自転車であちらこちら気軽にぶらつくことをポタリングという。まあ、サイクリングというより散歩程度に軽く走るから「散走」と呼ぶべきかな、と適当にそう呼んでたら、ウィキペディアに同じことが書いてあったのでびっくりした。駄洒落じゃないのだ。
一月は例年になく寒かったと思う。どれだけ厳しかったかは、走行距離が証明している。写真が証拠だ。
46.56km/月
昨年10月に自転車を入手した頃の休日の一日分の距離でしかない。鵜方から、夏草経由で、五ヶ所浦を往復した距離。厳寒の候は言い訳にできない。惰弱というか、軟弱というか、情けない。娘のこういうイヤミが聞こえそう。
出不精、デブ症候群
自転車、風が冷たいもんな、と言ってられない。2月は頑張る所存。
ワイヤレス・マウスが壊れたので自転車でひとっ走り、ということは暖かい日だった。ワイヤレス・マウスはロジクールがお勧め。
で、買ってからその足を、「コンドルは飛んで行く」まで延ばした。
なんでも、人材さんの手を借りて、小川のせせらぎをより鮮明に際立たせることに成功した、と聞いたから。
なるほど窓から眺める冬枯れの木立が素晴らしく、あたかも軽井沢にでもいるかのような…、行ったことないけど、軽井沢。フランスの歌手、アダモに「想い出の小川」という歌があったけど、ぼんやり見やるだけでメロディが聞こえるようだ。
訪れるたびに様子や印象が異なる店だが、せせらぎと枯野の借景のハーモニーが絶妙で、雰囲気がさらに倍加した。読書してもいいし、陽だまりの素敵なコーナーでうたた寝してもいい。この場所で、贅沢な時間が過ごせることは請け合える。
最近、いろんな人に「コンドルは飛んで行く」を勧め、「行ってきましたよ、よかったよ」の反響が嬉しい。ブロガーさんだけでも
ありんこな日々 隠れ家カフェ コンドルは飛んでゆく
Welcome to my room. Nice places to visit!!
と、好評だ。
店主の宮さんが、
ヨウたどり着きはったねぇ!
と、びっくりするほど迷われる方も多い。道案内の看板を幾たびも増設したほどで、実際、角々には看板が目立っている。
が、実は、帰り道、国道に戻るまでが難しい。角を曲がり間違えると山道を抜け出すのが困難になる。ぜひ、あなたにも挑戦していただきたい。