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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

プー横丁の家

2005-10-16 22:30:25 | 音楽
 Y子さんがiPodを買いたいという。ところが種類がいっぱいあってどれを選べばよいか判断に苦しんでいる。訊く相手が違うような…、気がしないでもない。
「いちばん安いの!」
答えは決まっている。予算に合わせて選ぼう。軽くて、薄くて、持ち運びに便利なのに越したことはない。

 昔ウォークマン、今アイポッド…。隔世の感がある。仮にぼくが持てるとしたら(モテナイ症候群は治癒しない)、桂枝雀の全集を取り込むことになる。それと、20年前に通販で買った、「The Modern Folk Best Collection(愛と青春のモダン・フォーク全集)」を忘れずにインポートしたい。これだけでCDが10枚、205曲ほどある。となると容量が推測でき、自ずと機種が決まってくる。1万円台のiPod shuffleでは最大1GBもの記憶スペースか、と驚いていたら、最近出たnanoにいたっては、あのサイズで、2GB(500曲)と4GB(1,000曲)なんだとか。上位機種にいたっては30GBと60GBの2つのモデルがあり、最大15,000曲、25,000枚の写真、150時間のビデオが楽しめる。実際、こんな具合だと、全部聴くのとぼくの寿命とどっちが先だろうと思案するばかり。当時でさえ、欲しくてもなかなか買えなかったウォークマンが遥か遠くに霞んでいる。
「あれは何やったんや?」

 曲を買ったり、iPodに転送したりするには、無料でダウンロードできるiTunesをインストールすると便利である。たった4日間で100万曲ダウンロードを達成してしまったと評判のiTunesミュージックストアは、ぼくが利用していたMORAをあっという間に追い越した。在庫はふんだんにあるし、視聴もワンクリックで簡単だし、一曲が150円ぐらいで購入できる。

 ここで恥をさらすようだが素直に告白しておく。実は、購入手続きをするには「サインイン」のアイコンをクリックして、ID(メールアドレス)とパスワード(自分で決める)、名前・住所などもろもろの個人情報を入力し、最後にクレジットカードのナンバーを入れるようになっている。手続きとしては難しいものではない。ところが、ぼくがサインインをしようとすると英語の画面しかでない。住所には日本さえない。これで2週間ほどホラクリにしてた。今日、よくよく見てみたら、画面の一番下で「日本」を選択できるボックスがある。ぼくがブルーグラスミュージックを捜そうと米国版に入り浸っていたからか。そうと分かればあとは楽々。

 で、The Nitty Gritty Dirt Bandの「House At Pooh Corner(プー横丁の家)」を購入した。「購入したもの」のブースを右クリックすると、メニューに「プロパティ」があり、ダイアログボックスが開くと、「概要」、「情報」、「オプション」、「歌詞」、「アートワーク」のタブ(見出し)がある。これが便利だし、いろいろ遊べそうだ。「概要」にはアルバムジャケットの画像が表示されるようになっている。
「当時のアルバムはレコードだったよなぁ」
そんなことを思い出して、ウエスト70センチの時代が甦った。懐かしさに浸る秋の日曜日である。


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