調べてくれるかな?」

さらに追い打ちをかける。

「それと、オスとメスが何頭ずついるんだろ?」

 

すると、子どもらの中から

「赤鼻のトナカイ、ルドルフってのがおるなぁ」 

と、声がする。ひとりかふたりはクラスの中にこういう子らがいる。

 

「それでは、インターネットを使って調べてみようか。
検索の窓にどういう言葉を入れたら手っとり早いやろうなぁ」

 

 みなさんもぜひトナカイの名前を調べてみられて?

 

 子どもたちはこんなサイトを見つけてくる。

赤鼻のトナカイ ~ルドルフの秘密~

 このページに書かれた「ルドルフはどのようにして生まれてきたの?」を熟読してほしい。哀しく、切ないルドルフの誕生秘話だ。

 

 グーグルが飛躍的に便利になっている。それに合わせてぼくらはどう利用したらよいのか模索する。大人も子どももないのだ。検索名人は今や横一線、スタートは同じかも知れない。

 

 クリスマスの頃となると、カードや年賀状もそうだが、ネタ(教材)は豊富だ。

 

 画家として名を馳せた校長先生だが、最近、一眼レフのデジカメを片時も離さない。スケッチ代わりにパシャパシャだ。そんな先輩の近作が、「サンピラー(太陽柱)」である。シャッターチャンスを逃さないのが凄い。

 

Sun_pillar